Paris - Tokyoをベースに
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Reina Kitadaは18歳で単身渡仏し、音楽学校 Centre des Musiques Didier Lockwood(ソントル・デ・ミュージック・ディディエ・ロックウッド)に日本人として初めて入学。
その後、パリの国立地方音楽院、Conservatoire National de Region d’Aubervilliers La-Courneuve(コンセルバトワ-ル・ナショナル・ド・レジオン・オーベルビリエ・ラ-クルヌーブ)のディプロマ取得コースを卒業。在学中から日本とフランスで演奏活動を開始し、2014年から、Reina Kitada(及びReina Kitada カルテット)の活動と並行して、アコーディオ二ストの田ノ岡三郎とのミュゼットシャンソンデュオ『Authentic Midget Orchestra』として名門ジャズクラブ レディー・ジェーンなどに定期的に出演するなど本格始動。
2021年11月5日パリGrand Rexで行われた、フランスを代表する作曲家 Francis Lai(フランシス・レイ)の追悼コンサートに日本人として唯一出演し、注目を浴びた。
また、演奏だけでなく、作詞・作曲も行う彼女は、NHKラジオフランス語講座テーマ曲やテレビ東京『シナぷしゅ』のつきうた(2022年7月、12月)なども担当した。
そんなレイナ・キタダが満を持して、ジャズ・バイオリニストとして、初のメジャー・デビュー・アルバムをリリースすることになった。フランシス・レイや金子隆博(米米CLUB・BIG HORNS BEE)のカバーと、自身のオリジナル曲を含む11曲は、ジャズという枠組みだけでなく クラシック、ポップス、ワールドミュージックなど、様々なジャンルを超えて紡ぎ出されるオリジナリティ溢れる音楽となっている。
参加ミュージシャンは、ジャズ方面からはピアノの板橋文夫、バイオリニストでありボイスの太田惠資、パーカッションの岡部洋一、スティールパンの伊沢陽一、クラシック畑からはクラリネット奏者の中ヒデヒト、ハープの新井コルチ薫、ソプラノ歌手の長田有加里が参加。そしてロック畑からはソウルシンガーのSaltie、ドラマーのGRACE が参加。レイナ・キタダの音世界を見事に彩っている。
また、10月に初来日するフランシス・レイオーケストラのツアー「追悼! フランシス・レイ Francis Lai Story」にゲストとして出演する。
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レイナ・キタダ
『Dans L’AIr (ダン・レール)』
(水)発売
MHCL-3052/¥2,500(税込)
Notes
Reina Kitada
『Dans L’AIr (ダン・レール)』
《収録曲》
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白い恋人たち
世界中でカバーされているフランシス・レイの白い恋人達を、レイナ・キタダならではの組み合わせ(バイオリン、ハープ、ピアノ)で演奏している。今回初共演のハーピスト新井コルチ薫とプライベートでも親交のある外川智子とのトリオはクラシカルだがどこかポップなアレンジになっている。クロード・ルルーシュがフランシス・レイは天使だ。と言っていたように、天からメロディーが降り注いでくるような録音になっている。
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Snow Bal Musette
アコーディオニスト田ノ岡三郎のオリジナルであるこの曲をクラリネット界の貴公子・中ヒデヒトが斬新にアレンジ。超絶技巧を披露しつつも、パリの街角で3人が演奏しているような雰囲気のミュゼット。フランス伝統音楽であるミュゼットを見事に現代風ミュゼットにした至極の一曲。
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Reina’s Waltz
るろうに剣心などの作品を手がける作曲家・朝倉紀行と初めてタッグを組んだ一曲。今回のリリースの為に朝倉氏が書き下ろしたレイナのワルツ。有名アーティストのギタリストとして活躍する天野清継やベーシストの巨匠、樋沢達彦など日本を代表するミュージシャンが参加し、パリのキャバレーのような雰囲気の素敵なワルツの世界へ誘う。
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占領下のパリ
ジャズピアノ界の巨匠でありレイナ・キタダの音楽の父でもある板橋文夫とのDuo。フランシス・レイのカバーであるが、フランシス・レイの曲が完全に板橋文夫色になっている。今回のアルバムではフランシス・レイのカバーが多く収録されているが、どこにもないカバーを録音したくて、まず頭に浮かんだのが板橋文夫であった。結果は成功と言えるだろう。
