STORY ピンク・フロイド50周年記念&ライヴ絶響上映1周年記念!デヴィッド・ギルモア『Live at Pompeii』一夜限りのライヴ絶響上映@Zepp東阪 2017年9月25日

STORY

天にも昇るが如く。桃源郷へと誘う、儚くも美しい夢幻の調べ。
古代ローマ時代に想いを馳せ、眩いばかりの光と天にも昇るが如く
ギルモアのギターに包まれ、酔いしれる夜。

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原題|David Gilmour Live at Pompeii

2017年/英国/16:9/2K ※上映楽曲は未定。上映時間は105分を予定。

Zepp DiverCity(TOKYO)/Zepp Namba(OSAKA) |2ch/BD

札幌シネマフロンティア/T・ジョイ博多|5.1ch/DCP

ミッドランドスクエア シネマ(名古屋)|ドルビーアトモス/DCP

Produced by David Gilmour
Mixed by Andy Jackson and David Gilmour
Directed by Gavin Elder

“The Voice and Guitar Of Pink Floyd”デヴィッド・ギルモア、ピンク・フロイド以来45年ぶりとなる、ポンペイ円形闘技場でのライヴが実現。2016年7月7日と8日、世界遺産となっている2000年以上前のローマ時代の石造りの歴史的建造物、「ポンペイ円形闘技場」で行なわれた歴史的ライヴを収録。ギルモアのキャリア全体を網羅し、ピンク・フロイドの名曲の数々を披露(13曲のフロイド・ナンバーを演奏)。コンサートは巨大な円型スクリーンから放たれる光の洪水、想像力を掻き立てる様々な神秘的な映像、レーザー光線を駆使した極彩色のライティング、パイロや花火など、まさにピンク・フロイドを彷彿させる音と映像が融合した、壮観な大スペクタクル・ショーとなった。西暦1世紀にグラディエーター(剣闘士)たちが戦ったその場所に2000人強の観衆が立ち、ローマ時代の石造りの円形闘技場で行われた史上初のロック・コンサートという歴史的なイベントとなった。

【EPK パート1日本語訳】

誰が言い出したのかは思い出せないけど、僕たちは新しい演奏場所を物色して提案をしていた。
ポンペイでやるというアイデアが持ち上がってすぐ、僕は「やろう」といったんだ。勿論と。
絶対無理だろうとは言ったけどね。許可されるとは思えないけど、やってみようと。
そしてやってみて、実現したんだ。

僕たちは今のポンペイの街の中心部にエスコートされて、町庁舎に行ったんだ。
そこで町長に会ったら、町長が僕に名誉市民権を与えてくれた。
ポンペイの町自体も、町長も、アイデアを全面的に好意的に受け容れてくれたんだ。

ポリーと僕が足を踏み入れると、前回来た時のあらゆる記憶がよみがえって来た。
当時のヒース・ロビンソン(Heath Robinson)的なセットアップとかもね。
ブルネル(Brenell)の8トラックのテープ・マシンが後方に鎮座していて、
何百本ものちょっとしたケーブルや小さなミキシング・デスクがあった。
当時サウンド的にあれだけのものを作れたのはすごいことだったね。
灼熱の太陽の下で何テイクも繰り返し録ったんだ。
だから今回行ったとき、あの場所には色んな記憶や亡霊がぶら下がっていたんだ。

人生最高のひとときだったよ!
最初から最後まで楽しんだよ。

【EPK パート2日本語訳】

「虚空のスキャット」はあのツアーではそれまでやっていなかったね。何年も何年も何年もやっていなかった。
ルイーズ・マーシャルとうちのシンガーたちが、素晴らしいアレンジを作ってくれたよ。
早くやってみたくてたまらなかったし、早い段階で披露してしまいたい誘惑を抑えないといけなかった。

勿論「吹けよ風、呼べよ嵐」もやった。あれもツアーではやっていなかったね。
’71年当時にピンク・フロイドで(ポンペイで)やった唯一の曲なんだ。そして今回またやった。

最初から最後まで一貫性があって、何か物語のようなものがあるものが欲しいんだ。押し付けがましいものではなく、何か特別な意味があるものがね。
自分を最初から最後まで突き動かすムードの物語のようなものが欲しいんだ。

インプロヴィゼーションができる箇所がある曲がいくつかあってね。
大半は勿論僕にやらせてもらったけど、チャック(・リーヴェル)、グレッグ(・フィリンゲインズ)、サックスのジョアン・メロ、それからギターではチェスター(・ケイメン)がインプロヴィゼーションをやった。

僕はある意味完璧を求めるたちだけれど、同時にレコードと同じく完璧に演奏されているのが自分の「完璧」の概念だとは思っていない。
ライヴ感のある音楽にしたいからね。僕とプレイする人たちには、本人やその場のムードにあった形で少し演奏を変えるような自主性を望んでいるんだ。
実際に楽しみながらプレイして音楽を作れるようなものを目指したいんだ。

