いつでもパーティー!
                  ~平成 J-POP コンピ~

なぜか元気だったあの頃へ
すこーしミーハーだったアナタに!

いつでも誰でも、少しだけ勢いを取り戻せる平成J-POP決定版! 90's、00’sのJ-POP・誰もが知ってる聞いたことある曲ばかりが全32曲。 聴けばいつでも誰でもあの時に帰れる!笑えて、泣けて、楽しめる!頑張ってる貴方に 少しだけ勢いを取り戻せる2時間半のエンターテイメント!

いつでもパーティー!
            ~平成 J-POP コンピ~

懐かしいあの時に戻れる2時間半

いつでもパーティー!
                  ~平成 J-POP コンピ~

2023年9月27日発売

2枚組全32曲収録

品番:MHCL-3050~1 価格:¥3,300(税込)
全収録曲・歌詞カード入り

〈DISC 1〉

  1. Driver's High(Remastered 2022) / L'Arc~en~Ciel
  2. GOLDFINGER'99 / 郷ひろみ
  3. CRAZY GONNA CRAZY / TRF
  4. 恋愛レボリューション21 / モーニング娘。
  5. BE TOGETHER(ORIGINAL MIX) / 鈴木あみ
  6. HIGH PRESSURE / T.M.Revolution
  7. 上海ハニー / ORANGE RANGE
  8. アゲ♂アゲ♂EVERY☆騎士 / DJ OZMA
  9. 気分上々↑↑ / mihimaru GT
  10. Can't be Stopped / Crystal Kay
  11. STEADY / SPEED
  12. DEPARTURES / globe
  13. 恋しさと せつなさと 心強さと / 篠原涼子 with t.komuro
  14. あなたのキスを数えましょう ~You were mine~ / 小柳ゆき
  15. 本能(Single Version) / 椎名林檎
  16. Garden / Sugar Soul feat.kenji

〈DISC 2〉

  1. アポロ / ポルノグラフィティ
  2. 1/3の純情な感情 / SIAM SHADE
  3. DOLL / SCANDAL
  4. Over Drive / JUDY AND MARY
  5. Squall / 松本英子
  6. 美しく燃える森 / 東京スカパラダイスオーケストラ
  7. POP STAR / 平井堅
  8. 気分爽快 / 森高千里
  9. 渋谷で5時(Romantic Single Version) / 鈴木雅之&菊池桃子
  10. Timing~タイミング~ / ブラック・ビスケッツ
  11. Shangri-La / 電気グルーヴ
  12. DA.YO.NE / EAST END × YURI
  13. MajiでKoiする5秒前 / 広末涼子
  14. Give me a Shake / MAX
  15. Choo Choo TRAIN / ZOO
  16. Boys & Girls / 浜崎あゆみ

『いつでもパーティー!』
ショートストーリー

<199x’s BOY 裕二>

遠くからピアノの音が聞こえる。元カノがよく歌っていたglobeの「DEPARTURES」だ。ベッドの中で意識が戻り始め、タイマー設定していたラジカセからダンサブルなビートが流れてくる頃には、すっかり目が覚めていた。コーヒーを淹れて、8cmサイズのシングルCDを入れ替えたら、ジュディマリの「Over Drive」が流れてくる。僕のやる気ソングの定番だ。仕事に明け暮れた一週間も今日まで。鈴木保奈美が主演する話題のドラマをVHSテープに録画してあるけれど、観る暇がないほど忙しかった。そして今夜は大事な予定が待っている。窓の外を見ると快晴。森高千里風に言えば「気分爽快」ってところだ。

仕事を急いで終わらせて、アフターファイブはMDウォークマンでEAST END × YURIの「DA.YO.NE」を聴きながらテンションを上げて六本木に向かった。親友の洋介が企画した合コンがあるからだ。待ち合わせの六本木ロアビルに向かう途中、どこかの店の有線から「今日も渋谷で5時♪」というフレーズが聞こえてきた。世の中はまだ浮かれ気分だなと感じる。典型的なお祭り男の(・・・続く)

<200x’s GIRL 優香>

遠くからソフトな声が聞こえる。元カレがよく歌っていた平井堅の「POP STAR」だ。ベッドの中で意識が戻り始め、スピーカーにつないでいるiPodからダンサブルなビートが流れてくる頃には、すっかり目が覚めていた。コーヒーを淹れて、iPodをシャッフルしたら、Crystal Kayの「Can't be Stopped」が流れてくる。私のやる気ソングの定番だ。仕事に明け暮れた一週間も今日まで。坂口憲二が主演する話題のドラマをHDレコーダーに録画してあるけれど、観る暇がないほど忙しかった。そして今夜は大事な予定が待っている。窓の外を見ると快晴。mihimaru GT風に言えば「気分上々↑↑」ってところだ。

仕事を急いで終わらせて、アフターファイブはiPodでSugar Soulの「Garden」を聴きながらテンションを上げて代官山に向かった。親友の紀香が企画した合コンがあるからだ。待ち合わせの代官山アドレスに向かう途中、どこかの店の有線から「アゲアゲ☆Every Night いいんじゃない?♪」というフレーズが聞こえてきた。世の中はそんなに浮かれてないけどなと思う。典型的な肉食系女子の(・・・続く)

文/栗本斉(旅&音楽ライター/選曲家)