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男と女
誰もが知っているフランシス・レイ作曲の男と女。不思議なリズムの絡み合いと自由でアンニュイなアレンジは、まさに男と女を体現している。パリ時代から友人の3人(レイナ・キタダ、中ヒデヒト、田ノ岡三郎)は、会った瞬間、音を出した瞬間、そこがパリになる。パリの一室で流れていく男と女の時間を想像しながら聴いてほしい。
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Masarascope
レイナ・キタダの師匠、バイオリニスト太田惠資のオリジナル曲を新しい編成で録音。パリジェンヌのレイナ・キタダ、フレンチなアコーディオンの田ノ岡三郎、そこに女流ロックドラマーの草分けグレイス、世界で認められているラテン・アフリカ・アラブなどのリズムも操るパーカッションの岡部洋一、そして唯一無二なバイオリニスト太田惠資のバイオリンが入りまさに人種の坩堝であるフランスを想像させる一曲となっている。
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かなたへの海2
この曲の1音目を聴いた瞬間、カリブ海へと連れて行くスティールパン。米米CLUBのフラッシュ金子がドラマ『コートダジュール№10』の為に作曲した曲をカバー。ロマンチックの中にある哀愁は心に何かが引っかかる。曲の後半はバイオリン、スティールパン、アコーディオンの音遊びが繰り広げられる。音でどんな会話をしているのか想像して欲しい。
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ルージュ
いつも赤い口紅を付けて赤ワインを飲んでいるレイナ・キタダの為に安齋孝秋が作曲した曲。ルージュ(Rouge)とはフランス語で赤という意味。今回は作曲者でありアレンジャーの安齋孝秋たっての希望で、オペラ歌手の長田有加里とソウルシンガーのSaltieをコーラスで迎え、レイナ・キタダと親交のあるストリングスの下川美帆、萩原薫、中村美保も加わり豪華なサウンドになっている。
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ラジオのように
オリジナルはブリジット・フォンテーヌ。アコーディオンの田ノ岡三郎と、パーカッションの岡部洋一とのレコーディングの中でパッと思いついたのがこの曲のカバーである。スタジオに集まって、その場でセッションをしてそのまま録音というような古き良き時代のレコーディングの風景を感じで欲しい。
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渡良瀬
魂と魂のぶつかり合い。板橋文夫の有名曲であり伝説の一曲、渡良瀬をバイオリンとピアノのDuoで吹き込んだ。レコーディング後は持てる全てを出し切り放心状態の中、ふと涙が出てくる程に感動した一曲。レイナ・キタダが子守唄として聴いていた板橋文夫のレコード達。それを本人、板橋文夫とレコーディングするという事がどんな意味を持つのか。足利の渡良瀬川にかかる渡良瀬橋の向こうに沈む夕日を想像しながら聴いて欲しい。
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ママの想い出
クロード・ルルーシュ監督、フランシス・レイ作曲の『愛と哀しみのボレロ』の中に使われている「ママの想い出」をカバー。昨年母を亡くしたレイナ・キタダにとっても大事な曲であり、念願の師匠太田惠資とのレコーディングで、レイナ・キタダが大好きな太田惠資のボイスも曲の終盤に登場する。ベテランの太田惠資が魂を奮い立たせるながら発せられるボイスには魂が揺さぶられる。
Artists
『Dans L’ AIr』を彩る
ジャンルを超えた
アーティストたち
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新井コルチ薫 harp
武蔵野音楽大学卒業。ジャンルを超えた演奏に力を入れており、2013年ユニットHarp&Soulにて「Lemongrass」をリリース。2019年には「Giraffes on Horseback Salad」のサントラでHarpo Marxの演奏をイメージしたハープを編曲・録音。大手レコード会社Lakeshore Recordsよりリリースされる。2021年にはアメリカ人尺八奏者Bruce Huebner氏と「ノドの地」を結成、「The Land of Nod」をリリース。ソロではグランドハープやエレクトリックハープでのジャズや即興演奏、弾き語りなどの分野にも精力的に挑戦。 演奏活動の傍ら、後進の指導にあたるほか、レッスンの通訳等も行う。
