私はお応えする、拍手と喝采に。
そう、まもなくショーが始まる。
バーブラ・ストライサンド
『アンコール』
Barbra Streisand
ENCORE: Movie Partners Sing Broadway
- バーブラ・ストライサンド
『アンコール』
- 発売日:2016年8月31日
- 品番:SICP30959
- 価格:\2,600+税
- 解説・歌詞訳付
- ボーナス曲*収録
- Blu-spec CD2
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週刊バーブラ
毎週金曜日、11回に渡って公開予定!
NEW☆
バーブラとハリウッドを代表する10名のスターたちとのデュエットによるブロードウェイの名曲集。相手役には、アレック・ボールドウィン、アントニオ・バンデラス、ジェイミー・フォックス、アン・ハサウェイ、ヒュー・ジャックマン、セス・マクファーレン、メリッサ・マッカーシー、クリス・パイン、デイジー・リドリー、パトリック・ウィルソンのほか、アンソニー・ニューリーとの見事なヴァーチュアル・デュエットもある。
ブロードウェイが輩出した最大のスター、バーブラ・ストライサンドが『アンコール』でそのルーツに立ち戻る。1962年、ブロードウェイ・ミュージカル『I Can’t Get It For You Wholesale』で鮮烈なデビューを果たし、続く64年には『ファニーガール』でコメディ女優ファニー・ブライスを演じたバーブラは、そのいずれでもトニー賞にノミネートされるなど、一気に人気の頂点に上りつめた。1963年、『バーブラ・ストライサンド・アルバム』でレコードデビュー。グラミー賞最優秀アルバムと最優秀女性ヴォーカル・パフォーマンスの2部門に輝いた。このアルバムには何曲かのブロードウェイ・スタンダード曲が含まれていた。1985年『追憶のブロードウェイ』、1993年『バック・トゥ・ブロードウェイ』と続いたブロードウェイ・アルバムは2枚ともマルチ・プラチナ・アルバムに認定されている。
収録曲について
- 1.「アット・ザ・バレエ」withアン・ハサウェイ&デイジー・リドリー
ミュージカル『コーラス・ライン』より。
トニー賞最優秀ミュージカル賞、ピューリッツアー賞に輝いた『コーラス・ライン』。劇中音楽を作曲したマーヴィン・ハムリッシュによれば「この曲のおかげで全ての曲の方向づけが決まった」のだそうだ。「この曲が書けたことで、作品の全体像をクリエイターたちも理解することができたのだ。」
- 2.「ラヴィング・ ユー」withパトリック・ウィルソン
スティーヴン・ソンドハイム作『パッション』より。
1994年ブロードウェイで初演された『パッション』はトニー賞最優秀ミューカル賞に輝いた。
- 3.「フー・キャン・アイ・ターン・トゥ」withアンソニー・ニューリー
『ドーランの叫び〜観客の匂い』より。
レスリー・ブリッカス&アンソニー・ニューリー脚本/作詞/作曲。
- 4.「エニー・モーメント・ナウ」withヒュー・ジャックマン
『スマイル』のunproduced ヴァージョンより。
マーヴィン・ハムリッシュ作曲、ドロシー・フィールズ脚本/作詞。
- 5.「いつのことだったかしら」*
デジ・アーナズ主演、1939年にブロードウェイで初演された『トゥー・メニー・ガールズ』の挿入歌。
ルシル・ボールとデジ・アーナズ主演で映画化もされた。二人が実生活で夫婦となるきっかけをくれた作品だとして、クレジットされている。
- 6.「ザ・ベスト・シング・ザット・エヴァー・ハズ・ハプンド」withアレック・ボールドウィン
『ロード・ショウ』より。
スティーヴン・ソンドハイム作詞作曲、ジョン・ワイドマン脚本。
