秋吉敏子&ルー・タバキンThe Eternal Duo !
ニューヨークを拠点に世界で活躍!
活動50周年を記念した 秋吉敏子&ルー・タバキン 黄金のデュオ・来日コンサートが
CD+ブルーレイディスクの2枚組で発売!
RCA名盤厳選8タイトルも最新リマスターCDにて同時再発売!!
祝 秋吉敏子&ルー・タバキン結婚50周年 / 秋吉敏子90歳
- SICX-30081~2 (2枚組 [Blu-spec CD2&Blu-ray]) / ¥6,300+税
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- ●ニューヨークを拠点に世界で活躍する日本人ジャズ・ピアニストの先駆者で、作曲・編曲家でもある秋吉敏子。8月には草津国際音楽アカデミー&フェスティバルでのコンサートで来日をし、11月にも昨年に続き、東京文化会館でコンサートが予定されているなど、今年12月には90歳を迎える今でも現役として活躍を続けている。
- ●伴侶であるサックス&フルート奏者、ルー・タバキンとは1967年に出会い、1969年に結婚。同じバンドで活動をはじめてから既に50余年を数え、今年は結婚50周年となる。
- ●その秋吉敏子とルー・タバキンの最新ディオ・コンサートの模様を収録した商品が10月30日に発売となる。コンサートが行われた時点で秋吉敏子さんは88歳の米寿(同年12月12日89歳を迎えられた)で、ルー・タバキンと出会い、活動を始めてからも50年となり、それを記念し、2018年9月15日に東京文化会館小ホールで行われたデュオ・コンサートの模様を音源と映像の2枚組のパッケージにまとめたもの。
- ●Disc-1には昼の公演を収録した音源 (Blu-spec CD2)、Disc-2には夜の公演に加えて、コンサート来日前のニューヨークの自宅での秋吉さんとルーさんの48分というロング・インタビューも収録した映像(Blu-ray)が収められている。「毎日の練習」、「ビッグバンド誕生」のいきさつ、「作曲家」としての考え方、ルーさんの「演奏法」、「孤軍」「ロング・イエロー・ロード」「ユーロジー」などの自作曲について、「デューク・エリントン」への尊敬などを二人が語っている貴重なロング・インタビューとなっている。
- ●公演曲目は「ロング・イエロー・ロード」をはじめ、秋吉敏子が長いアメリカでのジャズ人生の中で作曲した作品を中心で、秋吉敏子のピアノとルー・タバキンのサックス&フルートの息の合ったプレイはファンのみならず、必聴、必観のコンサートだ。
- ●同時発売で70年代から80年代にRCAに残した数々の名盤の中から8タイトルを厳選し、紙ジャケット仕様で発売。今回の発売に際しは、オリジナルのアナログ・マスターから最新マスタリングを施している。『孤軍』『ロング・イエロー・ロード』『インサイツ』など、ジャズ史の残る作品群は必聴。
- Disc-1:音源(Blu-spec CD2)
- ・2018年9月15日 東京文化会館小ホール 昼の部(約70分)
- 01. ロング・イエロー・ロード
- 02. 花魁譚
- 03. 身も心も
- 04. ザ・ヴィレッジ
- 05. 秋の海
- 06. ユーロジー
- 07. レディ・リバティ
- 08. 希望~組曲「ヒロシマ~そして終焉から」
- アンコール
- 09. 月の沙漠
- 10. ハンギン・ルース
- Disc-2:映像(Blu-ray)
- ・2018年9月15日 東京文化会館小ホール 夜の部(約82分)
- 01. ロング・イエロー・ロード
- 02. 花魁譚
- 03. 身も心も
- 04. ザ・ヴィレッジ
- 05. 秋の海
- 06. ユーロジー
- 07. レディ・リバティ
- 08. 希望~組曲「ヒロシマ~そして終焉から」
- アンコール
- 09. 月の沙漠
- 10. ハンギン・ルース
- 11. A列車で行こう
- ・ボーナス映像(約48分)
- 秋吉敏子、ルー・タバキン ロング・インタビュー
同時発売:秋吉敏子=ルー・タバキン・ビッグ・バンド紙ジャケット再発8タイトル
各タイトル¥2,100+税 / 高品質Blu-spec CD2 / 2019年最新リマスタリング / 解説:岡崎正通
- ① 孤軍秋吉敏子=ルー・タバキン・ビッグ・バンド(1974年作品)
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- 1973年に結成したトシコ=タバキン・ビッグ・バンドの記念すべきデビュー作にして、代表作のひとつ。ルバング島で発見された小野田少尉を題材にしたタイトル曲の「孤軍」は大評判を呼んだ。
- ② ロング・イエロー・ロード秋吉敏子=ルー・タバキン・ビッグ・バンド(1975年作品)
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- 秋吉敏子の代表作で、今でもステージで披露されることの多い「ロング・イエロー・ロード」を収録したセカンド・アルバム。生誕地、旧満州の情景を重ねて、黄色人種である秋吉がアメリカ・ジャズ界で歩んできた長い道のりを表現した名曲。