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外川智子 piano, arrangement
東京音楽大学卒業。2016年ジプシーギタリスト小林圭吾とヨーロピアンJAZZをオリジナルで表現するデュオThe Notes of Museumを結成、ドリ ーミュージックよりメジャーデ ビュー。3枚のフルアルバムをリリース(1st Exhibision)(2nd Floor)(Change The Colors):いずれもドリーミュージック。2022年女優島田陽子氏の遺作映画[Ever Garden]の全編音楽を担当。ヨーロピアンJAZZの流れを汲んだ演奏と作編曲を得意とする。これまでにオートモービルカウンシル、横浜歴史博物館リニューアル記念イベント、メルセデスベンツイベント・BMWイベント等多くのイベントに出演。2023年6月にはカナダのJAZZシンガーORI DEGAN氏 とカナダ大使館オスカーピーターソンシアターにて共演好評を得る。
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田ノ岡三郎 accordion
幅広いジャンルのステージ&レコーディングで日々熱演を続けるアコーディオン奏者。東京音大卒、パリにてダニエル・コラン氏に師事。8作のソロアルバムをリリースし、TVドラマ、映画、アニメ、CMやゲームの音楽への演奏参加も多数。近年はNHK朝ドラ「エール」「なつぞら」出演、西島秀俊主演ドラマ「シェフは名探偵」音楽担当(末廣健一郎氏と共作)、テレビ朝日系「題名のない音楽会」出演、大竹しのぶ主演舞台「ピアフ」参加、フランシス・レイ オーケストラ来日公演に演奏参加など、幅広く活躍。狛江FM(コマラジ)パーソナリティー。国外でのステージ歴はフランス、ポルトガル、台湾、シンガポール、アルゼンチン。
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朝倉紀行 compose, arrangement
フジテレビ・アニメ「るろうに剣心・明治剣客浪漫譚」、1998年にはPlayStation用ゲームソフト「天誅」のサウンドトラックを担当。同サウンドトラックでは、アジア全域(特にトルコ、イラン、タイ、中国、日本)の民族音楽を取り込み、それをRockやTranceなどの西洋的アレンジにより、ミクスチュアな唯一無二の音楽コンセプトを提示している。
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天野清継 guitar
カリフォルニア州Grove School of Music作編曲科卒。「AZURE」『Navajo Trail』『Book of colors』『Silent Jazz Trio』『Four Corners』『In the air』野呂一生とのユニット『お気楽ギグ』弦楽四重奏『September Steps』最新ミニアルバム'maskinfabrik'など合計14枚のリーダーアルバムをリリース。そして、葉加瀬太郎をはじめ、渡辺貞夫、矢沢永吉、朝倉紀行、他たくさんのレコーディング及びツアーに参加し、TVCF、番組の音楽製作、アーチストのアレンジも手掛けている。
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樋沢達彦 bass
1976〜Jazzの鈴木勲グループからスタート。松本秀彦,益田幹夫などのグループに参加。後Popsフィールドへ…〜西城秀樹、MALTA,阿川泰子…などツアー、rec参加。
1987〜桑田佳祐、G-Clef,MALTA,渡辺美里…などツアー、rec参加。
1997〜鈴木雅之、中森明菜、堺正章、MALTA,上田正樹…大野克夫バンド(名探偵コナンサントラ等…)
2010〜上田正樹 R&B band、Malta hit&Runなど。
他にAnMusicSchool講師、多数の新人バンドrec,Live トレーナー。 -
板橋文夫 piano
国立音大在学中よりジャズ活動をはじめ、70年渡辺貞夫クインテットでプロデビュー。その後、自身のトリオでも活躍、エルビン・ジョーンズ・ジャズマシーンのワールドツアー、レイ・アンダーソン(tb) など世界的なミュージシャンとのワールドツアーを成功させ、数々の海外フェスに招待される。「ニューヨークジャズ祭」ローマ・パリ・ケルン等のジャズ祭、世界中で公演。1993年以降、横濱ジャズプロムナード祭の関内大ホールにて、トリとして毎年出演し大好評を博す。2011年にFIT!初アルバム「NEW BEGINING」「2ND STEP」「みるくゆ」「Alligator Dance 2016」「Vol.Ⅲ~Rip.Rise&Panic」をリリース。また民謡ユニット結と「謡文」板橋文夫オーケストラ「FUMIO 69」リリース。他にも映画音楽や他ジャンルとの交流も多岐にわたる。
