- 01. Rosanna|ロザーナ
- 02. Make Believe|メイク・ビリーヴ
- 03. I Won’t Hold You Back|ホールド・ユー・バック
- 04. Good For You|グッド・フォー・ユー
- 05. It’s A Feeling|イッツ・ア・フィーリング
- 06. Afraid Of Love|アフレイド・オブ・ラヴ
- 07. Lovers In The Night|ラヴァーズ・イン・ザ・ナイト
- 08. We Made It|ウィ・メイド・イット
- 09. Waiting For Your Love|ユア・ラヴ
- 10. Africa|アフリカ
- 11. Devil’s Tower|デヴィルズ・タワー (from 『OLD IS NEW』〈2018〉)
- 12. Fearful Heart|フィアフル・ハート (from 『OLD IS NEW』〈2018〉)
- 13. In A Little While|イン・ア・リトル・ホワイル (from 『OLD IS NEW』〈2018〉)
- 14. Oh Why|オー・ホワイ (from 『OLD IS NEW』〈2018〉)
- M11-14: CD層のみのボーナス・トラック 日本初CD化/1981年~1982年頃の『TOTO IV』 レコーディング・セッション時に未完のアウトテイクだったオリジナル・マテリアルに、2018年の ルカサーやぺイチが追加録音(故ポーカロ兄弟との時空を超え た共演を含む)で完成させた4曲
- SACD 層(全10曲)a Multi 5.1ch|Stereo 2ch 2002 年 DSD マスタリング(オリジナル・アナログマスターより) Mixed for 5.1ch サラウンド by エリオット・シャイナー Mastered for 5.1ch サラウンド by ダルシー・プロペル 本作のマルチ音声盤は日本初リリース
- CD 層(全14曲) Stereo 2ch 2018 年デジタル・リマスター(オリジナル・アナログマスターより) Remastered by TOTO & エリオット・シャイナー ※現存する最新リマスター音源(デビュー40 周年時リリースの 『ALL IN』BOX より)を採用 日本初 CD 化 4 曲を追加収録
リリース 40 周年。グループ結成 45 周年、ジェフ・ポーカロ没後 30 年記念。 TOTO の代表作にして AOR、ROCK 史上最重要盤の一つ『TOTO IV~聖なる剣』。 思い出のアイテムの数々を初復刻した、ファン垂涎の永久保存盤が日本独自企画で登場!
TOTO|TOTO IV~聖なる剣 40周年記念デラックス・エディション
高い技術とセンスに裏打ちされた斬新で緻密なスタジオ・ワーク、更に R&B を背景とした幅広い音楽性と洗練された都会的なサウンド・メイキングが高次元で結実した、TOTO通算4枚目のスタジオ・アルバム 『TOTO IV~聖なる剣』(’82年発表)。バンドにとって初の全米No.1シングルとなった「アフリカ」 や「ロザーナ」(全米2位)といった普遍の名曲が誕生し、全世界で1200万枚以上のセールスを記録。 第25回(’82年度)グラミー賞では最優秀アルバム賞と最優秀レコード賞を含む、当時史上最多の主要6部門を受賞した、TOTO の最高傑作にして金字塔。『TOTO IV~聖なる剣 40周年記念デラックス・エディション』 日本独自企画の完全生産限定盤2022年8月3日(水)発売!
『TOTO IV~聖なる剣 40 周年記念デラックス・エディション』 が、日本初リリースの 5.1ch 音源や日本初CD化の貴重なボーナス・トラック4曲を追加収録した7インチ紙ジャケット仕様のSACDマルチ・ハイブリッド盤で発売決定。数々の思い出のアイテムを復刻した豪華封入特典で、1982 年当時を追体験!!
