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史上最高のソングライター、ポール・マッカートニーの遺伝子を受け継ぐ
地球上でただ一人の男――日本デビュー!

james mccartney

ジェイムズ・マッカートニー[ザ・ブラックベリー・トレイン]    ご購入はこちら▶


ビートルズの子供たちの共演も実現!

ジョージ・ハリスンの息子ダニー・ハリスン参加「トゥー・ハード」収録。

セカンド・アルバム『ザ・ブラックベリー・トレイン』
発売日:2016.5.25
品番:SICX47
価格:¥2200+税
日本のみボーナストラック2曲収録
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収録曲
  • 1トゥー・ハード
  • 2ユニコーン
  • 3ウォーターフォール
  • 4パラリシス
  • 5バレリーナ
  • 6ペヨーテ・コヨーテ
  • 7ファンタジー
  • 8アリス
  • 9リング・ア・リング・オ・ローゼズ
  • 10プレイヤー
  • 11ピース・アンド・スティルネス
  • <日本のみのボーナストラック>
  • 12ユニコーン(Youth Vocal Remix)
  • 13ユニコーン(Youth Dub Remix)

『ザ・ブラックベリー・トレイン』

英シンガー・ソングライター、ジェイムズ・マッカートニーの2013年のデビュー・アルバム『Me』以来3年ぶりとなるセカンド・アルバム『ザ・ブラックベリー・トレイン』は、スティーヴ・アルビニをエンジニアに迎え、全11曲に加えて日本盤ボーナストラック2曲を追加収録。

アルバムのオープニング曲「トゥー・ハード」には、ジョージ・ハリスンの息子ダニー・ハリスンがギターとヴォーカルで参加している。

日本盤の発売は今回が初で、晴れて日本デビューを飾る。


『ザ・ブラックベリー・トレイン』は、ポップでキャッチーな「トゥー・ハード」で幕を開け、パワフルなロック・チューン「ユニコーン」、アンセミックな「ペヨーテ・コヨーテ」、ソウルフルなバラード「プレイヤー」、厳かでフォーキーな「ピース・アンド・スティルネス」、そして、亡き母リンダ・マッカートニーの想い出にインスピレーションを得た、非常にパーソナルな楽曲「ウォーター・フォール」などを収録(「ウォーターフォール」とはジェイムズが一時期一人で暮らしていた、キンタイア岬のマッカートニー家所有の農場敷地内の「小さなまるい家」のことで、通称「ウォーターフォール」と呼ばれていた)。アルバムのエンジニアにはニルヴァーナ、ザ・ピクシーズ、PJハーヴェイなどで有名なスティーヴ・アルビニを迎え、よりロック色の強いエッジの効いた多彩なサウンドを作り上げている。


収録曲中最もステーヴ・アルビニらしい音ともいえるのが2曲目の「ユニコーン」だろう。


「すべてがひとつの進化になっている。この一連の楽曲は間違いなく前作よりも鋭い内容で、とにかく妥協をしなかった。音楽に前衛的でサイケデリックな要素を入れて、ほんの少しだけ神経を逆撫でするようなものにするのが好きなんだけど、最終的に大切なのは、できるだけ感情をさらけ出すこと。音楽がカタルシスをくれて、心から響いてきて、正直であることがすべてなんだ」-James McCartney


幼いころからギターを弾き、17歳で曲を書き始め、父のアルバムにも参加した。

しかし、世界で最も有名なミュージシャンでもある父親の後を継ぐという茨の道を歩むことを決めるまで、様々な葛藤があったと語っている。


「自分で自分にプレッシャーをかけながら成長してきたんだ。ビートルズのレガシーが、自分に音楽をやるようにとプレッシャーをかけているような気がしていた。音楽は昔から大好きだったし、家でもいつも自分の周りには音楽があったけど、他のことをやろうと思って、アートもやってみたし、家具も作ってみた。 以前は、ビートルズの息子がミュージシャン、みたいな陳腐な存在にはなりたくなかったんだ」


