You’re Driving Me Crazy / Van Morrison and Joey DeFrancesco ユーアー・ドライヴィング・ミー・クレイジー
ヴァン・モリソン&ジョーイ・デフランセスコ


ヴァン・モリソンの新作はオルガンの巨匠にしてトランペットの達人でもあるジョーイ・デフランセスコとの共演作品!

ユーアー・ドライヴィング・ミー・クレイジー

ヴァン・モリソン&ジョーイ・デフランセスコ

201852発売

¥2,400+税

SICP-5759

解説:五十嵐 正、歌詞・対訳付き


●近年、精力的に新作を発表し、そのいずれの作品も高い評価を得、大ヒットを記録している北アイルランドが生んだレジェンド・ミュージシャン、ヴァン・モリソン。

●今作『ユーアー・ドライヴィング・ミー・クレイジー』は2017年12月発表のジャズの名曲カヴァー・アルバム『ヴァーサタイル』に続く、39作目となるスタジオ・アルバム!

●今作では、オルガンの巨匠にしてトランペットの達人でもあるジョーイ・デフランセスコと、彼のバンド・メンバーであるダン・ウィルソン(ギター)、マイケル・オード(ドラムス)、トロイ・ロバーツ(テナー・サックス)との共演が実現。

●「ミス・オーティス・リグレッツ」、「ザ・シングス・アイ・ユースト・トゥ・ドゥ」、「エヴリデイ・アイ・ハヴ・ザ・ブルース」などのジャズやブルースの名曲、「ハヴ・アイ・トールド・ユー・レイトリー」、「ヤング・ラヴァーズ・ドゥ(若き恋人たち)」、「マジック・タイム」といったヴァン自身の過去の楽曲に新鮮な解釈を加えた内容となっており、ヴァン・モリソンのファンのみならず、ロック・ファン、ブルース・ファン、ジャズ・ファンにとっても興味深い作品に仕上がっている。

●今回初共演となるジョーイ・デフランセスコはアメリカ人のジャズ・オルガニスト、トランペッター&ヴォーカリストでグラミー賞のノミネート経験もある才人。16歳で初めてのレコーディング契約を結んで以来、30作以上ものアルバムをリリースしており、マイルス・デイビス、ジミー・スミス、レイ・チャールズ、ベット・ミドラー、デヴィッド・サンボーン、アルトゥーロ・サンドヴァル、ラリー・コリエル、フランク・ウェス、ジョン・マクラフリン、ダニー・ガットン、エルヴィン・ジョーンズなど、多岐にわたるアーティストとステージやスタジオで共演経験もある。ダウン・ビート誌の評論家による人気投票(オルガン部門)で9回1位を獲得しており、ジャズ・タイムズ・アワードの受賞経験も多数、ハモンドの殿堂入りを果たした初代ラインナップの1人でもある。


【収録曲】

  • 01. ミス・オーティス・リグレッツ  Miss Otis Regrets [コール・ポーター]
  • 02. ホールド・イット・ライト・ゼア  Hold It Right There
       [ドジー・テリー、ウィリアム・グレイ、エディ・“クリーンヘッド”・ヴィンソン]
  • 03. オール・セインツ・デイ  All Saints Day [ヴァン・モリソン]
  • 04. ヤング・ラヴァーズ・ドゥ(若き恋人たち) The Way Young Lovers Do [ヴァン・モリソン]
  • 05. ザ・シングス・アイ・ユースト・トゥ・ドゥ  The Things I Used To Do [エディ・ジョーンズ]
  • 06. トラヴェリン・ライト  Travellin' Light [ジョン・マーサー、ジェームズ・マンディ、ジェームズ・ヤング]
  • 07. クロース・イナフ・フォー・ジャズ  Close Enough For Jazz [ヴァン・モリソン]
  • 08. ゴールドフィッシュ・ボウル  Goldfish Bowl [ヴァン・モリソン]
  • 09. イヴニング・シャドウズ  Evening Shadows [ヴァン・モリソン、アッカー・ビルク]
  • 10. マジック・タイム  Magic Time [ヴァン・モリソン]
  • 11. ユーアー・ドライヴィング・ミー・クレイジー  You're Driving Me Crazy [ウォルター・ドナルドソン]
  • 12. エヴリデイ・アイ・ハヴ・ザ・ブルース  Every Day I Have The Blues [ピーター・チャットマン]
  • 13. ハヴ・アイ・トールド・ユー・レイトリー  Have I Told You Lately [ヴァン・モリソン]
  • 14. スティックス・アンド・ストーンズ  Sticks and Stones [タイタス・ターナー]
  • 15. ケルティック・スウィング  Celtic Swing [ヴァン・モリソン]
  • ※カッコ内は各楽曲の作家名

【バイオグラフィ】

ヴァン・モリソン Van Morrison

今年72歳(1945年8月31日生まれ)を迎える北アイルランド出身のシンガー・ソングライターの重鎮中の重鎮。未だに来日公演が実現していない数少ないビッグ・アーティストのひとり。1963年、ゼムのメンバーとしてデビュー。そのソウルフルなヴォーカルが注目を浴び、名曲「グローリア」をヒットさせるなど、人気を獲得。1966年にゼムを脱退。1967年にバート・バーンズが設立したレーベル、バング・レコードとソロ契約。「ブラウン・アイド・ガール」が全米10位の大ヒットを記録。翌年、ワーナーミュージックに移籍し、1968年『アストラル・ウィークス』(1968年)、『ムーンダンス』(1970年)、『テュペロ・ハニー』(1971年)など、名盤を次々と発表。R&Bやジャズ、フォーク、ブリティッシュ・トラッド、ケルト音楽などの様々な要素を取り入れた音楽性は、高い評価を受ける。以降も数々の作品を世に送り出し、ヨーロッパを中心に絶大な人気を誇っている。また、その高い音楽性、歌唱力、カリスマ性から、多くのミュージシャンからリスペクトを受けており、彼に影響を受けたミュージシャンは数多い。1993年にロックの殿堂入りを果たす。2015年3月にソニー・ミュージック移籍第一弾となる『デュエッツ:リワーキング・ザ・カタログ』をリリース。豪華アーティストを迎え、自身の作品をカヴァーした内容は大きな話題を呼んだ。昨年7月には1973年のツアーの模様を収めた名盤『魂の道のり』の完全版、9月には36作目となるアルバム『キープ・ミー・シンギン』を発売。現在も第一線で活躍を続けている。