今年 2022 年は、<シティポップ>の音像形成にも多大な影響を与えた TOTO の代名詞ともいうべき歴史的名盤 『TOTO IV~聖なる剣』がリリース 40 周年。更に、今年は TOTO の結成 45 周年であると同時に、バンドの精神的支柱でもあった伝説の名ドラマー、ジェフ・ポーカロの没後30年(‘92 年8月5日没)にもあたる。そんなビッグ・メモリアル・イヤーに、日本独自企画となる 『TOTO IV~聖なる剣 40 周年記念デラックス・エディション』 の発売が決定した。
『TOTO IV~聖なる剣』 は、高い技術とセンスに裏打ちされた斬新で緻密なスタジオ・ワーク、R&B を背景とした幅広い音楽性と洗練された都会的なサウンド・メイキングが高次元で結実した、TOTO通算4枚目のスタジオ・アルバム(‘82 年)。バンドにとって初の全米 No.1シングルとなった 「アフリカ」 や 「ロザーナ」(全米2位)といった普遍の名曲が誕生し、全世界で1200万枚以 上のセールスを記録。第25回(’82 年度)グラミー賞では最優秀アルバム賞と最優秀レコード賞を含む、当時史上最多の主要6部門を受賞した TOTO の最高傑作にして金字塔となっている。
このたび発売が決定した日本独自企画の 『TOTO IV~聖なる剣 40 周年記念デラックス・エディション』 は SACD マルチ・ハイブ リッドディスクを採用。SACD 層には、オリジナル・アナログマスターからの DSD マスタリングによる 5.1ch サラウンド音声と 2ch ステレオ音声を収録。日本初リリースとなる 5.1ch 音声は、5 本のスピーカーから分離良く飛び出してくる緻密に構成されたサウンド に圧倒される。CD 層は、スティーリー・ダンとの仕事で知られるエリオット・シャイナーが 2018 年(TOTO のデビュー40 周年時) にメンバー監修のもとでリマスタリングを行った、現存する最新リマスター音源を採用している。また、CD 層にはボーナス・トラッ クとして、1981 年~1982 年頃の 『TOTO IV~聖なる剣』 レコーディング・セッション時では未完のアウトテイクだったオリジナ ル・マテリアルに、2018 年のルカサーやぺイチが追加録音 (故ポーカロ兄弟との時空を超えた共演を含む)をして完成させた 4 曲が追 加収録されている。
パッケージはアナログ・シングルレコードサイズの7インチ紙ジャケットに数々の思い出のアイテム(メモラビリア)を復刻した封入特典満載の豪華仕様で、1982 年 5 月 17 日(月)の日本武道館公演チケットや同公演告知ポスター、ツアー・パンフレットも 40 年振りに復刻。初回発売時と再発時のアナログ LP 帯や、当時封入されていた<メンバーのセッション・リスト>も復刻して封入。更に、 日本で『TOTO IV~聖なる剣』 からカットされた 7 インチ・アナログ(ドーナツ)盤シングルのジャケットも全て復刻されており、 1982 年当時を追体験させてくれる充実の内容になっている。
『TOTO IV~聖なる剣 40 周年記念デラックス・エディション』 は日本独自企画の完全生産限定盤で、2022 年 8 月 3 日(水)発売。
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- 2022年8月3日発売
- 完全生産限定盤
- SICP10139-40 / 特別価格:税込¥4,950(税込)
- [パッケージ仕様]
- ●SACD マルチ・ハイブリッドディスク仕様SACD層・CD層の詳細はこちら●18cm×18cm の 7 インチ W 紙ジャケット仕様
- [パッケージ収録内容]
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◆オリジナル LP(US 初版)内袋復刻
◆オリジナル LP(国内盤)初版・再発盤帯復刻 ※リバーシブル仕様
◆オリジナル LP(国内盤)風レーベル面 CD <封入特典>