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中 ヒデヒト clarinet
東京藝術大学を卒業後、パリ地方国立音楽院にて学ぶ。2009年よりサイトウキネン・オーケストラ及び水戸室内管弦楽団に参加。日本を代表する作曲家達の指名を受け、TVドラマ、CM、映画など年間300本以上のプログラムの録音に参加。作編曲家としても活動しており音楽制作を行っている。2018年より「ナカオンガク企画」を立ち上げて室内楽のコンサートを定期的にプロデュースしている。2021年ミニアルバム「Comme on est bien」リリース。
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岡部洋一 percussion
Baden PowellやDavid Sanbornなど大物ミュージシャンとの共演も多い。 また、アバ ンギャルドな音楽も得意とし、レコーディング参加は多数。現在はトランスロックバンド『ROVO』『ボンデージ・フルー ツ』16人編成ロックバンド『ザ・スリル』打楽器軍団『Orquesta Nudge Nudge!!』 ヨーロッパツアーでも好評を博した 『Orquesta Libre』などジャンルを超えた様々なユニットで超多忙な日々を送る。 2021年東京パラリンピック閉会式に、 シシドカフカ主宰打楽器アンサンブル、el tempoメンバーとして出演。 スピード感あるフルボディな鬼グルーヴ、超人的に幅広い音楽対応力、微笑ましいユーモアとペーソスで、人の心に火をつけるアーティスティックな打楽器奏者。
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太田惠資 violin
鹿児島大学で化学を専攻。数百に及ぶ参加アルバムやNHK大河ドラマ「龍馬伝」、映画「るろうに剣心」などで個性的なバイオリンや日本人離れした声を聴く事ができる。これまでに忌野清志郎、宇崎竜童など多くのアーティストをサポート。特筆すべき活動として自己のユニットYolcu-Yoldaş、山下洋輔トルコ公演、佐藤允彦インド・ネパール公演、山田うんエストニア公演など。またhulu連ドラ「雨が降ると君は優しい」や串田和美演出「24番地の桜の園」(シアターコクーン)等では作編曲・音楽監督を務める。直近ではミュージカル「バンズ・ヴィジット」に役付きで出演、映画「シン仮面ライダー」、NHK連ドラ「らんまん」の音楽に参加。
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Grace drums
1989年レディーストリオバンド「jaco:neco」でメジャーデビュー。その後フリーランスのドラマーとして数々のアーティストのツアー、レコーディングに参加。1998年〜2018年までの20年間、沢田研二のツアーメンバーとして活動、2008年に行われた沢田研二還暦のドームツアーでは全80曲6時間40分のステージをつとめる。また、作詞家として1999年から沢田研二のアルバム制作に参加、提供した作品は作曲作品も含め30曲を超える。
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伊澤陽一 steel pan
東京音楽大学卒業。2000年 Steel Pan Player Steel Pan奏者として演奏活動をはじめる。2007年本場トリニダード・トバゴ共和国にて開催するスティールパンコンテスト「PANORAMA」出場する。自身がリーダーを務めるスティールパンオーケストラ「WAIWAI STEEL BAND」をはじめ「カントジフア」「ピアコパン」など様々な楽器とのユニットにて今までに7作品リリース。スティールパンを弾き、学び、音楽と過ごす場所として「WAIWAI PANYARD」所沢にて開校し次世代に伝えている。スティールパン、音楽を通し「喜び」「音の記憶」を探求している。
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安斎孝秋 compose, arrangement, keyboards
「おかあさんといっしょ」(NHK)出演の歌のお兄さん、坂田おさむ他多数のアーティストの作品へ、アレンジ、作曲、バック・バンドのキーボーディスト等として参加。映画「ねこタクシー」エンディングテーマ「ソラノワダチ」作曲、映画ガリレオ「沈黙のパレード」挿入曲アレンジ、アニメ「FORTUNE ARTERIAL~赤い約束~」「生徒会の一存」「リコーダーとランドセル」他、アニメ、ミュージカルの劇伴制作、テーマソング作曲から、Jazz、Bluseのライブ演奏、企業CMのBGM製作まで、幅広く音楽活動を行っている。