- 7.「ノット・ア・デイ・ゴーズ・バイ」*
トニー賞候補ミュージカル『メリリー・ウィ・ロール・アロング』より。
ジョージ・ファース脚本、スティーヴン・ソンドハイム作詞 /作曲。
- 8.「あなたに出来ることなら何でも」withメリッサ・マッカーシー
『アニーよ 銃をとれ』より。
アーヴィン・バーリン作詞作曲。ドロシー・フィールズ&ハーバード・フィールズ脚本。
『アニーよ 銃をとれ』は「バッファロー・ビルズ・ワイルド・ウェスト」(*ガンマン、バッファロー・ビルズが興行した巡業西部劇ショー)の人気女性射撃手だったアニー・オークレイの生涯を描いた映画。1946年のブロードウェイ初演は大ヒット。NYとロンドンでロングランヒットとなり、その後、何度もリバイバル上演を繰り返し、1950年には映画化され、テレビ版も制作された。
- 9.「フィフティ・パーセント」*
トニー賞候補ミュージカル『ボールルーム』より。
ジェローム・カース脚本、ビリー・ゴールデンバーグ作曲、アラン&マリリン・バーグマン作詞。
1975年エミー賞を受賞したテレビドラマ『スターダストの女王』がベースになっている。
- 10.「アイル・ビー・シーイング・ユー/彼女のことで頭がいっぱい」withクリス・パイン
『ライト・ジス・ウェイ』/『マイ・フェア・レディ』より。
『ライト・ジス・ウェイ』の初演は1938年。第二次世界大戦中、非公式のアンセムソングとなり、人々に愛された「アイル・ビー・シーイング・ユー」だが、のちにフランク・シナトラ、トニー・ベネット、ペギー・リー他、数多くの歌手によってレコーディングされている。『マイ・フェア・レディ』はジョージ・バーナード・ショーの戯曲『ピグマリオン』を原作としたミュージカル。脚本/作詞アラン・ジェイ・ラーナー、作曲フレドリック・ロウ。1956年ブロードウェイでの初演は記録的ヒットとなり、ミュージカル・シアター・プロダクションとして、歴代もっとも長いロングラン上演記録を打ち立てた。
- 11.「ルージング・マイ・マインド」*
ミュージカル『フォリーズ』より。
スティーヴン・ソンドハイムが音楽を、ジェイムス・ゴールドマンが脚本を手がけた。
1971年4月4日、ブロードウェイ初日を迎えた。ハロルド・プリンスとマイケル・ベネットが監督し、振り付けはベネットが担当。トニー賞11部門にノミネートされ、7部門で受賞している。
- 12.「ピュア・イマジネーション」withセス・マクファーレン
子供達に愛され続けるロアルド・ダール原作『夢のチョコレート工場』のミュージカル版のため、レスリー・ブリッカスとアンソニー・ニューリーが書き下ろした。2017年にはブロードウェイ上演が決まった、ウェストエンド・ミュージカル『チャーリーとチョコレート工場』の挿入歌でもある。
- 13.「テイク・ミー・トゥ・ザ・ワールド」withアントニオ・バンデラス
『イブニング・プリムローズ』より。
ジェイムス・ゴールドマン脚本、スティーヴン・ソンドハイム作詞/作曲。
『イブニング・プリムローズ』はもともとテレビのため、1951年出版されたジョン・コリエーの短編小説をベースに書かれたミュージカル。
- 14.「すべての山に登れ」withジェイミー・フォックス
『サウンド・オブ・ミュージック』より。
リチャード・ロジャーズ作曲、オスカー・ハマースタイン2世作詞、ハワード・リンゼイ&ラッセル・クラウス脚本によるミュージカル。
1957年、メアリー・マーティンとセオドア・ビケル主演で上演されたオリジナル・ブロードウェイ公演は、トニー賞最優秀ミュージカル作品を含む5部門を受賞。1965年、ジュリー・アンドリュースとクリストファー・プラマー主演の映画版は、アカデミー賞5部門(最優秀作品賞、最優秀監督賞を含む)に輝いた。