日本名曲アルバム

BS TBS DVD

世代を超えて、歌い継ぎたい曲がある

Jスコラーズ

(2017年1月22日 砧スタジオにて)

Jスコラーズ

 

 

【合唱団名とお名前を教えてください。】

「『Jスコラーズ』のアルト担当、今野香澄〔こんの かすみ〕(写真中央)と申します。」

「『Jスコラーズ』のソプラノを担当している、森山由美子〔もりやま ゆみこ〕(写真左)です。宮崎出身なのでマンゴーと呼ばれています(笑)。」

「『Jスコラーズ』でテノールを担当している、藍原範道〔あいはら のりみち〕(写真右)です」

 

【合唱団が結成されて、どのくらいになりますか?】

〔藍原〕 2013年11月に青森の中学校で芸術鑑賞会の学校コンサートがあり、それがきっかけで結成されました。そのときメンバーは1パート=2人×4パートで、合計8人での出発でした。

 

【榎本先生のお声がけがきっかけですか?】

〔森山〕 はい。そもそもJスコラーズの“J”というのが、音楽監督である榎本 潤(えのもと じゅん)さんの“J”からきていますが、この番組に出させていただくことになって、日本の名曲をたくさん歌わせていただいているので、『Japan』の“J”というのも、意識しています。“スコラーズ”は英語で「学ぶ者」「研究する者」といった意味があります。

 

【現在の団員の構成を教えていただけますか?】

〔藍原〕 番組の収録に関しては、大体17名〜20名前後で出演させていただいています。
コンサートの場合は最少4名(カルテット)から最大16名程で活動しています。

 

【合唱団の特徴は何ですか?】

〔今野〕 そうですね。Jスコラーズの魅力は、何と言ってもパワフルで、華やかで、情熱的な曲や力強い曲を歌うことが多いので、そういうところを売りにしています。

〔森山〕 “騒がしい”という感じですかね(笑)。

〔今野〕 “にぎやか”ですね! (笑)。

〔藍原〕 Jスコラーズは、番組の中でも榎本先生が編曲した曲を演奏させていただくことが多く、アレンジが凝っているので演奏する側はなかなか大変なのですが・・・、そこも「Jスコらしさ」の一つになっているかなと思います。

〔今野〕 榎本先生はピアニストなのですが、編曲や合唱指導と、何でもされます。練習中はギャグを連発してメンバーを笑わせてくれます。特に私はいじられ役です (笑)。

〔森山〕 地方のコンサートのときは、榎本先生がバスの運転をしてくれます。私たちメンバーは“インディ・ジョーンズ・バス”と呼んでいます。激しく揺れるので(笑)。普段はマイクロバスですが、人数が多いときは、中型バスみたいなときもあります。

〔今野〕 修学旅行みたいな感じで、楽しいです!

〔藍原〕 バスを運転するための大型運転免許証はずいぶん前に取得されていたようです。将来的に自分の合唱団を引き連れて演奏旅行に行きたいという構想があったみたいです(笑)。そういった形で団体行動する仲のよさというところも、Jスコの特徴だと思います。

 

【普段の練習や活動について教えてください。】

〔藍原〕 基本的には、普段は個々で活動していて、コンサートや番組収録があるときに集まってきて、練習をしています。

 

【抒情歌や昭和歌謡曲を歌っての感想は?】

〔森山〕 自分の親が聴いていた頃の歌は知らない曲が多いのですが、とても新鮮で素敵な曲がいっぱいあるんだなぁ、ということを改めて感じています。

〔今野〕 私は両親の影響で懐メロをよく聴く子供だったので、親しみのある曲を歌えて楽しいです!また、この番組で昭和歌謡を歌うことができて両親が喜んでくれています。

〔藍原〕 僕の場合はメンバーの中で、少し年上の方なので、昔テレビで聴いたことがあるな、という曲もあったりします。そういう曲が合唱になるとイメージが全く新しくなります。様々なアレンジャーさんの編曲で歌うことができるのも楽しく、いつも最初に楽譜をいただく時はドキドキします。

 

【「抒情歌」・「昭和の名曲」・「フォークソング」で好きな曲・アーティストは?また歌ってみてどうですか?】

〔今野〕 私は女性アイドルが好きなので、松田聖子さんとか、80年代のアイドルの方が好きです! でもJスコラーズは混声合唱が基本なので、あまりそういう女性アイドルの曲は回ってこないのですが(笑)、時々いただけるとテンションがMAXに上がります!!

〔藍原〕 あと、番組で歌ってきた曲ですが、『津軽海峡・冬景色』『人生いろいろ』など、演歌の王道みたいな曲を、Jスコラーズが合唱で歌うとハマる感じがして好きですね。

〔今野〕 Jスコラーズで演歌をたくさん歌うようになったので、以前よりテレビなどで演歌が聞こえてくると、耳に入ってくるようになりましたし、好きになりました! 基本的にみんなクラシックを勉強しているので、ふだん歌っている曲と番組で歌う歌謡曲とは感じが違うので、新鮮です。

 

【スタジオで歌うことは、普段に歌っている感じと違うと思いますが、いかがですか?】

〔森山〕そうですね、コンサートホールとは明らかに空間が違いますね。ホールだと反響板が 組まれていて、なるべく音が響きやすいように、ハーモニーが作りやすいような環境になっていますけれど、スタジオだと音があまり響かないので、ハーモニー作りとかはちょっと苦労しますね

 

【「日本名曲アルバム」で、歌ってみたい曲はありますか?】

〔今野〕私は先ほどお話しした80年代アイドルの曲、あとアグネス・チャンさんも好きなので、その曲のときはぜひJスコラーズに歌わせていただけたらな、と勝手に思っています。90年代の曲では『部屋とYシャツと私』(平松愛理さん)が大好きなので、Jスコラーズにまわってきたらいいな、と思っています(笑)。

〔藍原〕私は男性演歌歌手の曲をもっと歌ってみたいですね。以前に五木ひろしさんの『夜空』という曲を歌ったのですが、すごくかっこよかったので、そういう感じの曲をまたやってみたいです。

〔森山〕私は、『いい日旅立ち』とか、みんなが知っている曲を歌えたらいいですね。 今日の収録では『昴』を歌わせていただけたので、とても嬉しいです。

 

【視聴者の皆さんや「名曲アルバム」のコンサートに来てくださる方々にひとことメッセージをお願いします。】

〔森山〕エネルギッシュで楽しいJスコラーズの合唱で、視聴者の皆様にもっと楽しんでいただけるよう、頑張っていきたいと思います。

〔今野〕 公開収録コンサートの最後に「会場のみなさんも一緒に歌いましょう」という場面があるのですが、そのときに会場の皆様がすごく元気に歌ってくださるので、きっとテレビを通して一緒に歌って下さっているのかなと、いつも思っています。そういう風に視聴者の皆様に喜んでいただきたいので、私たちも、もっともっと頑張っていきたいと思います。

〔藍原〕 ぜひJスコラーズを応援していただきたいですが、様々な合唱団の方たちが出演していらっしゃいますので、この番組全体を応援していただいて、沢山の日本の名曲を、合唱の新しいアレンジで楽しんでいただけたらと思っています。そして視聴者の方々もご一緒に歌っていただけたら嬉しいです。 Jスコラーズは各地でのコンサート活動も行っておりますので、もしお近くでコンサートが開催される時はぜひ会場に足を運んでいただき、生の歌声も楽しんでいただければと思います。

本日はありがとうございました。

 

Jスコラーズ


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