harmonia ensemble(ハルモニア・アンサンブル)の高松令美(たかまつ れみ<左>)と、櫻田江美(さくらだ えみ<右>)です。
2009年に音楽大学の学生で結成されて、2015年からは、一般社団法人化して、プロの合唱団として、年間5回の定期演奏会を軸として、古今東西の様々な合唱曲を演奏したり、若い作曲家とともに新しい合唱曲を作ったり、また全国各地の学校やホールに招かれて公演を行ったり、教科書のレコーディングを行ったりしています。
音楽大学の合唱好きのメンバーが集まって、「今までにないような合唱団を作ろう」という感じで出来ました。ただ、こんなに長く続くとは誰も思っていませんでした。(笑)
主となる三人ぐらいが最初にいて、声かけて、集まって一回練習してみよう、となり、みんなと遊ぶ感じで歌っていましたが、それからどんどん楽しくなって、コンクールに出たり、コンサートを開催したりしてきて、今まで続いてきました。
最初は福永団長と私(高松)ともう一人女子がいて、「友達で楽しく特別な合唱団を作ろう」という主旨で、学生時代に声をかけて集まったメンバーです。
福永団長が国立音大生から芸大生になり、芸大で声をかけたこともあるので、芸大出身の団員が多いですが、いろんな大学の団員とか音大生でない団員、働きながらという団員もいたりと・・・。人のつながりでできた・・・という感じです。
8年目です。
練習は基本的に週1回、日曜の夜にやっていて、それは年5回行っている定期演奏会の練習で、あとはBS-TBSさんからとか他のレコーディングのお仕事をいただいた場合は、「はい、出れる人!」みたいな感じで出欠をとって、2回練習して本番、といった感じです。
だいたい1パート5人くらいで、5×4の20人くらいで活動しています。
固定メンバーは20人くらいで、出れない人がいた場合は、友達に声をかけてお願いしています。
楽しいです!今回収録している曲は、メロディはわかりやすいですが、歌いまわしが難しいです。
演歌は下積みされていたすごい方々が歌っているので、すぐにぱっとできるものではないですし、楽譜に興せる音ではないので、こぶしとかが譜面に西洋的に書いてあると、どうしても西洋クラシックをやってる人たち・・・みたいになってしまうのですが、なるべく原曲の雰囲気を再現しようと思っています。
また歌い回しとかは、原曲を歌われている歌手の音源をきいて、「こういうふうに歌っているから、こういうふうにしよう」「譜面にはこうなっているけど、こうしよう」と、原曲のイメージを忠実にうたうというのも、ひとつの目標です。あと、歌詞がいい曲が多いので、すごい好きです。
美空ひばりさんの「川の流れのように」は大好きです。『泣きうた』です。
最初から泣きそうになるくらい好きです。「日本名曲アルバム」の番組でも何回か歌わせてもらっています。
他にも良い曲がいっぱいあります。
番組で2年くらい出演しているので、とても沢山の曲数を歌わせていただきました。
番組で一番歌っていると思います。「ザ・ピーナッツ」の曲も、すごく楽しかったです
。むかしの曲は、歌詞とかもシンプルでわかりやすいし、素敵な曲がすごく多いような気がします。
あと、昭和アイドルの曲も好きです。(最近の曲はあまり聴いていないのでわからないです。)
色々ありすぎて・・・。中島みゆきの「糸」はとても喜ばれました。
90年代の曲で「SPEED」「安室奈美恵」など、自分たちが中学・高校生のときの歌が多いです。
スタジオのほうが難しいです。まわりの声があまり聴こえなくて、例えば左端に立っていると、フィードバックスピーカーがないので、右側のパートがあまり聴こえなかったり後ろの人は前の人の声が聴こえなかったり、男性はピアノが聴きづらくて、テンポ感とかとりづらいと思うので、指揮者頼りのところがあります。
舞台のときは少し向かいあったりできるので違いますが・・・でもスタジオで歌うのも色々な照明がついたりして楽しいです。(笑)
ご近所の方も含めて、(ご年配の方が)色々なところで観てくださっている方が多くて、とても嬉しく思っています。
じつは震災復興の活動もしているのですが、被災地に伺ったときに、「テレビに映っている方ですね!」と、すごい喜んでくださって、またとても身近な番組として観ていただいているので、本当にいつもありがとうございます!
【発売元】 【販売元】 ソニー・ミュージックダイレクト