『レガシー:トリビュート・トゥ・レスリー・ウェスト』
LEGACY: A TRIBUTE TO LESLIE WEST
3月23日(水)日本先行発売(海外:3/25)
SICX 179/¥2,640(税込)
●英文ライナーノーツ対訳付 ●解説付 ●歌詞・対訳付
故レスリー・ウェストを偲び、
ロック界のスーパー・ミュージシャンが大集結!
1960年代末~70年代初頭のアメリカン・ハード・ロック創成期に人気を博し、シーンを牽引したマウンテンの巨漢フロントマン、レスリー・ウェストが2020年12月23日に75歳でこの世を去った。
エディ・ヴァン・ヘイレン、マイケル・シェンカー、エース・フレーリー、ランディ・ローズなど、後のギター・ヒーローたちに多大な影響を与えたギタリスト/ヴォーカリストとして知られ、絶頂期は決して長くはなかったものの、ヒット・シングル「ミシシッピー・クイーン」を筆頭に「ナンタケット・スレイライド」「想像されたウエスタンのテーマ」「ヤスガーの農場」「君がすべて」といった名曲の数々を、とてつもなく豪快かつエモーショナルなプレイで世に放った。
そんなレスリーをリスペクトするロック界のスーパー・ミュージシャンたちが彼を追悼するために大集結したのが本作『レガシー:トリビュート・トゥ・レスリー・ウェスト』。カヴァーされた楽曲はマウンテンだけでなく、ソロ名義のデビュー・アルバム、ウェスト・ブルース&レイング、ザ・レスリー・ウェスト・バンドの曲も入っており、レスリーが最も輝いていた1969〜75年の作品から選曲されている。
【収録曲】<国内表記>
- ブラッド・オブ・ザ・サン(feat. ザック・ワイルド)
- ナンタケット・スレイライド(feat. ジョー・リン・ターナー&マーティ・フリードマン)
- 想像されたウエスタンのテーマ(feat. ディー・スナイダー、エディ・オヘダ、ルディ・サーゾ、マイク・ポートノイ、フランチェスコ・サグリエッティ)
- ヤスガーの農場(feat. ジョー・リン・ターナー&マーティン・バー)
- ワイ・ドンチャ(feat. スティーヴ・モーズ&ロニー・ロメロ)
- 虹に坐って(feat. エリオット・イーストン&ロニー・ロメロ)
- 君がすべて(feat. ディー・スナイダー&ジョージ・リンチ)
- ザ・ドクター(feat. ロビー・クリーガー&ロニー・ロメロ)
- 銀色の紙(feat. チャーリー・スター)
- マニー(ワッチャ・ゴナ・ドゥ)/ バイ・ザ・リヴァー(feat. バックマン&バックマン)<メドレー>
- ロング・レッド(feat. イングヴェイ・マルムスティーン&テディ・ロンディネリ)
- ミシシッピー・クイーン (feat. スラッシュ&マーク・ラベル)
【収録曲】<原題>
- Blood of the Sun (feat. Zakk Wylde)
- Nuntacket Sleighride (To Owen Coffin) (feat. Joe Lynn Turner & Marty Friedman)
- Theme for an Imaginary Western (feat. Dee Snider, Eddie Ojeda, Rudy Sarzo, Mike Portnoy, Francesco Saglietti)
- For Yasgur’s Farm (feat. Joe Lynn Turner & Martin Barre)
- Why Dontcha (feat. Steve Morse & Ronnie Romero)
- Sittin’ On a Rainbow (feat. Elliot Easton & Ronnie Romero)
- Never in My Life (feat. Dee Snider & George Lynch)
- The Doctor (feat. Robby Krieger & Ronnie Romero)
- Silver Paper (feat. Charlie Starr)
- Money (Whatcha Gonna Do) / By the River (feat. Bachman & Bachman) - Medley
- Long Red (feat. Yngwie Malmsteen & Teddy Rondinelli)
- Mississippi Queen (feat. Slash & Marc Labelle)
あの頃、彼とクラプトンが一番良かった。
とにかくブルースのフィーリングを体得していたんだ。
もしかしたら前世でブルースマンだったのかもしれないな。
「レスリーはこの世の誰とも例えようがありませんでした」 。このギタリストの未亡人、ジェニ・ウェストは語る。「演奏が聞こえてくると一瞬で彼だとわかりましたからね。夫はギターを弾いたり音楽を作ったりすることが大好きでした。人をいい気分にさせることが彼の生きがいであり、情熱を傾けていたことだったのです。夫は世界中でファンに知られていましたが、他のミュージシャンに慕われてもいました。カントリー界のスターから、ラッパーやヘヴィ・メタルのプレイヤーまで…みんなレスリーが大好きでした。本人としては意外なことでしたが、自分がどれほど他のミュージシャンのインスピレーションになっていたかが分かって喜んでもいたと思います」。
ウェストのマネージャーを長年務めたボブ・リンジもこううなずく。「私は地球上で指折りの素晴らしいギタリストたちと仕事をしてきましたが、レスリーに肩を並べるものはいませんね。彼はまったくユニークで特別な存在でした。サウンドも、スタイルも、パワーも、温かみも。どんなギタリストと話しても、みな何らかの形で彼に影響を受けていますよ。彼は古い型を破って生まれ、死んだときはその型を道連れにしていきました。真の意味で唯一無二の存在だったのです」。
『レガシー:トリビュート・トゥ・レスリー・ウェスト』とふさわしく名付けられた作品には、奇しくも友人でもあり仲間でもあった、驚くほど多くのウェスト崇拝者たちが、この先駆的だったミュージシャンを讃えるために集まった。ジェニ・ウェスト、ボブ・リンジ、ジョン・ラッペンがエグゼクティヴ・プロデューサーを務めるこの作品には、スラッシュ、ザック・ワイルド、ディー・スナイダー、バックマン&バックマン、マーティン・バー、ジョー・リン・ターナー、チャーリー・スター、エリオット・イーストン、ロビー・クリーガー、マイク・ポートノイ、エディ・オヘダ、ジョージ・リンチ、マーティ・フリードマン、スティーヴ・モーズ、イングヴェイ・マルムスティーンらによる、陶酔感を憶える感動的なパフォーマンスがフィーチャーされている。
俺はずっとこの曲を歌いたかったんだ。レスリー・ウェストのギター・ソロの中でもお気に入りでね。俺の心に響くし、本当に色んな意味で語りかけてくるんだ。
―― ディー・スナイダー
彼は何をすべきか、すべてを知り尽くしていた。ソロのフレージングや身の入れよう、そしてトーンも…彼の隣に立ってそれを実体験できたのは本当に最高だったよ。
―― スティーヴ・モーズ
彼のサウンドやスタイルは本当に独特だった。たくさんの人に影響を与えてきた、凄い人だったと思う。レスリーに乾杯!
―― イングヴェイ・マルムスティーン
あの頃、彼とクラプトンが一番良かった。とにかくブルースのフィーリングを体得していたんだ。もしかしたら前世でブルースマンだったのかもしれないな。
―― ロビー・クリーガー
▲『レガシー:トリビュート・トゥ・レスリー・ウェスト』英文ライナーノーツ対訳よりテキスト抜粋。フル・ヴァージョンは実際の商品でお楽しみください。