ボブ・ディラン『日本のシングル集』
Bob Dylan ● Japanese Singles Collection
2020年3月25日発売
●日本盤シングル・ジャケット掲載のカラー・ブックレット(36P)
●解説・歌詞・対訳掲載のブックレット(68P)
Blu-Spec CD2
●SICP-31361-2
●¥3,800+税
<収録曲>
DISC 1
- サブタレニアン・ホームシック・ブルース
- ライク・ア・ローリング・ストーン
- 寂しき4番街
- 窓からはい出せ
- 風に吹かれて
- スーナー・オア・レイター
- 雨の日の女
- アイ・ウォント・ユー
- 女の如く
- レイ・レディ・レイ
- 時代は変る
- マリーへのメッセージ
- 川の流れを見つめて
- マスターピース
- ジョージ・ジャクソン(ビッグ・バンド・バージョン)
- 天国への扉
- フール・サッチ・アズ・アイ
DISC 2
- こんな夜に
- 君の何かが
- 我が道を行く*
- ブルーにこんがらがって
- ミスター・タンブリン・マン
- ハリケーン(パート1)*
- モザンビーク
- コーヒーもう一杯
- メンフィス・ブルース・アゲイン*
- ベイビー・ストップ・クライング
- ガッタ・サーヴ・サムバディ*
- マン・ゲイヴ・ネームズ・トゥ・オール・ジ・アニマルズ
- スウィートハート
- タイト・コネクション
シングル・ヒットで生まれた代表曲の数々を今こそ振り返る。
1965年の日本コロムビア発売シングルから始まり、CBSソニー、移籍したワーナー・パイオニア時代の発売シングルも含め、1985年までの約20年間にアナログで発売されたシングル曲のA面をリリース順に収めた日本独自企画となる。
日本で一番最初に発売されたボブ・ディランのシングルは「サブタレニアン・ホームシック・ブルース」で発売元は日本コロムビア。当時のタイトルは「ホームシック・ブルース」と題されていた。1968年にCBSソニーが創立されたのに伴い配給権が日本コロムビアから移るが1974年にCBSからアサイラム・レーベルへ移籍、ワーナー・パイオニアが新作の販売権を獲得。ザ・バンドとの共演による2枚のアルバムを発売した後に再びCBSに舞い戻り、古巣レーベルでの第一弾となる復帰作が最高傑作『血の轍』だったこともあってCBSレーベルとの関係は強固となり契約は現在まで続いている。尚、アサイラム・レーベルから発売された作品は後にCBSのカタログになった。
この商品は2020年4月の日本ツアー(中止)を記念する企画だった。
この商品では日本で発売されたアナログ・シングル盤(収録された全31曲)のジャケット写真を網羅しカラー・ブックレットに再現。
これらのジャケット写真から日本独自のアートワークの世界が伝わる事で、日本での発売当時、ボブ・ディランがどのように表現され、打ち出され、受け止められたかを推し量る史料的価値の高いものにもなった。アーティスト写真やアルバム・ジャケットの流用、書下ろしのイラストなどバラエティに富んだ日本盤のシングル・ジャケットだが、特に日本コロムビア時代のシングル盤は既にどれも発売から50年以上経過しており入手困難なため大変貴重で世界各国のディラン・マニアにとって収集目標の一つになっている。それらを制覇する者にとってとてつもなく大きな壁であり、「日本コロムビア連峰」と命名して挑み続けているコレクターがいるほどだ。
Blu-Spec CD2のフォーマットで収録した音源には世界初CD化となるシングル・ヴァージョンを含み、CDジャケットは来日を祝した日本制作デザインでの発売となる。
▼ボブ・ディラン『日本のシングル集』のジャケットが変更に▼
制作の最終段階でアーティスト・サイドから『日本のシングル集』のジャケット変更の要請があり、新たなジャケットに差し替えとなりました。既に案内を差し上げていたのは花札をモチーフにしたジャケットでしたが、新たに決定したのは赤冨士の手前に波が激しく高くうねる葛飾北斎の描いた浮世絵風のジャケットで一層ジャパネスクな内容に。元々は『日本のシングル集』に封入するカラー・ブックレットの表紙に用意していたものですが、アーティスト側の「ジャケットはより日本的なものに」という要請による差し替えですので御了承下さい。
ディラン最難関シングル、55年振りにたった一度だけの復刻!
「サブタレニアン・ホームシック・ブルース」
2020年4月1日発売
●完全生産限定盤●カラー・レコード(桜色)
●解説・歌詞・対訳付
●45回転●mono
●SIKP-1002●¥1,500+税
<収録曲>
A面
サブタレニアン・ホームシック・ブルース
B面
シー・ビロングズ・トゥ・ミー
先行発売CD『日本のシングル集』から奇跡のアナログ・シングル・カット!
1965年、日本コロムビアから日本で初めて発売されたアナログ・シングル盤の復刻で、先行して3月25日に発売となるCD2枚組『日本のシングル集』からのシングル・カットになる。初発売時にはA面が「ホームシック・ブルース」、B面が「彼女は僕のもの」と現在とは異なる邦題だったが、アートワークではそれを活かし55年前となる当時のテイストを反映させた。
「サブタレニアン・ホームシック・ブルース」は、1965年発表の5枚目のアルバム『ブリンギング・イット・オール・バック・ホーム』の冒頭を飾る、フォーク・ロックの誕生を告げる革新的な歌でディラン初のTOP40入りを記録するヒットとなった。歌詞の書かれた紙を歌に合わせて次々と放り投げてゆくシーンが続く映像も制作され、ミュージック・ビデオの先駆けと言われている。
▼世界初のプロモビデオか?いまだに新鮮な「サブタレニアン・ホームシック・ブルース」!
音源は2010年にリマスターされたmonoマスターを使用、来日時の季節を反映させ桜色のカラー・レコードで限定発売となる。
【関連サイト】
●日本オフィシャル・サイト → http://www.sonymusic.co.jp/artist/BobDylan/
●海外オフィシャル・サイト → https://www.bobdylan.com/
「ボブ・ディラン」公演中止のお知らせ
4月に開催を予定しておりました「ボブ・ディラン」来日公演は、新型コロナウイルス感染症拡大の状況、及び政府によるコンサート・イベントの自粛要請を受けて、お客様の健康と安全を守るためにはやむを得ないと判断し、誠に残念ではありますが中止とさせていただきます。
新たなスケジュールでの来日公演の実現に向けてアーティスト側と調整中ですが、現時点では日程の調整に時間がかかることが予想されるため、チケットはすべて払い戻しとさせていただきます。
公演を楽しみにしてくださっていたお客さま、関係各社の皆さまにはご迷惑をお掛けしますことを深くお詫び申し上げます。