  • [本公演で演奏された楽曲(セットリスト)]※上映楽曲は未定。上映時間は105分を予定。
  • 01. 5 A.M. / 午前5時の旋律(デヴィッド・ギルモア『飛翔』)
  • 02. Rattle That Lock / ラトル・ザット・ロック~自由への飛翔(デヴィッド・ギルモア『飛翔』)
  • 03. Faces of Stone / 夢のままに(デヴィッド・ギルモア『飛翔』)
  • 04. What Do You Want From Me / ホワット・ドゥ・ユー・ウォント・フロム・ミー(ピンク・フロイド『対(TSUI)』)
  • 05. The Blue / ザ・ブルー(デヴィッド・ギルモア『オン・アン・アイランド』)
  • 06. The Great Gig in the Sky / 虚空のスキャット(ピンク・フロイド『狂気』)
  • 07. A Boat Lies Waiting / 天国への小舟(リチャード・ライトに捧ぐ)
  • 08. Wish You Were Here / あなたがここにいてほしい(ピンク・フロイド『炎~あなたがここにいてほしい』)
  • 09. Money / マネー(ピンク・フロイド『狂気』)
  • 10. In Any Tongue / 狂気の世界(デヴィッド・ギルモア『飛翔』)
  • 11. High Hopes / 運命の鐘(ピンク・フロイド『対(TSUI)』)
  • 12. One of These Days / 吹けよ風、呼べよ嵐(ピンク・フロイド『おせっかい』)
  • 13. Shine On You Crazy Diamond(Parts I-V) / クレイジー・ダイアモンド(ピンク・フロイド『炎~あなたがここにいてほしい』)
  • 14. Fat Old Sun / デブでよろよろの太陽(ピンク・フロイド『原子心母』)
  • 15. Coming Back to Life/転生(ピンク・フロイド『対(TSUI)』)
  • 16. On an Island / オン・アン・アイランド(デヴィッド・ギルモア『オン・アン・アイランド』)
  • 17. The Girl in the Yellow Dress / 黄色いドレスの少女(デヴィッド・ギルモア『飛翔』)
  • 18. Today / TODAY~今日を生きる(デヴィッド・ギルモア『飛翔』)
  • 19. Sorrow / 時のない世界(ピンク・フロイド『鬱』)
  • 20. Run Like Hell / ラン・ライク・ヘル(ピンク・フロイド『ザ・ウォール』)
  • 21. Time / Breathe (reprise) / タイム~ブリーズ(リプリーズ)(ピンク・フロイド『狂気』)
  • 22. Comfortably Numb / コンフォタブリー・ナム(ピンク・フロイド『ザ・ウォール』)

■デヴィッド・ギルモア [Voice and Guitar of PINK FLOYD] デヴィッド・ギルモア(David Gilmour)はピンク・フロイドの歌とギターを担当し、ソロ作品でも大きな評価を得ている、世界に名高いシンガー、ソングライター、偉大なるギタリストの一人。ソロ作としては1978年『デヴィッド・ギルモア』、1984年『狂気のプロフィール』、2006年『オン・アン・アイランド』(全英1位獲得。多くの国でトップ10入り)とこれまでに3作リリース。2014年9月にはピンク・フロイドとして『永遠(TOWA)』をリリース。ギルモアはこの作品がバンドの最後の作品になると語った。同作はイギリスをはじめ13ヶ国で1位を獲得。2015年9月に通算4作目のソロ・アルバム『Rattle That Lock』が発売された。
 
David Gilmour /Live At Ponpeiiデヴィッド・ギルモア『ライヴ・アット・ポンペイ』
2017年10月11日発売予定(海外発売9/29)

■ピンク・フロイド 全世界で2億5千万枚以上のセールスを誇り、永遠にロック史に輝く”時代を超越する音芸術”ピンク・フロイド。もともとは'60年代半ば、サイケデリック・ロック・バンドとして、天才シド・バレット(G, Vo)を中心に結成された。他のメンバーは、ロジャー・ウォーターズ(B)、リチャード・ライト(Key)、ニック・メイソン(Dr)。バンド名は、ピンク・アンダーソン、フロイド・カウンシルという2人のブルースマンから取られている。'67年、2枚のシングルをヒットさせたあと、ファースト・アルバム『夜明けの口笛吹き』を発表。高い評価を得たこのアルバムは、シド・バレット色が濃い内容だった。翌年頭に、デヴィッド・ギルモア(G)がバンドに参加。一方、シドは精神に不調をきたし、実質的にバンドを去る。ピンク・フロイドはそれまでの実験的な面に、長い楽器パートを含んだ曲構成を取り入れ、のちにプログレッシヴ・ロックと呼ばれる体裁を徐々に整えていった。そして彼らの音楽が最高の形で実を結んだのが'73年の『狂気』。楽曲、演奏、精神、録音、すべての面において成功したアルバムといっていいだろう。全米No.1を獲得し、チャート内に741週とどまるという記録を打ち立てた。これまでに最も売れたロック・アルバムの1枚で、現在もなお全世界中で売れ続けている。アメリカのビルボード200位以内に15年間チャート・インしたモンスター・アルバムである。その後も'75年『炎~あなたがここにいてほしい』、'77年『アニマルズ』、'79年『ザ・ウォール』と傑作アルバムを発表。'83年『ファイナル・カット』をリリース後実質的に活動停止。'86年にロジャー・ウォーターズはバンドを脱退するが、ギルモアを中心とした他のメンバーとの法廷闘争まで発展。結局ギルモア中心のフロイドとして継続。87年に『鬱』を発売、その後のツアーも大成功。94年の『対(TSUI)』を最後にオリジナル作は発売されなかったが、2005年夏に行われた「LIVE 8」にてロジャー・ウォーターズも参加し、一夜限りの奇跡の再結成を果たす。その後再結成ツアーが期待されたが、残念ながら実現していない。2006年7月7日、ピンク・フロイドの創始者でもあるシド・バレットが死去。また2008年9月15日にはリチャード・ライトも死去。2014年11月、1994年以来20年ぶりとなる新作『永遠(TOWA)』をリリース、これがラスト・アルバムとなる。2017年の今年はデビュー50周年。5月よりロンドンV&A博物館でピンク・フロイド大回顧展「The Pink Floyd Exhibition: Their Mortal Remains」が開催される。

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