彼が本格的な音楽キャリアをスタートしたのは30歳をゆうに越えてから。

最初は別名でプレイすることから始め、静かにキャリアをスタートさせた。

自分も、自分の音楽も機が熟すまでミュージシャンとして下積みをする必要があると考えている。


「座ってボーっとしているんじゃなくて、自分の食いぶちは自分で稼ぎたいんだ」


そして、その言葉通り、ビートルズがキャリアのスタート時にハンブルクのナイトクラブでタフな修業をしたときのように、2013年には、小さな会場で47日間で27回もの公演をアメリカで行なった。

移動は数人で白のミニバンに乗って13,000マイル以上を走り、安いモーテルに宿泊した。


「大切なのは音楽。車の方が安いからミニバンで回っていた。5つ星のホテルに泊まる必要もない。こうするのが理に適っているんだ」


その後もヨーロッパ、そして再びアメリカをくまなくツアーし続け、一周するごとに会場を大きくしていくという昔ながらの手法により、地道な努力を続けてきた。英デイリーメイル紙では彼のライヴをこう評している。


「アンコールは熱狂的なスタンディング・オヴェーションに迎えられ、彼の実力を疑う者たちにとってすら、 ジェイムズが生まれながらのパフォーマーであることは明らかであった。ポールの自信とカリスマ性を“遺伝子”によって引き継いでいるかの如く・・・」


ジェイムズは自分が置かれた立場も期待も充分にわかっている。

しかし、「新しいポール」になるつもりはないし、偉大な父の恩恵に預かろうとも微塵も思っていない。

地に足をつけて、地道に音楽活動を続け、心のままに自分の音楽を追求し、彼の音楽を聴いてくれるファンと真摯に向き合っていきたいと考えている。


「とにかくソングライターとして前進し続けて、努力し続けて、向上し続けていきたいんだ。人間としてもソングライターとしても可能性をフルに実現した手応えを感じたいと思う。たくさんの音楽を作って、アーティスティックにより深みを目指して努力すること――それが僕のゴールなんだ」

 

James McCartney

James Mccartney

James Louis McCartney(ジェイムズ・ルイス・マッカートニー)

1977年9月12日ロンドン生まれの現在38歳。

ポール・マッカートニーとリンダ・マッカートニーの長男。長女メアリー・マッカートニー(カメラマン)、次女ステラ・マッカートニー(ファッション・デザイナー)の弟。(ちなみに他に、リンダの連れ子だった異父姉のヘザー・マッカートニー、リンダが1998年に亡くなった後、ポールと結婚したヘザー・ミルズとの間に2003年生まれた異母妹ベアトリス・ミリー・マッカートニーがいる)。


父ポールのアルバムには、1997年『フレイミング・パイ』、2001年『ドライヴィング・レイン』の一部に参加。『フレイミング・パイ』の「ヘヴン・オン・ア・サンデイ」ではギター・ソロを披露、『ドライヴィング・レイン』では「スピニング・オン・アン・アクシス」、「バック・イン・ザ・サンシャイン・アゲイン」を父ポールと共作している。

また1998年に亡くなった母リンダの死後に発表された彼女のソロ・アルバム『ワイド・プレイリー』にもギターで参加している。


2010年9月、ソロ・デビューEP『Available Light』をリリース。

デヴィッド・カーンとポール・マッカートニーのプロデュースによって、オリジナル4曲、ニール・ヤングの「Old Man」のカバーが収録が収録されている。

2011年8月、2枚目のEP『Close At Hand』(6曲入り)をリリース。

2013年5月にはデビュー・アルバム『Me』をリリース。4月からスタートした全米ツアーに先駆けて3月27日、ロンドンのAmbassadors Theatreで行なわれたスペシャル・ギグにはローリング・ストーンズのロン・ウッドとともに父ポールも飛び入りし、数曲で共演した。

2014年ポール・マッカートニーのトリビュート・アルバム『The Art Of McCartney』収録、ザ・キュアーによる「Hello Goodbye」にキーボード&ヴォーカルで参加。

2015年12月2,10,17日にロンドンのThe Islington(ジ・イズリントン)で行なわれた3回のソールド・アウト・ショーで、今回の新作からの新曲を初披露している。