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バービーボーイズ「暗闇日砲デジタル」WEB

BARBEE BOYS 40周年版 第2号

  • 令和6年11月8日金曜日

  • 令和6年

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  • 8

  • (金)

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まだまだやれるぞ!バービーボーイズ!?

11月に入り、バービーボーイズ界隈の蠢く動きも少しばかり見え始めてきている。時間の経過のともにいろいろ発表され、情報量も最初のなーんにもないところからの無理繰り捻り出していた状況からは変わってきている。今号では「まだまだやれるぞ!バービーボーイズ!?」として、トピックス多めに、駄話は短めに編集して参りたいと思う。にしても、今回もなぜ「!?」なのか。「!」でいいのではないのか、という読者のみなさんのお叱りを受けそうだが、クラデジ編集部としてはポジティブが身上ということもあり、「!」という結びで締めたいと思っている。

やっぱりそうだったのかバービーボーイズ!

前回、本紙がスクープした『1st OPTION』のリマスター盤の発売情報だが、予想通り2ndアルバム『Freebee』のリマスター盤のリリース情報も本紙がいち早くキャッチすることに成功した。
再び担当者を直撃するも、前回、本紙に掲載されたユーザーからの“もやもや感は否めない”というお小言をものともせず「これからも何か色々あるかもねwフフフ…」ともはやネタバレでしかない匂わせコメントを残し、 そして「大事なことだから2度言うけど、最新のリマスター音源をBlu-specCD2 *1とアナログLP(12inch)重量盤 *2でのリリースを楽しみにしててね!」と我々に念をおして去っていった。
*1 ソニー・ミュージックエンタテインメントがBlu-ray Disc®の素材と製造技術を応用して開発した高品質CD。普通のCDプレーヤーで再生可能 *2 通常約140gのレコード盤を180gにすることにより回転が安定し、音の再現性が上がるため、音が良いとされている

あれっ、BARBEE BOYS 40th SonyMusic
YouTube Channelが公開になっているぞ!

これまで我々も散々YouTubeでは野良動画にお世話になってきたが、いよいよ正式なオフィシャルとしてのMV動画がまとめてアップされた模様だ。それも普通のフルバージョンだけでなく、なんか今どきっぽいYouTubeショートなんてのも多くアップされた様子。暫くバンド側のオフィシャルYouTubeチャンネルと併存させることに疑問を覚えたクラデジ編集部はレコード会社への取材を試みたところ、「詳しくは明かせないが大人の事情で取り敢えずBARBEE BOYS 40th SonyMusic YouTube Channelを立ち上げて、バービーボーイズの貴重な財産であるMVや関連動画などを、ファンや視聴者にご覧になっていただくチャンネルを目指していくことにした。これまでやってこなかったこと自体、怠慢だったのかもしれないと猛省している」ということが明らかになった。デビュー40周年にかこつけて、これからどんな動画が今後上がるのか、クラデジ編集部としても注視していきたいところだ。

本紙、前号で告知した『1st OPTION』の店舗特典の画像を入手!

紙物をコレクションするもよし!グッズを身に着けてBARBEEファンをアピールするもよし!なんなら思い切ってコンプリートしちゃってもいいんじゃない?各自お気に入りがあれば、なくなって泣いちゃう前に、ぜひとも発売前に速攻で予約して、確実にこの機会にゲットするのを編集部としても強くオススメする次第!!

  • ■TOWER RECORDS全店(オンライン含む / 一部店舗除く)

    BARBEE BOYS特製
    ポストカード
  • ■楽天ブックス

    BARBEE BOYS特製
    アクリルキーホルダー(50mm×50mm)※周囲の水色のグラデーション部分は透明となります
  • ■セブンネットショッピング

    BARBEE BOYS特製
    トート型エコバッグ(H:370mm×W:360mm×D:110mm)
  • ■Amazon.co.jp

    BARBEE BOYS
    メガジャケ(240mm×240mm)
  • ■バービーボーイズ応援店特典

    アルバムジャケット
    缶バッジ(40mm×40mm)

絶好調!? 前号からスタートした「暗闇砲弾」、調子に乗って新たに#3、#4公開!

「暗闇日砲デジタル」YouTube動画を前号から始めたところ、ありがたいことにすでに5桁台の再生回数に達しており、なかなか好評を得ているようだ。温かいコメントも散見され、我々もこういった歴史をアーカイヴとして残していくことの使命を少なからず感じた次第。今号も前回の流れを汲みつつ、『1st OPTION』から『Freebee』への流れをテーマにしているが、如何せん当時の記憶があちこちに散らばっているのが当時のスタッフの共通するところ。それはやむなきこととして「暗闇砲弾」流としてご容赦願いたい。さて、今号も当時を知る裏方を厳選、ノーカット2本立てでお届け。内容は、「暗闇日報」編集部員と80年代エピックソニー、特にバービーボーイズ のMV、映像作品にはデビューから携わってきた映像ディレクターの小林浩氏との対談、そして元ソニー・ミュージックのレコーディング・エンジニアの川部修久氏、現在も超売れっ子として有名なMix/Recordingエンジニアの渡辺省二郎氏とのユルユルな鼎談という緩急織り交ぜた、とことん19世紀以前の砲弾の如く放談いただいた。今回も見逃せません!YouTubeにアップしたMVと観比べながらお楽しみいただくのもオススメです。

