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11月21 日(水) | [北海道]ZEPP SAPPORO |
11月23日(金・祝) | [岐阜]バロー文化ホール(多治見市文化会館) |
11月25日(日) | [岡山]岡山市民会館 |
11月26日(月) | [大阪]グランキューブ大阪 |
11月28日(水) | [東京]TOKYO DOME CITY HALL |
11月29 日(木) | [東京]武蔵野の森総合スポーツプラザ メインアリーナ |
<問>クリエイティブマンプロダクション |
パワフル、スピーディー、そしてラウド。すべてが紛うことなきクラシック・プリーストでありながら、太く分離の良い現代メタル・サウンドで電光石火のごとく駆け抜ける。2018年、メタル・ゴッドの燃え滾る信念の炎と破壊力抜群の凄まじい“神シャウト”が再びシーンに襲いかかる!!
2014年に発表した前作『贖罪の化身』(REDEEMER OF SOULS)では、前々作の壮大で“メタル・オペラ”と銘打った08年のアルバム『ノストラダムス』から一転、徹頭徹尾ジューダス・プリースト流の王道ヘヴィ・メタルという原点に回帰した。11年に脱退したK.K.ダウニング(G)の後任として加入したリッチー・フォークナーのツアー及びスタジオでの(予想を遥かに上回る)大車輪の活躍もあり、『贖罪の化身』は彼らの全米最高位となる6位を記録するなど全世界で好評を博した。18作目となる本作『ファイアーパワー』は、ヘヴィ・メタル界の超売れっ子プロデューサー/エンジニアであるアンディ・スニープ(メガデス、アーチ・エネミー、アクセプト、ソウルフライ、キルスウィッチ・エンゲイジ、アモン・アマースなど)を初起用しているだけでなく、79年『イン・ジ・イースト』(UNLEASHED IN THE EAST)から88年『ラム・イット・ダウン』(RAM IT DOWN)までの全作品をプロデュースしたトム・アロムを実に30年ぶりに再起用するという共同プロデュース体制、さらに前作のプロデュース&ミックスを手掛けたマイク・エクセター(他ブラック・サバス『13』など)も録音エンジニアとして参加するなど、まさに盤石かつ豪華な布陣で制作された。本作14楽曲の内容の充実度や演奏のアグレッシヴさもさることながら、“メタル・ゴッド”=ロブ・ハルフォードの気合の入りまくったテンションの高いヴォーカルは特に凄まじく、アルバム完成度は抜群に高い。
本作について、ロブ・ハルフォードは「クラシック・ヘヴィ・メタルを知り尽くしたトム・アロムとモダン・メタル・プロデューサーであるアンディ・スニープの世界観との素晴らしき融合」と語る。また、ベースのイアン・ヒルは「トムは79年来の付き合いだから我々自身や我々の音楽性に対する知識は計り知れないものがある」と付け加える。ドラムスのスコット・トラヴィスによると、本作はメンバー全員がスタジオに会しバンド演奏で同時録音する昔ながらのオーガニックな手法で制作されたとのことだ。アルバム発売にあわせ、3月13日より全米ツアーが開催される。
1969年イギリスのバーミンガムにて前身となるバンドを結成。
‘72年に初代ヴォーカルが脱退しロブ・ハルフォ-ドが加入、インディペンデントのガル・レコードと契約し、‘74年のアルバム『ロッカ・ローラ』(ROCKA ROLLA)でデビュー。
‘77年にCBSレコード(現ソニーミュージック)に移籍、3rdアルバム『背信の門』(SIN AFTER SIN)でメジャー・デビューを果たす。
‘80年の6thアルバム『ブリティッシュ・スティール』(BRITISH STEEL)が世界中でブレイク、ロブ・ハルフォード自ら"メタル・ゴッド"と宣言する。
‘82年の8thアルバム『復讐の叫び』(SCREAMING FOR VENGEANCE)でさらなる高評価と商業的な成功を収め、ヘヴィ・メタル・シーンの頂点に君臨する。
“第2のデビュー作”とも言われる90年の傑作12thアルバム『ペインキラー』(PAINKILLER)の発表とそれに伴うツアーの終了後にヴォーカルのロブ・ハルフォードが脱退、ソロ・プロジェクト(FIGHT~2WO~HALFORD)で活動する。後任にはティム・オーウェンズが加入し2枚のアルバムを発表する。
