It is Good and Evil.
世界のサンタナ・ファン垂涎の永久保存盤! 祝50周年!! サンタナ最強ラテン・ロックのクアドラフォニックが世界初SA-CD化。 <SA-CD 4ch & 2ch、そしてCDがこの1枚で聴ける最新リマスター・ハイブリッド・ディスク>

サンタナ Ⅲ ーSA-CDマルチ・ハイブリッド・エディションー

SANTANA Ⅲ - MULTI-CH HYBRID EDITION -

20211124発売

SICP 10138 ¥4,850(税込)

【SA-CDとCDの2層構造ハイブリッド盤】

50周年記念盤

7インチ紙ジャケット仕様/日本独自企画/完全生産限定盤

解説:Willie Nagasaki/今野雄二(オリジナル・ライナーノーツ)

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サンタナのラテン・ロックが最高に燃え上がる。
1971年に発売された『サンタナⅢ』の発売50周年記念盤。

1969年のウッドストック・フェスティヴァルにおける衝撃のパフォーマンスと同年発売されたデビュー・アルバム『サンタナ』のヒットで瞬く間に世界的人気バンドとなったサンタナ。翌‘70年にはシングル「ブラック・マジック・ウーマン」が大ヒット、セカンド・アルバム『天の守護神』(原題:Abraxas)は全米チャート1位と共にミリオン・セールスを記録した。そんな破竹の勢いに乗ったサンタナが、またしても全米チャート1位を獲得したのが’71年発表の本作『サンタナⅢ』。そして、翌’72年に登場したのが当時としては画期的な4chサラウンド・ミックス=クアドラフォニック盤である。

ラテン、アフロのリズムを縦横無尽に取り入れ、ロックの新たな地平を切り開いたサンタナは、後にジャーニーを結成することになる当時弱冠17歳のニール・ショーン(G)が加入し7人編成となった。その効果はすぐさま現れ、カルロス・サンタナとのツイン・ギターで全体のアンサンブルには厚みが増し、サンタナ史上最もアグレッシヴでハードなギター・サウンドが聴けるなど、まさにサンタナのラテン・ロックが極みに達した作品となった。それが4チャンネルでミックスされることにより、聴き手を取り囲んで演奏しているような迫力の臨場感を生み、各メンバーのフレーズやプレイのニュアンスも楽器ごとに明瞭に聴き取ることがきでる。また、全体的にリヴァーブ(残響)を強めにしていることで、初期サンタナ特有の官能的で野生味溢れる躍動感がより怪しげに響いてくるなど、ステレオ盤とは異次元のサウンドスケープとなっている。

これまでのシリーズ同様に、本エディションもオリジナル・4chミックス・マスター音源を日本のソニー・ミュージックスタジオにて世界で初めてDSDマスタリングを施し、CD層もSA-CDのDSDステレオ・マスターをPCMに変換した最新リマスター盤となっている。パッケージは日本盤クアドラフォニックLPを精巧にリサイズした7インチ紙ジャケット仕様で、当時の日本盤アナログ・シングル・ジャケットや1971年アルバム発売時の海外オリジナル広告ミニ・ポスターなどを復刻している。 サンタナの日本独自50thアニヴァーサリー・シリーズ第3弾!!!


【SA-CDマルチ・ハイブリッド・エディションの特徴】

●【SA-CD 4ch】 1972年に登場したクアドラフォニック盤のアナログ・4chミックス・マスター音源を日本のソニー・ミュージックスタジオにて世界で初めてDSDマスタリングした高音質サラウンド・ミックス

●【SA-CD 2ch / CD】 アナログ・2chミックス・マスター音源を新たにDSDマスタリングした高音質ステレオ・ミックス / CD層もDSDマスターを採用した新マスタリング音源

●日本盤クアドラフォニックLPのアートワークを初復刻した7インチ紙ジャケット

●US盤オリジナル・クアドラフォニックLPのゴールド・レーベルを再現

●クアドラフォニックの英文解説がプリントされたUS盤オリジナル・インナー・バッグ復刻

●1971年アルバム発売時の海外オリジナル広告ミニ・ポスター封入

●「Everybody’s Everything」「No One To Depend On」の日本盤シングル・ジャケット復刻

●日本盤クアドラフォニックLP初版帯、クアドラフォニック解説シート復刻

●懐かしの1972年オリジナル・ライナーノーツ、2006年ライナーノーツの改訂版+新規解説付ブックレット

●2021年最新リマスター盤

【収録曲】

  1. Batuka / バトゥーカ
  2. No One To Depend On / 孤独のリズム
  3. Taboo / タブー(禁断の恋)
  4. Toussaint L’Overture / 祭典
  5. Everybody's Everything / 新しい世界
  6. Guajira / ワヒーラ
  7. Jungle Strut / ジャングル・ストラット
  8. Everything's Coming Our Way / 愛がすべてを
  9. Para Los Rumberos / 情熱のルンバ

ラテン・ロックを一層極めたと断言できる1971年の名盤『サンタナⅢ』
発売50周年という節目に「SA-CDマルチ・ハイブリッド・エディション」としてリリース!!!