- ③ 花魁譚秋吉敏子=ルー・タバキン・ビッグ・バンド(1976年作品)
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- 昔の吉原の遊女の明暗をサウンド化したタイトル曲はルー・タバキンの絶妙なフルート・ソロと秋吉の色彩感溢れるアレンジで大きな話題となった。秋吉が目指した和製ジャズを象徴するナンバーといえる力作。
- ④ インサイツ秋吉敏子=ルー・タバキン・ビッグ・バンド(1976年作品)
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- 1976年度ジャズ・ディスク大賞金賞受賞。水俣病の悲劇を表現した大作「ミナマタ」での衝撃的な音作りが話題をさらった。国際的な評価も確立した、ジャズ史上に残る名盤。
- ⑤ マーチ・オブ・ザ・タッドポールズ秋吉敏子=ルー・タバキン・ビッグ・バンド(1977年作品)
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- 人生のパートナー、そして卓越した管楽器奏者であるルー・タバキンをフューチャア。秋吉のアレンジャーとしての才能が最大限に発揮された、総勢16名のフル・バンドによるアンサンブルは圧巻。
- ⑥ ニューポート'77秋吉敏子=ルー・タバキン・ビッグ・バンド(1977年作品)
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- 1977年6月29日のニューポート・ジャズ・フェスティバルの実況録音盤。史上最強のリード奏者を従えたトシキ=タバキン・ビッグ・バンドによる熱狂と興奮のライヴ・パフォーマンスを収録。
- ⑦ トシコから愛を込めて秋吉敏子=ルー・タバキン・ビッグ・バンド(1981年作品)
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- トシコ=タバキン・ビッグ・バンドが初めて取り組んだルー・タバキン作品集。全曲をタバキンが書き下ろし、秋吉がアレンジ。従来とは異なった新しいアイディアを元にアレンジされた作品に大きな注目が集まった。
- ⑧ テンガロン・シャッフル秋吉 敏子ジャズ・オーケストラ~Featuring ルー・タバキン(1984年作品)
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- 1982年にそれまでの拠点ロサンゼルスから心機一転ニューヨークに移って、新生ニューヨーク・バンドとしての記念すべき初録音作品。ジャケットを飾るウエスタン・ルックの女性は秋吉の愛娘のMonday満ちる。
バイオグラフィー
秋吉敏子
1929年12月12日、旧満州、遼陽生まれ。ニューヨークを拠点に世界で活躍するジャズ・ピアニスト、作曲・編曲家。1946年からジャズを演奏し、1953年に来日したオスカー・ピーターソンに認められてヴァーヴ・レコードへデビュー作を録音。1956年に渡米、バークリー音楽院に奨学生として入学。ニューヨークで活動したあと西海岸に移って、1973年に秋吉敏子=ルー・タバキン・ビッグ・バンドを結成する。以後30年間にわたってビッグ・バンドを運営したほか、トリオやカルテットなどのコンボ演奏も続けて、今日まで精力的な音楽活動を繰りひろげてきた。1997年に紫綬褒章受章、2004年に旭日小綬章受章。米国では1999年に日本人初の「国際ジャズ名声の殿堂」入りを果たしたほか、2007年に米ジャズ界最高の名誉とされるアメリカ芸術基金主催「ジャズマスターズ賞」を受賞。2016年、ニューヨークで音楽生活70周年を記念して一夜限りのビッグ・バンド・ライヴをリンカーン・センターで開催。広島から委嘱されて作曲した「ヒロシマ~そして終焉から」の中の〈HOPE(希望)〉は、世界から争いが無くなるまで弾き続けると強い決意を持って演奏を続けている。
ルー・タバキン
1940年3月26日、ペンシルベニア州フィラデルフィア生まれ。世界的なジャズ・テナー・サックス、フルート奏者。ハイスクールでテナー・サックスを手にし、ニューヨークに出て1965年にメイナード・ファーガソン・バンドを振り出しに、サド・ジョーンズ~メル・ルイス・オーケストラ、デューク・ピアソン・ビッグ・バンドなどでプレイ。1967年に秋吉敏子と出会ってカルテットを結成、1969年に結婚。1973年からはトシコ=タバキン・ビッグ・バンドのソロイストとして活躍、以来30年間オーケストラの成果に大きく貢献した。豪快なテナー・サウンドで人気が高く、現在も自身のトリオ、秋吉敏子とのデュオ、カルテットほかで精力的な演奏活動を続けている。フルートでも現代最高峰の一人であり、1980年、1981年、1983年、2010年に米ジャズ専門誌「ダウンビート」主催の国際ジャズ批評家投票でフルート部門の第1位に選出されている。