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『ジョン・サイモン(THE BAND等プロデュース)、ガース・ハドソン(ex-THE BAND)との共演。彼らと同じステージに立っていることが一瞬夢かと思った。ガースの演奏シーンがすばらしい』

佐野元春

　現在に至る佐野元春の活動にとって最も重要なターニング・ポイントのひとつと言えるのが1997年発表の『THE BARN』（佐野元春 and The Hobo King Band名義）。この名盤の発売から20周年を記念して、2018年1月16日(火)、17日（水）にライヴ・フィルム『THE BARN TOUR '98-LIVE IN OSAKA』（2018 REMASTERED EDITION）を日本屈指のライヴハウス、Zepp TokyoとZepp Namba(大阪)にて一夜限定プレミア上映を実施いたします。

　数多くのアメリカン・ルーツ・ミュージックの名作を生み出したウッドストックのベアズヴィル・サウンド・スタジオにて録音されたアルバム『THE BARN』。翌1998年に行われた『THE BARN TOUR』最終日の大阪公演には、このアルバムのレコーディングに関わった名プロデューサー、ジョン・サイモン、そしてザ・バンドのガース・ハドソンが客演。このスペシャルな夜を20年の時を経て体感できる貴重な機会となります。

　1998年に商品化された本作を、新たにレストア＆リマスタリング。“2018 REMASTERED EDITION”として画も音もハイクオリティ化しています。さらにこれまで封印されてきた未収録曲「マナサス」のパフォーマンス映像を追加して、名盤『THE BARN』の完全再現ライヴが奇跡の実現！

　1997年12月1日、アルバム『THE BARN』リリース。このアルバムにともなうライヴ・ツアーの前哨戦として、1997年10月に4都市8回にわたる全国クラブ・キャラバン「アルマジロ日和」が行われている。佐野元春自身の発案によるこのイベントは、前半にアルバム『THE BARN』の完成に至るまでの過程を追った41分のドキュメンタリー・フィルムを上映し、後半は『THE BARN』からの楽曲をライヴで披露するという構成となっていた。『THE WOODSTOCK DAYS』と題されたこのドキュメンタリー・フィルムは、佐野元春がなぜ自らのバンドを引き連れてアメリカン・ルーツ・ミュージック追憶の旅に出かけたのか、そして数々の名作を生んだウッドストックの“ベアズヴィル・スタジオ”をなぜレコーディングの場として選んだのかに迫る内容で、レコーディング風景や各メンバーの証言、さらにはこのレコーディングに参加した名プロデューサー、ジョン・サイモン、ザ・バンドのガース・ハドソンやラヴィン・スプーンフルのジョン・セバスチャンらの佐野元春and The Hobo King Bandへの敬意を込めた貴重なコメントも収録され、アルバム『THE BARN』に込められた意義を紐解く重要なカギとなる映像作品である（ドキュメンタリーのインタビュアーは、音楽ライターの能地祐子さん）。今回、ライヴ・フィルム『佐野元春and The Hobo King Band THE BARN TOUR '98-LIVE IN OSAKA』上映にあわせ、この秘蔵映像も約20年ぶりに蔵出し公開されることとなった。しかもライヴ・フィルム本編と同様、マスターより画・音を最新のレストア＆リマスタリング処理するこだわりようである。このタイムカプセル『THE WOODSTOCK DAYS』が再び日の目を見ることで、当時41歳の佐野元春が“未来に向けて送ったメッセージ”とアルバム『THE BARN』そして『THE BARN TOUR '98』に込めた“意志”を知る貴重な機会となることだろう。

　ご家庭では、決して味わうことができないライヴハウスの『ダイナミックな音圧』『ライヴ級の大音量』『迫力の大画面』で、20年前アメリカの空気を思いっきり吸いこんで凱旋帰国した佐野元春and The Hobo King Bandが奏でるアメリカーナをたっぷり味わいながら一夜限りの特別なひとときをお過ごしください。このスペックで次回上映できるかわからないということで、今回の上映がまさしく『最初が最後』の特別上映となります。またとない機会を絶対にお観逃しなく！　1998年のあの時にタイムスリップ！

■佐野元春登壇後の上映順は、①⇒②になります。
上映作品①｜ドキュメンタリー・フィルム『THE WOODSTOCK DAYS』(2018 REMASTERED EDITION)
2018年/日本/41分/2ch/16:9＆4:3/BD

上映作品②｜ライヴ・フィルム『佐野元春and The Hobo King Band　THE BARN TOUR ’98-LIVE IN OSAKA』(2018 REMASTERED EDITION)
2018年/日本/87分/2ch/4:3/BD

●上映内容

01. ヤング・フォーエバー / Young Forever
02. 風の手のひらの上 / The Answer
03. ヘイ・ラ・ラ / Hey La La
04. どこにでもいる娘 / An Ordinary Girl
05. 誰も気にしちゃいない / Nobody Cares
06. マナサス / Manassas (★)
07. ドライブ / Drive
08. ドクター / Doctor
09. ソー・ゴウズ・ザ・ソング（ラブ・プラネッツ） / So Goes The Song (Love Planets) ※1
10. 7日じゃたりない / Seven Days (are not enough) ※2
11. ロックンロール・ハート / Rock and Roll Heart ※3
エンドロール. ズッキーニ - ホーボーキングの夢 / Zucchini - The Dream of a Hobo King
★｜2018 REMASTERED EDITION追加曲
※1｜John Simon Featuring The Hobo King Band
※2｜Motoharu Sano Featuring John Simon and Garth Hudson（ex-The Band）
※3｜Motoharu Sano Featuring John Simon and Introduction by Garth Hudson（ex-The Band）

●スタッフ・出演者

監督｜鶴岡雅浩（FITＺROY）

ステージ・コンセプト＆デザイン｜佐野元春

出演｜佐野元春 and The Hobo King Band

佐野元春（vocals, guitars, harmonica）／佐橋佳幸（vocals, guitars）／KYON（vocals, guitars, keyboards, accordion, mandolin）／
井上富雄（vocals, bass）／小田原豊(drums, percussions)／西本明(organ, keyboards)

GUEST MUSICIAN｜ジョン・サイモン（vocals, tambourine, keyboards）／ガース・ハドソン(accordion, keyboards)

1998年3月29日＠大阪フェスティバルホール

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