写真:横井洋司
1947年に二代目桂 小文治に入門、落語家として将来を嘱望されながらも俳優に転身。その後映画のみならず、テレビドラマや数々のバラエティ番組へと活躍の場を広げ、長きにわたってお茶の間の人気を博した桂 小金治。
2003年から2011年にかけて落語家としての活動を本格的に再開、衰えるところを知らない落語への情熱を高座で存分に表現していたのも記憶に新しい。
落語家・桂 小金治の追悼盤となるCD『朝日名人会ライヴシリーズ103 桂小金治〈二〉』が2015年2月25日に発売される。
2004年に出演した「朝日名人会」における「渋酒」、そして2006年の「大工調べ」という、78歳と80歳の桂 小金治を収録。折り目正しく穏やかで親切な語り口で、古さよりも清新の気を感じられる一枚となっている。