1970年6月、日本最大のインディペンデント・ジャズ・レーベル、スリー・ブラインド・マイス=TBMが設立された。熱心なジャズ・ファンであった藤井武、佐賀和光、魚住佳也が共同で設立、運営。峰厚介の『ミネ』が第一回発売としてリリースされた。
藤井武がプロデューサーである。
メインストリーム系のモダン・ジャズ、フリー・ジャズ、ビッグ・バンド、ヴォーカル、フュージョン等、幅広い作品が次々と送り出された。
山本剛、鈴木勲、今田勝、金井英人、中本マリなど、メジャー・レーベルの専属アーティストたちとは一味違うライヴ・シーンの実力者たちを次々に起用。名エンジニアの神成芳彦の骨太の録音は、今でも国内外のジャズ・マニアのコレクターズ・アイテムとなっている。約150タイトルの作品がリリースされた。
2013年よりディスクユニオンを通じて69タイトルのCDと6枚のLPが復刻発売され、2016年には10枚のCDと3枚のLPの発売が予定されている。