1988年に「ホレました」でデビューした石原詢子が、2018年9月5日に東京・中野サンプラザホールで行った30周年記念リサイタルを収録したDVDです。
自身の原点である詩吟コーナー、浪曲の師匠・二葉百合子と永年の夢であった共演が実現した浪曲コーナー、初めてのピアノ弾き語りなどを披露しています。

詩吟の家元である父親に4歳から指導を受け、自身も師範代として教室を開いている石原詢子の原点である「詩吟コーナー」では、初の詩吟アルバム『詢風～吟詠の世界』から「白虎隊」、本人作詩の詩吟を加えて新たな曲に生まれ変わったヒット曲「淡墨桜」、日本の名風景を詠った「富士山」を歌いました。

また、この日のためにピアノを約１年間猛練習して、両親への想いをこめて作詞した「逢いたい、今すぐあなたに…。」でピアノ弾き語りを披露しています。

弟子入りしてから12年経ってようやく初共演の夢が叶った二葉百合子さんを特別ゲストに迎えた浪曲コーナーでは、「関東一本〆」を二人で歌っています。