カナダの女性ボーカリスト・ウェンディ・マシューズをフィーチャーした佐藤博のマルチプレイと多重録音による4thアルバム(ギターのみ山下達郎、鳥山雄司、松木恒秀が参加)の2枚組スペシャル・エディション。打ち込みの無機質さを全く感じさせないメロウ・ソウルフルなサウンドを醸し出すジャパニーズ・ポップス永遠の名盤!
Disc1は、原点回帰として1982年アナログ・レコード発売時のオリジナル・ヴァージョンを収録。1986年初CD化の際に収録された「BLUE AND MOODY MUSIC (WENDY'S VERSION)」は、Disc2に収録しています。
Disc 2は、未発表音源としてヴォーカル曲のOff Vocal Track、Off SE(波の音)Track 8曲を収録(各曲とも、Disc1のオリジナルの尺にあわせず、残された音源の生々しさ尊重してフルで収録しています)。
そして、前述の1986年初CD化時に収録された「BLUE AND MOODY MUSIC (WENDY'S VERSION)」、2005年に佐藤博自らがニュー・ミックスした「IT ISN'T EASY」をDisc2に収録。
原音回帰として、アルバム制作当時のレコーディング&ミックス・エンジニアである小池光夫氏による最新リマスタリングで、当時の心地よい“音”を再現!
ライナーノーツは、『アウェイクニング』を自身の音楽に最も影響を与えてくれたアルバムと語る冨田ラボ氏。高品質Blu-spec CD2仕様。
[Disc1] オリジナル・ヴァージョン
[Disc2] 未発表音源 (Track1~8)
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1976年に鈴木茂(G.)らとハックルバックを結成。そしてティン・パン・アレーへの参加といった活動と並行し初ソロ・アルバム『Super Market』を発表。その後もメジャー・レーベルからオリジナル・アルバム『Time』『ORIENT』を発表する他、細野晴臣、吉田美奈子、大瀧詠一、山下達郎等のアルバムにキーボード、作曲、アレンジで参加しセッション・ワークを重ねた。1979年に渡米。LAを拠点にエイモス・ギャレット、スペンサー・デイヴィス、マリア・マルダーらと活動し、高い評価を得た。1982年に当時の最新機材を駆使した画期的な作品『awakening』を率いて帰国。 以来、プロデュース活動と並行して精力的に『SAILING BLASTER』『SOUND OF SCIENCE』『FUTURE FILE』『AQUA』『TOUCH THE HEART』『Good Morning』『Self Jam』『HAPPY&LUCKY』『ALL OF ME』『Oracle』等のソロ・アルバムを発表。近年の活動を代表するものとして2007年のDREAMS COME TRUE“史上最強の移動遊園地 DREAMS COME TRUE WONDERLAND 2007”の音楽監督、2008年の青山テルマ「そばにいるね」のサウンド・プロデュース、2011年2月発売のふくい舞「いくたびの櫻」が挙げられる。2012年10月24日に逝去。