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長田有加里 soprano
同志社女子大学学芸学部音楽学科卒業。同大学オペラ卒業公演「フィガロの結婚」にて伯爵夫人役でオペラデビュー。東京二期会研修所第56期マスタークラス修了。修了時、「二期会新人声楽家の夕べ」に出演。第12回長江杯国際音楽コンクール入選。第34飯塚新人音楽コンクール入選。2017年にはAlberto Cupido氏&Akiko Kuroda氏主催のコンサートに出演、Teatro Clarisseにてイタリアデビュー。オペラ出演の他、LEXUS主催のリサイタルを機に企業のパーティやリサイタルの依頼も数多く、好評を得ている。
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下川美帆 violin
東京芸術大学卒業。ロンドンにてジョルジ・パーク氏のマスタークラスを修了、ファイナルコンサートに出演。各地の音楽祭やサロンコンサート、ソリストとして地元オーケストラと横浜みなとみらいホールでの共演。様々なイベントに出演、リサイタルも開催。また劇団四季ミュージカル「エビータ」「オペラ座の怪人」「ライオンキング」や宝塚歌劇団での演奏。坂本龍一オーケストラツアー、渡辺貞夫、矢沢永吉、Mr.Children、宇多田ヒカル、ONE OK ROCK、他クラシックにとどまらず、様々なポップスアーティストのライブに参加。楽曲、映画音楽、CM、大河ドラマなどのレコーディングに参加し、テレビの歌番組に出演するなど様々な分野で演奏活動を行っている。
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萩原薫 viola
東京藝術大学器楽科卒業。同大学大学院修士課程修了。在学中よりオーケストラ、室内楽で活躍する傍らポップスのアーティスト作品、映画音楽、CM等、レコーディングに参加。ヒーリングアルバム「Birth 〜心を癒すヴィオラとクリスタルボウル〜」、2ndアルバム「Feel This Moment 〜心を癒すヴィオラとクリスタルボウル2〜」をサウンドインレーベルより発売。クリスタルボウルによるアルバム「Nature Healing」を配信中。皆様の心を癒したいという願いをテーマにライブ、メディテーション他、多方面に幅広く演奏活動している。
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中村美保 chello
東京藝術大学器楽科卒業。同大学大学院修士課程修了。在学中よりオーケストラ、室内楽で活躍する傍らポップスのアーティスト作品、映画音楽、CM等、レコーディングに参加。ヒーリングアルバム「Birth 〜心を癒すヴィオラとクリスタルボウル〜」、2ndアルバム「Feel This Moment 〜心を癒すヴィオラとクリスタルボウル2〜」をサウンドインレーベルより発売。クリスタルボウルによるアルバム「Nature Healing」を配信中。皆様の心を癒したいという願いをテーマにライブ、メディテーション他、多方面に幅広く演奏活動している。
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Saltie chorus
2006年「THE SIGN」でメジャーデビュー。日本語の豊かな表現力を武器にソウルミュージックや抒情的なポップスを歌う。SUMMER SONICスティービー・ワンダーCHOIRメンバー、南佳孝、つのだ☆ひろ、クレイジーケンバンド横山剣、米米CLUBジェームス小野田、フラッシュ金子等と共演。2020年6月ベストアルバム『NAKED SOUL ~The BESTCOLLECTION~』を発表。作詞家松井五郎と作曲家松本俊明の「花束」を加えた全13曲のアルバムをリリース。YouTubeチャンネル『そるTV』、Reina Kitadaとの音楽バラエティ番組『酒バラチャンネル』でも発信。
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舞弥 chorus
シンガーソングライター兼スタジオミュージシャン。9歳でミュージカルの初舞台を踏み、三原じゅん子らとの共演など舞台出演多数。平尾昌晃氏との出会いを機に本格的に音楽の道へ。谷村新司コーラス参加/石井竜也「Pegasus」コーラス参加。舞台音楽「アリスインプロジェクト」など。最近では、ボイストレーナーとしても活躍し自身が主宰するM'sボーカルスクールでは若手育成や音楽の楽しさを沢山の人に広めている。
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Ramuntcho Matta (ラムンチョ・マッタ) painting and poetry