サンタナ・バンドを瞬く間にスターダムへと導いた『サンタナ』(1969年作)と全米1位を獲得したセカンド・アルバム『天の守護神(アブラクサス)』(1970年作)のクアドラフォニックSQヴァージョンが2020年に世界で初めてSA-CDマルチ・チャンネル化となり、世界中のサンタナ・ファンを驚かせた。そして今年も、ラテン・ロックを一層極めたと断言できる1971年の名盤『サンタナⅢ』が発売50周年という節目に「SA-CDマルチ・ハイブリッド・エディション」としてリリースされる。当然のことながら、全世界のサンタナ・フォロワーが待ち望んだゴールデン・エディションである。では今回も楽曲ごとの聴きどころを紹介しよう。

本作品のオープニング・トラック「バトゥーカ」のイントロダクションは、マイケル・P.R.・カラベロ(後方左CH)とホセ・チェピート・アリアス(前方右CH)、そしてマイケル・シュリーヴ(後方右CH)の強靭なビートが極めて鮮明なサウンドで各々のチャンネルから発信される。これらが合わさるサンタナ独特のニュー・リズムは、クアドラフォニックの空間リヴァーブ効果でステレオ・ミックスを凌ぐ広がりと奥行きを感じさせる。セカンド・パートも艶やかな雰囲気が漂う中で、早くもカルロス・サンタナとニール・ショーンのギター・ソロが白熱。その演奏が終わる寸前のブレイクでは、カルロスの別テイクと思しきフィルイン・ソロが左チャンネルから飛び出して驚かされる。そこからメンバー全員のエナジーが最高潮に達するラスト・セクションは、グレッグ・ローリーを交えて壮絶な演奏が繰り広げられる。面白い事に、そのセクションで2ヶ所、正体不明の音源が破裂する。

~中略~

エロティシズム溢れる「禁断の恋(タブー)」はグレッグ・ローリーのヴォーカルにチェピートの“スティック・ボンゴ”(後方左CH)が絶妙に絡み合うナンバーで、彼らのサウンドがくっきりと聴こえるクアドラフォニックならではのミックスが施されている。特にチェピートの素晴らしい音色と演奏には思わず禁断の世界へと誘われて茫然としてしまう。また、グレッグが前半を歌い終えた後のカルロスのプレイは実に妖艶で美しい。最後のセクションでニール・ショーンが果敢にエンディングへと突き進むギター・ソロも感動的だ。このトラックもステレオ・ヴァージョンを超えた官能性を感じてしまう。

▲『サンタナ ⅢーSA-CDマルチ・ハイブリッド・エディションー』ライナーノーツ(文・Willie Nagasaki)よりテキスト抜粋。
フル・ヴァージョンは実際の商品でお楽しみください。


SANTANA

サンタナ

メキシコ出身。ヴァイオリニストの父の影響で5歳でヴァイオリンを、8歳でギターを弾き始める。サンフランシスコに移住し、1966年に“サンタナ・ブルース・バンド”を結成。1969年に“サンタナ”としてデビュー、同年“ウッドストック・フェスティヴァル”に出演。当時ほぼ無名ながら衝撃的なパフォーマンスで大観衆を魅了し、一気に全米で人気を獲得する。デビュー・アルバム『サンタナ』が全米チャート4位、2ndアルバム『アブラクサス』(邦題『天の守護神』)」が全米チャート1位、シングル「ブラック・マジック・ウーマン」が全米チャート4位と大ヒットを記録、サンタナの初期代表作となる。様々なアーティストとコラボレーションした1999年のアルバム『スーパーナチュラル』が特大のブレイク、マッチボックス・トゥウェンティのロブ・トーマスをフィーチャーしたサンタナ初の全米No1ヒット・シングル「スムーズ」はビルボード12週連続1位、アルバムも同じく12週連続1位という驚異的な成功を収める。続くシングル「マリア・マリア」も10週連続1位を記録し、2枚のシングルで全米チャート1位の座を約半年間も独占するという歴史的快挙を成し遂げて迎えた2000年の第42回グラミー賞では、最高の栄誉である「最優秀アルバム賞」「最優秀楽曲賞」含む全9部門で受賞し、サンタナの第2黄金期が始まる。2006年に紙ジャケットで再発された1973年の初来日公演を収めたライヴ・アルバム『ロータスの伝説』(1974年)の“22面体ジャケット”が、最多面数を持つアナログLPジャケットとしてギネス世界記録に認定される。ローリング・ストーン誌が選ぶ「最も偉大なギタリスト100」(2003年度版)で15位に選出。これまで25枚のスタジオ・アルバム(カヴァー・アルバム含むサンタナ単独名義のみの作品)を発表。全世界で累計1億枚以上のセールスを記録。

サンタナ日本公式サイト: 
www.sonymusic.co.jp/artist/santana

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