◆1982 年 JAPAN ツアー・パンフレット(カラー44P:リサイズ) 〈40 年振り復刻〉
◆1982 年 JAPAN ツアー 5 月 17 日(月)日本武道館公演チケット(原寸大) 〈40 年振り復刻〉
◆1982 年 JAPAN ツアー 日本武道館公演告知ポスター(リサイズ) 〈40 年振り復刻〉
◆『TOTO IV~聖なる剣』 からカットされた日本盤 7 インチ・アナログ・シングル・ジャケット 4 種 (原寸大) 〈40 年振り復刻〉
◆『TOTO IV~聖なる剣』 オリジナル LP(国内盤)帯 2 種 (被せタイプ帯と再発盤:リサイズ) 〈40 年振り復刻〉
◆『TOTO IV~聖なる剣』 国内再発盤 LP(1984 年)に封入された、 TOTO メンバーのセッション・リスト BOOK (リサイズ)
◆1982 年初発売時の日本盤 LP ライナー・ノーツと 84 年再発盤 LP ライナー・ノーツに加え、 メンバー自身による 『TOTO IV』 全曲解説、更に新規ライナー・ノーツ(金澤寿和)と 歌詞対訳を掲載した日本語ブックレット(モノクロ 44P)
80年代ロックの金字塔『TOTO IV~聖なる剣』に寄せて
TOTOの歴史は、ボズ・スキャッグスの名盤『シルク・ディグリーズ』(1976年)のLA録音でスタジオに集められたジェフ・ポーカロ(ドラム)、デヴィッド・ペイチ(キーボード)、デヴィッド・ハンゲイト(ベース)が意気投合したことから始まった。そこに高校を卒業したばかりのスティーヴ・ポーカロ(ジェフ弟/キーボード)とスティーヴ・ルカサー(ギター)が加わり、SSフールズのボビー・キンボール(ボーカル)が合流、黄金期のTOTOが誕生する。
- TOTO 『宇宙の騎士』 1978年
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卓越した技量を活かしデビュー作『宇宙の騎士』(’78年)でジャズ、ソウル、クラシック、ロックを網羅する音楽遍歴を誇示。ジャンルのクロスオーバーが進んでいた時代と見事にシンクロした彼らは『ハイドラ』(‘79年)でスケールの大きいサウンドをコンセプチュアルに表現。『ターン・バック』(’81年)ではルカサーのギターを前面に押し出しハードでダイナミックなサウンドを展開。さらなる刺激を追い求めたTOTOは4枚目のアルバムで時代の最高点に到達する。
- TOTO 『ハイドラ』 1979年
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- TOTO 『ターン・バック』 1979年
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4枚目のアルバムにおいてレコード会社から商業的成功を絶対使命とされたTOTOは重圧のなかで新しいアイデアを加えるためのゲスト参加と腰をすえる長期制作を決断。レコーディングに約9か月、1000時間を費やし、ロンドンまで出向きストリングを重ねた。 先行シングル「ロザーナ」ではトム・スコット、ジェリー・ヘイらによる斬新なホーンを導入。ジャズにも精通するジェフ・ポーカロが得意とする16ビートのハートタイム・シャッフル奏法を鳴り響かせロックの世界では聴き慣れない新しいリズムにも取り入れることに成功。
TOTO唯一にして最大の弱点とも言われたリード・ボーカルは、Aメロをスティーヴ・ルカサー、Bメロをボビー・キンボールが分け合うことでドラマティックさを演出。シングルに不向きな5分30秒という長さは譲ることは出来なかったが、LAロック・シーンのプライドの結晶となった「ロザーナ」は’82年夏を飾るヒット曲として5週連続で全米2位を記録した。
流行歌「ロザーナ」を収録作品として『TOTO~聖なる剣』(全米最高4位/300万枚セールス)を手にした当時のリスナーはその高質なアルバム内容に度肝を抜かされる。冒頭「ロザーナ」から途絶えることのなくホーン・アレンジが効かせたミディアム・テンポな「メイク・ビリーヴ」(全米30位)に吸い込まれていき、3曲目ではTOTO史上最高にドラマティックなルカサーの美メロなギター・ソロが響く「ホールド・ユー・バック」(全米10位)に出逢うことになる。
