『観客が常にステージの前面で観ているような臨場感を劇場に伝えるドラマティックな映像を構成した』ハル・アシュビー(監督)
監督|ハル・アシュビー
出演者|ザ・ローリング・ストーンズ:ミック・ジャガー、キース・リチャーズ、チャーリー・ワッツ、ビル・ワイマン、ロン・ウッド
サポート・メンバー:イアン・スチュワート、イアン・マクレガン、アーニー・ワッツ、ボビー・キーズ
製作|ロナルド・L・シュワリー
撮影|カレブ・デシャネル、ジェラルド・フェイル
編集|リサ・デイ
本作が撮影されたのは、アリゾナ州テンピのサン・デヴィル・スタジアムにおける屋外ライヴとニュージャージー州イーストラザフォードのメドーランズ・アリーナにおける屋内ライヴの2公演。とりわけサン・デヴィル・スタジアムでは20台のカメラを動員してフィルムの全長34万フィート、時間にしてのべ63時間にもおよぶ膨大な量の撮影が行われている。さらにヘリコプターを使った上空からの空撮など、スペクタル・ショットを撮るためにさまざまな手法を駆使している。アルバム『刺青の男』のミックスも手掛けているボブ・クリアマウンテンが、当時の最新機器である24chステレオで録音した音源をミックス。バンド結成20周年にあたる翌1982年のプレミア上映を経て、1983年1月に全米/同3年6月25日より日本で公開され大ヒットを記録している。音楽史に燦然と輝く記録映画として、老若男女問わず今もなお多くの音楽ファンに広く愛される作品となった。メンバーは当時30代後半から40代前半と今の年齢の半分の若さ。1973年に幻となった初来日公演もさることながら、80年代にかけても一度たりとも日本に足を踏み入れることがなかったストーンズ。あの時のストーンズならではのエナジーをスクリーンからビシビシ感じてほしい。まるでライヴを間近で見ているような臨場感で、目まぐるしく動き回るステージ・パフォーマンスを堪能しよう。
■ザ・ローリング・ストーンズ/THE ROLLING STONES
ミック・ジャガー[ヴォーカル]
キース・リチャーズ[ギター]
チャーリー・ワッツ[ドラム]
ビル・ワイマン[ベース]
ロン・ウッド[ギター]
プロフィール(UNIVERSAL MUSIC JAPAN)▶
■ハル・アシュビー/Hal Ashby
1929年9月2日、アメリカ合衆国ユタ州出身。映画編集者として映画界に入り『夜の大捜査線』(1967年)でアカデミー編集賞を受賞している。後に監督となり『ハロルドとモード 少年は虹を渡る』(1971年)、『さらば冬のかもめ』(1973年)、『シャンプー』(1975年)、『帰郷』(1978年)などを手がけ、『帰郷』ではアカデミー監督賞にノミネートされた。カンヌ国際映画祭においてパルム・ドール候補として4回ノミネート。1988年12月27日死去。享年59歳。
Exhibitionism-ザ・ローリング・ストーンズ展
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開催会場:TOC五反田メッセ (東京都品川区西五反田6-6-19)
開催日程:2019年3月15日(金)~5月6日(月・振休)
開館時間:月~金・土・祝前日 11:00~20:00 ※最終入館 19:30まで 日・祝日 11:00~18:00 ※最終入館 17:30まで
展示数500点以上
※一部展示を除き撮影可能 年齢制限小学生以下入場無料(但し保護者同伴に限ります)