ラムンチョ・マッタが生まれたのはとても昔のこと。それは信念によるものだ。1973年、名付け親とともに初来日。そう、幸運だった。それは、イサム・ノグチ。日本に行くたびに、私は生まれ変わったような気持ちになる。私は非常に早い段階で音楽* を選んだ。私の目は、父ロベルト・マッタと兄ゴードン・マッタ=クラークに奪われた。幸運にも、ドン・チェリー、ローリー・アンダーソン、ジョン・ケージ、ルー・リード……等と仕事をすることができた。そして2001年、奇妙な病気が私を襲った。私は3年間、手足がないような状態になった。そこで私はビジュアル・アートの道を選んだ。そして今日、Reina Kitadaの素晴らしい仕事に謙虚に貢献できたことをとても嬉しく思っている。
* 私はこれまで、たくさんのレコードをプロデュースしてきました。
Reina Kitada
レイナ・キタダ
Profile
1985年東京生まれ。居住地 パリ/東京
4歳よりバイオリンをはじめ、18歳の時にフランスを代表するバイオリニスト、Didier Lockwood(ディディエ・ロックウッド)が主催する音楽学校Centre des Musiques Didier Lockwood(ソントル・デ・ミュージック・ディディエ・ロックウッド)に日本人として初めて入学。その後パリの国立地方音楽院、Conservatoire National de Région d‘Aubervilliers La-Courneuve (コンセルバトワ-ル・ナショナル・ド・レジオン・オーベルビリエ・ラ-クルヌーブ)のディプロマ取得コースを卒業。在学中から日本とフランスで演奏活動を開始。
2014年から、Reina Kitada(及びReina Kitadaカルテット)の活動と平行して、アコーディオニストの田ノ岡三郎とのミュゼットシャンソンデュオ『Authentic Midget Orchestra』の活動を本格開始。
たこやきレインボー、岸谷香、GLIM SPANKY、ダニエル・ビダルなどのレコーディングに参加。
2021年11月5日 パリ Grand Rexで行われたフランスを代表する作曲家Francis Lai(フランシス・レイ)の追悼コンサートに日本人として唯一出演し注目を浴びる。
その他、演奏だけではなく、作詞・作曲・歌で、2017年1月NHKラジオフランス語講座テーマ曲や2022年テレビ東京「シナぷしゅ」のつきうた(7月、12月)、また、「カフェ・レイナ」(こまえエフエム:東京都狛江市FM局 毎月第1水曜日20:00〜)でパーソナリティを務めるなどマルチに活躍するアーティスト。
Live / Concert
追悼! フランシス・レイ
Francis Lai Story
2023/10/16(月)18:00
東 京 東京国際フォーラム ホールC
2023/10/17(火)18:30
仙 台 東京エレクトロンホール宮城
2023/10/20(金)18:30
名古屋 日本特殊陶業市民会館 ビレッジホール
2023/10/21(土)17:00
大 阪 サンケイホール ブリーゼ
2023/10/22(日)15:00
大 阪 サンケイホール ブリーゼ
https://sunrisetokyo.com/detail/22854/
Radio
『カフェ・レイナ』
こまえエフエム(東京都狛江市FM局)
毎月第1水曜日20:00〜
Reina Kitadaの魅力は、すべての点での二面性である。
それはパリ、そのものの魅力かもしれない。アナーキーでロマン主義、攻めの態勢に入るかと思うと優しく寄り添ってくる。
今回のアルバムはそんな彼女の魅力を十分に表現している。
――永瀧達治[フランス音楽評論家]
通りすがりのいい女
通りすがりのいい男
立ち止まって振り返る。
すれ違い様のいい香り
思わずあとをつけたくなる。
予定が狂う。
足をとめた俺が悪いのか?
いや、しょうがない。
いい。
そんな音楽だ。
追伸
石でできた街の路地
雨の中でヴァイオリンを弾いている女の姿が頭に浮かんだ。
白いワンピースでずぶ濡れで。
赤い下着が透けていて。
とてもいい。
――吹越満[俳優]
Reinaは気まぐれ:クラシック、ジャズ、シャンソンの間で、彼女の心は揺れ動いている。
彼女の新しい作品「Dans L’AIr」は、さまざまな情景を統合している。Francis Laiへの敬意を表して「Un homme et une femme」などのカバーを収録しながら、田ノ岡三郎、板橋文夫、太田惠資、朝倉紀行とのコラボレーションもフィーチャーしている。
「Dans L’AIr」は、人生の変わりゆく風景を映し出す映画のようだ。時に明るく、時にメランコリックに、常に感情に満ちている。楽器豊かな「Rouge」から、より内省的な「Ballade pour ma mémoire 」まで、“Dans L’AIr”に引き込まれる。とにかく、素晴らしいアルバムだ!