‘03年にロブ・ハルフォードが電撃復帰。
‘11年、“最後のワールド・ツアー”と銘打った「エピタフ・ツアー」の直前にオリジナル・メンバーのK.K.ダウニング(G)が脱退、新たにリッチー・フォークナーが加入し現在に至る。
リッチー・フォークナー初参加となった‘14年の17thアルバム『贖罪の化身』(REDEEMER OF SOULS)が全米チャート6位と当時のキャリア最高位を記録する。
‘18年3月発表の最新18thアルバム『ファイアーパワー』(FIREPOWER)は、プロデューサーに当代随一のメタル・プロデューサーでギタリストとしても活躍するアンディ・スニープと80年代プリースト全作品を手掛けたトム・アロムを実に30年ぶりに起用という驚きの二人共同プロデュース体制で制作。クラシック・プリーストとモダン・メタルが見事に融合した鉄壁の鋼鉄神サウンドは世界中で大好評を博し、前作を上回る全米チャート初登場5位を記録、アメリカにおけるチャート最高位を2作連続で更新する。レザー・ジャケットにスタッズ、ハーレー・ダヴィッドソンというヘヴィ・メタル・ファッションを世界中に浸透させたオリジネイターであり、ブリティッシュ・ヘヴィ・メタルそのものを象徴する存在である。来年バンドは結成50周年を迎える。JudasPriest.com official web site
グレン・ティプトンの病公表について、バンドからのオフィシャル・ステイトメント
74年のデビュー以来、ツイン・リード・ギターの一翼を担ってきたオリジナル・メンバーのグレン・ティプトン(70歳)が10年前よりパーキンソン病を患わっていたことが発表された。バンドからの脱退は否定しており、今後もジューダス・プリーストのメンバーとしてあり続けるとのこと。また、3月13日より全米を皮切りに開催されるワールド・ツアーは、グレン・ティプトンの希望により新作のプロデューサーの一人でもあるギタリストのアンディ・スニープが代役を務めることになった。ジューダス・プリーストより発表された声明文は下記の通り。
10年前、グレンは初期のパーキンソン病の兆候が見られると診断されました。以来最近まで、グレンは彼自身が納得できるパフォーマンスのクオリティという、非常に重要視してきたものを維持することにより、それまで通り偉大なヘヴィ・メタル・ギタリストとして生き続けてきました。
現在グレンは比較的負担の少ないプリーストの曲を弾いたり演奏することはできますが、パーキンソン病の進行特性を鑑みるに、これまで通りのツアー活動ができなくなるであろうということをみなさんにお伝えしたいと本人は考えています。
「ショウは続いていかなければならない」というメタル・スピリットに忠実なグレンは、ステージ上で代わりに戦い続けることをアンディ・スニープに託しました。
「みんなに知ってもらいたいのは、ジューダス・プリーストのツアーが先へ進むことが不可欠であること、そして、僕はバンドを離れないということ。単に僕の役割が変わっただけだ。プリーストの曲をぶっ放せるようになったら、そして、そうできそうな気がしたら、ステージに立つ。そのチャンスは排除しないさ!だから今は、あまり遠くない未来のどこかの時点で、僕たちの素晴らしいメタル・マニアたちにもう一度会えることを心から楽しみにしているんだ」
ロブ、リッチー、イアン、スコットからのメッセージ: 「我々はグレンの意志の強さと揺るぎない責任感を目の当たりにするという幸運に長年恵まれてきた。自分の情熱や信じるものを、プリーストとの曲作り、レコーディング、パフォーマンスのセッションを通じて示してくれた彼こそは真のメタル・ヒーローだ!
我々が『ファイアーパワー』のツアーを全うすべきだというグレンの主張はいかにも彼らしい。グレンの願いを実現するために我々に加わってくれるアンディに感謝している。グレンも言っていたように、ツアーのあらゆる時、あらゆる場所で彼を迎えることができることを待ちきれないんだ。
…グレン、みんなおまえを愛しているよ!」