生誕80周年記念
JEFF BECK
＜EPIC YEARS 1971-2003 VINYL REISSUE＞

2023年1月に78年の生涯を閉じた孤高の天才ギタリスト、ジェフ・ベック。その独創性に富む絶品テクニックが世界中のギタリストの憧れの的だったジェフの生誕80周年を記念し、エピック・レコードに残した名盤の数々が日本盤アナログLPで復刻！1971年に発表した第二期ジェフ・ベック・グループの1作目『ラフ・アンド・レディ』から、2003年発表のソロ名義9作目でエピック時代の最後のアルバムとなった『ジェフ』までの計13タイトルが、2024年7月、9月、11月、2025年1月の4期に分けて一挙発売される。

第1弾はジェフ・ベックがバンド形態としてブルース・ロックの枠を超えてソウルやファンクに接近、次々と斬新なアプローチを披露していった『ラフ・アンド・レディ』『ジェフ・ベック・グループ』『ベック・ボガート＆アピス』で7月24日に発売。第2弾は完全なソロ・アーティストとしてキャリアを歩み始め、ロック史上に燦然と輝く名盤となったジェフの2大傑作『ブロウ・バイ・ブロウ』『ワイアード』と、それに続く『ライヴ・ワイアー』で9月25日に発売。いずれも70年代以来の日本でカッティングを施した国内プレス盤だが、注目すべきは『ブロウ・バイ・ブロウ』と『ワイアード』で、この2作品のみ通常の33回転ではなく、45回転の2枚組仕様で発売される。これら45回転仕様はかつて＜Analogue Productions＞より完全生産限定でリリースされたことはあるが、原盤元のエピック・レコードからは一度も発売されたことがなく、今回が日本盤としても初のリリースとなる。

第3弾はアナログ時代の終焉も迫る80年代前半に登場した『ゼア・アンド・バック』 『フラッシュ』 と、CDに切り替わった頃に発表された『ギター・ショップ』『クレイジー・レッグス』 で11月27日に発売予定。第4弾の『フー・エルス！』『ユー・ハッド・イット・カミング』『ジェフ』は2025年1月22日の発売予定で、これら最後の3作品はCD全盛時におけるリリースで今日に至るまでアナログLP自体が存在していないことから、これが世界初のアナログ盤化となる見込みだ。