――Fabien TRIHANファビアン・トリアン[数学者]
Reina Kitadaのアルバムは、フランシス・レイの楽曲の優しさを完璧に転写している。
Reina Kitadaの解釈には、「ロックウッド・タッチ」...彼女の楽器に対する特別なアプローチ...ディディエ・ロックウッドから直接学んだと思われるノウハウがある。
Reinaは、異なる大陸の文化的コードを完璧に統合している。彼女の解釈は、非常にフランス的でありながら、時に世界中を旅するジプシーのようなサウンドになる...まるでReina Kitadaそのものだ!
――ティエリー・ウォルフ[プロデューサー/FGLプロダクション代表]
オドゥール(Odeur匂い)。ヘッドフォンでレイナの新譜ドン・レール(DansL'AIr)を聴き、現実的にCDから臭うわけもない「匂い」を感じた。パリの街と下北沢。
このアルバムは「匂い立つようなレイナの魅力」に集まってきた人々と、彼女のスタジオセッションを録音したアルバムだ。
レイナ・キタダとの出会いは、2019年にSound Produceしたダニエル・ビダルのアルバム「rendez-vous」の制作現場。
歌詞の細かいニュアンスまで理解する語学力と芸術性に感心した。
音楽というものは注意深く聞けば、リアルにいろいろな情報を伝えて来るものだ。
楽器の音色から演奏者の「生き様」が溢れてくる。ヴァイオリンの音色はエキセントリックだ。それは女性の声。時には「細いタバコを咥えた赤いルージュから発せられる低い声」だったり、「男をなじり、泣き、喚きちらす声」だったり。
その官能的な音色が効く人を魅了する。レイナ、素晴らしいアルバムを作ったね。
フランシス・レイを題材に、フランスと日本とを見事に融合させた生演奏のスタジオライブ録音。個人的にはSnow Bal Musette(M2)にノックアウトされたよ!
ジャケ写もすごく素敵。
PS.「かなたへの海2」をカバーしてくれてありがとう。
――金子隆博[米米CLUB/BIG HORNS BEE]
独特の解釈でカバーされた名曲『白い恋人たち』から、アート感覚あふれる短編映画のような仕上がりになっている『ママの想い出』まで全11曲。このアルバムにはいろいろな仕掛けが施されている。とりわけ中盤の『Masarascope』あたりからの迷宮にはまっていくような感覚がたまらなく魅力的だ。“コスモポリタン”という言葉が久しぶりに頭に浮かんだ。
――立川直樹[プロデューサー/ディレクター]
最初に曲を聴いた瞬間からカラフルな情景が次々と流れ込んでくるようで、様々な街を旅しているかのように感じられる。
ジャズやフレンチポップをベースにしながら、そのヴァイオリンの音からは遊び心とエキゾチックなエッセンスが漂う、色とりどりの楽しい一枚になっている。
――石多未知行[クリエイティブディレクター(カラーズクリエーション株式会社)]
なぜその音楽を美しいと思うのか?歌であれば語られている内容はもちろん、インストゥルメンタルであれば旋律?音色?Reina Kitadaの音には皮膚感覚があると思う。はじめてライブを観た時にそう感じた。ただ聴感だけで感じるのではなく、五感で感じる事のできる音。豊かな倍音、見えてくる場面、匂いたつ香り、甘美な味わい、そして柔らかな肌ざわり。そこには「官能」がある。バイオリンはあくまで「モノ」だが、彼女のそれは彼女のPhysicalと一体だ。「Dans L'AIr」とは空気の中という意味らしい。悲しい、寂しい、嬉しい、せつない様々な感情がReina Kitadaの世界に満ちる空気を伝って心に届く。耳だけでなく、五感で聴いて欲しいアルバムだ。
――松井五郎[作詞家]
フランシス・レイの追悼コンサートを彩り、その素晴らしさを伝える稀有な音楽家。レイナ・キタダ。 昨今のフランスのヒット・チャートは、ヒップホップで占められています。 一方でフランスのシャンソン、フレンチ・ポップ、映画音楽はかつての人気を失いました。 フランスのポピュラー音楽界を支えたきたフランシス・レイ、、、その意思は海を超えてレイ(ナ)・キタダへと繋がるはずです。 良き音楽は一人一人に伝わり、簡単に消えることはありません。決して数を誇る音楽ではなく、それが出来るのがレイナ・キタダ、、、期待でいっぱいです。
――牧村憲一[音楽プロデューサー]
ボトルを開けた瞬間フレッシュな香りが漂う、まさに新酒 いや新種のバイオリン。
その名もバイオリン・ヌーヴォー。
――立川志の輔[落語家]