『ナイト』は真夜中から午前7時までの間に時計を合わせているんだ___ジョージ・ウィンストン
ナイト
NIGHT
ジョージ・ウィンストン
George Winston
ソロ・ピアニストの第一人者、ジョージ・ウィンストンの約3年ぶりの新作
毎日太陽が沈むたびに生活が始まる夜行性の世界を鮮やかに紡ぐ
約3年振り、16作目となるソロ・ピアノ・アルバムは自身のオリジナル楽曲に加えて、レナード・コーエンの「ハレルヤ」、アラン・トゥーサンの「フリーダム・フォー・ザ・スタリオン」、ローラ・ニーロの「ヒーズ・ア・ランナー」、喜納昌吉の「花~すべての人の心に花を〜」といった名曲の数々をジョージ・ウィンストン流のアレンジでカヴァーした作品。
ジョージ曰く、20年の歳月を費やしたという本作は、暗闇を美のプリズムへ変えた唯一無二の作品となっている。
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ジョージ・ウィンストン『ナイト』
- 2022年5月6日(金)世界同時発売
- 品番:SICP 6456/価格:¥2,640(税込)
- セルフ曲目解説[翻訳付]/解説:服部のり子
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George Winston「Beverly」1st Single
紛れもなく誰もが知る名前、ジョージ・ウィンストン。彼はその唯一無二のソロ・アコースティックピアノの楽曲でファンやミュージシャンにインスピレーションを与え、1,500万枚以上ものアルバムを売り上げてきた。ウィンストンの音楽はすべての人の心を揺さぶり、恒久的に忙しい生活から一歩引いて、心の赴くままに彷徨い冒険する機会を与えてくれる。『ナイト』はウィンストンにとって真の意味であらゆるものが活気づく場所である。その場がパフォーマンスのステージであれ、真夜中のレコーディング・セッションであれ、夜遅くの練習であれ、都会の空間を独り車を走らせているときであれ、はたまた月明かりの下で自然が成長していくのを見届けることであれ、ウィンストンはその高名なキャリアの50周年を記念する天上の新作をリリースする。
ジョージ・ウィンストンのコメント:『ナイト』は5ヶ所のスタジオで録音した曲をまとめたものなんだ。夜にしか起こらない自然の驚異というものがある。『ナイト』は基本的に真夜中から午前7時までの間に時計を合わせているんだ。暗闇の時間が1時間過ぎるごとに、夜明けの始まりが近づいてくる。太陽の光は日中ずっと地球に降り注ぎ、海や森を温め、地球の住民の多くを目覚めさせる。そして日が沈むと、夜行性の動物たちが夜の活動のために目覚める。そこには孤独感と不確実感がある。これらがすべて相まって、作曲や、他の作曲家の曲の解釈へのインスピレーションに繋がっているんだ。
- 収録曲
- 01. ビバリー
- 02. フリーダム・フォー・ザ・スタリオン(by アラン・トゥーサン)
- 03. ブルース・フォー・リチャード・フォルソム(by ジョン・クレガー)
- 04. ハレルヤ(by レナード・コーエン)
- 05. メイキング・ア・ウェイ(by ロデリック・テイラー)
- 06. ヒーズ・ア・ランナー(by ローラ・ニーロ)
- 07. カイ・フォレスト
- 08. ワヒネ・ホロリオ(ハワイ民謡)
- 09. アット・ミッドナイト
- 10. プア・サディニア(ノット・トゥ・ビー・フォーゴトゥン)(by デヴィッド・ネイプ、1917)
- 11. ドーン
- 12. 花〜すべての人の心に花を〜(by 喜納昌吉)
(※ by 楽曲のオリジナル・アーティスト)
George Winston 「Hana (A Flower For Your Heart)」2nd Single
George Winston(ジョージ・ウィンストン)
1949年、米国ミシガン州生まれ。’72年に初のピアノ・ソロ・アルバム『バラッド・アンド・ブルース1972』を発表。8年間のインターバル後、’80年にレコーディング活動を再開。当時、新興レーベルだった“ウィンダム・ヒル”と契約、同年にリリースされた第1弾アルバム『オータム』が世界的な大ヒットを記録して、一躍人気を獲得。日本では『オータム』に収録された「あこがれ/愛」が、トヨタ自動車“クレスタ”のテレビCF曲に使用され、人気爆発。2016年には、JTのCM「日本のひととき 茶道篇」でもカヴァー・ヴァージョンが使用されるなど、いまだに人気の高い楽曲。’94年リリースの『フォレスト』で第38回グラミー賞最優秀ニュー・エイジ・アルバムを受賞。 40年以上わたり、1500万枚以上のセールスを上げている。’12年に骨髄移植手術を受けるという大病に罹るが、無事全快し、現在は精力的にツアー活動をしている。
ジョージ・ウィンストン公式サイト
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