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1999年に急逝して17年、今もなお多くの人々に愛され続けている村下孝蔵の歌声と作品。本作『きっといつかは』は今年の17回忌にあたり、"永遠の歌人"をあらためて偲ぶ気持ちを込めて制作された企画盤CDである。
1990年代後半のライヴから、初商品化音源をメインとした16曲を厳選。2011年発売CD『この国に生まれて良かった』に一部音源が収録されている生前最後のステージから4日後に録音された文字通り〝現存する村下孝蔵最後の歌声″(1999年七夕コンサートのリハーサル音源、「心の旅路メドレー」のみ1999年発売『しのびあるきのたそがれに』に収録)、そして代表曲「初恋」を初披露した時の音源もボーナストラックとして収録。どちらも極めて貴重な音源である。
ブックレットにはプロデューサー・須藤晃氏書き下ろし原稿と村下孝蔵に深く関わった15名の方々からの「17回忌に寄せて」のコメントを掲載。これら全てを含め17回忌企画盤にふさわしい内容となっている。