⭐︎蜂村ルイ18世末裔による、クラデジ編集部独自分析「若者と海外とバービーボーイズ」

前回のアンケートでは、84年のデビューからバービーボーイズとともに育ち、ともに歩んできたコアなファン方々からの貴重なご意見を多数いただいた。では今の若い人達がバービーボーイズの音楽にどう反応するのだろうか? 彼らの音楽が今の時代に受け入れてもらうことは可能なのだろうか? 実際彼らの音楽を聞いてもらい、若者の率直な感想を聞いてみた。
●古くないと思いますが、若干言っている意味が分からない。(そこがいいのでもっと深掘りして欲しいな)
●ロックバンド自体少ないので、逆に目立つかも(今からやるのも結構しんどいんだよ)
●歌い方が優しくないので、ちょっと怖い。(沁み渡るバラードとかもあるよ)
●曲が長い。ずっと聴いてられない。(恋愛における起承転結は時間がかかるのだ)
●男女間の関係性に無理がある(だってもう令和だし)
●短編小説を聴いているみたい(そこは確かに昭和だな)
●肉食的な音楽は好きになれない(草食ってつまらないぞ)
●このレトロ感はとても新しい(浅草にいる感覚と一緒かな)
●以前上司がカラオケで『目閉じ』を歌っていたが詞を聴いているととても悲しい気持ちになった。(それより部下を無視して歌う姿ってキモいよね)
●一連の曲を聞かされる行為自体、ギリギリセクハラかもしれない(コンプラ的に厳しいか)
●別のアーティストがカバーすると、もっと広がると思う (ごもっともだけど唯一無二なバンドで、更に後継者無しなんだよ)
●エモすぎ!(褒め言葉だよね)
●ツインヴーカルがとても新鮮(3年目の浮気って曲知ってる?)
●今の時代の男女の機微を、新たな視点で切り取ったら受けるかも(機微は変わってないけど小道具が変わったよね)
●多国籍軍みたいなバンドだな(個性派揃いだけど、意外と仲はいいんだよね)
●ソプラノサックスがとっても新鮮(コンタの仕事量は確かに多かった)
●サブスクやSNSの活用は必須(本人達からの発信がとっても大事なんだよね)
●余裕がある大人のファンからの発信力が弱い(いざとなったら頼りにならない。ごもっとも)
※若い世代の男女に聞いてみたが、ネガティブな感想は少なく、むしろポジティブなご意見が多かったのには我々も驚いた次第。まだまだやり方によっては若年層の取り込みは可能なのかもしれない。

さて、もう一方でインバウンドで賑わう渋谷で海外の方々にもバービーボーイズのことを聞いてみた。
●元々アニメが大好きで日本に来たのよ。明日アニメイベントに行くの。でも私が好きな日本の音楽とはちょっと違うわね。アニソンとか歌わないのかしら? コスプレをしてたらもっと親近感が湧くわ
●とってもCoolだね。イギリスのバンドっぽい音がしている。好きだよ
●ソプラノサックスがとってもいいし、スティングを思い出した。吹いている彼はソロのプレーヤーとしても実力がありそうだね。
●OH! MY!! GOD!!! 日本の音楽は大貫妙子や山下達郎が大好きだけど、こんな音楽があったなんて驚きだね。早速YouTubeでチェックだね
●バービーボーイズ? 初めて聞いた名前だね。ボーイズなのに女性が入っているんだ。でもこの女性の声はいいね。エイリアン的な攻撃性があって
●日本語に違和感はないかって、、、全く問題ないね。むしろ自然だし、そのまま受け入れてるよ
●バービーってあの人形と関係はあるのかい?そうか関係ないんだ。音楽は最高だね。ドンキにあったら爆買いするよ
●是非ブラジルにも来て欲しいな。ライブやったら絶対盛り上がると思うよ。ところで一蘭ってどこにあるか知ってる?
※見方が新鮮で、こちらも予想以上にとてもポジティブなご意見を多数いただいた。食の文化もそうだが、日本の音楽も海を超えて広がっているのが分かる。アニソンやシティポップが外国の方から再評価されている昨今、自国だけでなく海外に向け発信していくことも重要課題だということがよく分かった。
2024年敢えて、令和の若者よ、そして全世界の人類みな、バービーボーイズに触れてみるのはいかがだろう。「まだまだやれるぞ!バービーボーイズ!」!!!

なんだったんだ???40年って

BARBEE BOYS PROFILE

メンバーは、KONTA(Vo.&Sax)、杏子(Vo.)、いまみちともたか(Gt.)、エンリケ(Ba.)、小沼俊明(Dr.)による5人組バンド。1984年9月21日男女のツインボーカル、ギタートリオにサックスを乗せたバンドサウンドで、シングル「暗闇でDANCE」でレコードデビュー。1992年1月ファイナルライヴを最後に解散。約8年ほどの活動期間中に、シングル16枚、オリジナルアルバム6枚を発表。解散から11年後の2003年2月「LIVE EPIC 25」への出演依頼を受け再結集。2008年4月、テレビ番組への出演をきっかけに再々結集。この流れに乗り、2009年、翌2010年にツアーを行い千秋楽の日本武道館ではすでにデビューから25年が経っていた。2018年10月、またもテレビ番組出演をきっかけに三度結集。2019年4月よりバンド活動を再開。同年12月にインディーズレーベルより29年ぶりの新譜「PlanBee」を発表。翌2020年1月に、代々木第一体育館、LINE CUBE SHIBUYAでのワンマンライヴを行ったのは、たまたまデビューから35年だった。2024年9月21日、デビュー40年を迎えた。

何度も買わせて
ごめんなさい…
Freebee
バービーボーイズ
「Freebee」

2025年1月22日
CD・LP同時発売

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