TOTOのメンバー多くは2世ミュージシャであり10代の頃からスタジオの出入りを自由にされた環境下で、機材の発展も誰よりも目の当たりにしてきた。そして彼らは「スタジオの機械感を消してしまう」という野望を試みる。楽器もアンプで鳴らした音をマイクを立てた部屋の音ごと録るのではなくミキサー卓に直で繋いでエフェクターをかけて録音した方がリアルというわけだ。この70年代後半以降のデフォルトとなる録音方法を最初にロック・フィールドで実践したのがTOTOというのが定説。その手法がデジタル手法前夜に最も最大限に発揮された1枚が『TOTOⅣ~聖なる剣』だ。そして、極めてロックなのに、優雅にソウル。唯一無二の彼らの演奏に目をつけたのは、マイケル・ジャクソン『スリラー』の準備に取りかかるクインシー・ジョーンズだった……。
アルバムは10曲目の最後に極めて完成度の高い楽曲「アフリカ」を迎える。名手レニー・カストロのコンガ、ポーカロ兄弟の父親ジョーのマリンバがエスニックなリズムを刻んだ。土の香りがするアフリカン・ビートと都会的でコンテンポラリーサウンド・アプローチは80年代の新しいグルーヴとして好意的に受け止められ、’83年2月5日付け全米チャートの首位に到達した。
- マイケル・ジャクソン 『スリラー』 1982年
- ご購入はこちら
チャート制覇の直後、2月23日に発表された米音楽界の最高栄誉、第25回グラミー賞においてTOTOは、「ロザーナ」で最優秀レコード、最優秀ボーカル編曲者、最優秀ボーカル伴奏編曲者、『TOTOⅣ~聖なる剣』で最優秀アルバム、最優秀録音技術作品、最優秀プロデューサーの史上最多6部門を受賞し、そのキャリアは頂点に到達した。史上初の6部門を受賞して称えられたが、わずか1年後、マイケル・ジャクソンが『スリラー』で8部門を独占したことで、あっさりとその主役の座を奪われた……のは一般ニュースまで。『スリラー』収録の9曲中5曲「ベイビー・ビー・マイン」「ガール・イズ・マイン」「今夜はビート・イット」「ヒューマン・ネイチャー」「レディ・イン・マイ・ライフ」はクインシーの指名でTOTOのメンバーが演奏。ポピュラー・ミュージック・シーンへのその絶大な貢献度から事実上の2年連続グラミー覇者はTOTOというのが当時の米 音楽業界での常識だったのだ。
文/安川達也(otonano編集部/『WORLD OF ROCK』寄稿から抜粋)
TOTOのデヴィッド・ぺイチ、50年に及ぶキャリアで初となる待望のソロ・アルバム『フォガットゥン・トイズ』が遂に完成!細部までメロディアスさが光る、<匠>の音で構成された充実のソロ・デビュー作。
- デヴィッド・ぺイチ『フォガットゥン・トイズ』David Paich|Forgotten Toys
- 2022年8月24日発売
- SICX30149/¥2,200(税込)
- ●日本盤のみの独自仕様 ●高品質Blu-Spec CD2仕様
- ●歌詞・対訳・解説付
デヴィッド・ぺイチが、半世紀に及ぶキャリアで遂に、TOTOの「最初」で「最後の男」に。
1973年にセッション・ミュージシャンとしてのキャリアをスタート(最初期の参加作品は、ジャクソン・ブラウンの 『フォー・エヴリマン』)させ、ボズ・スキャッグスの 『シルク・ディグリーズ』(’76年)のセッションに共に参加したジェフ・ポーカロらと’77年にTOTOを結成。鍵盤奏者/コンポーザー/アレンジャー/ヴォーカリストなど、バンドの中心人物として活躍。バンド活動と並行して、個人またはグループとして計5000作以上のレコーディングに参加(累計で5億枚以上のセールス。うち200作以上がグラミー賞にノミネート)。半世紀に及ぶ伝説的なキャリアを経て、TOTO創始者が正式メンバーとして最後の、そして待望のソロ・デビューを果たす。