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バービーボーイズ「暗闇日砲デジタル」WEB

BARBEE BOYS 40周年版 第1号

  • 令和6年10月8日火曜日

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もはやバービーボーイズは"とじコン"なのか!?

「クラデジ」0号でのありのままの独自調査結果をお伝えした反響は編集部が想像した以上の反響をいただいた。グッドなのかバッドなのか判断がつきかねるが、ざっくり弊社ウェブサイト全体を通してみても驚きの初動アクセス数を記録、渇望なのかよこしまなのかもこれまた判断つきかねるが、一定以上のリアクションは我々の運営上にも今後のモチベーションを否応なく上げていただいた。この調子でいいのかまったく判断つきかねるが、ひとまずこの流れに乗って定期的に暗闇ならではの視点でお伝えしていきたい。独自調査結果の反応は別欄でご紹介する。

"とじコン"

『閉じたコンテンツ』の略で、新参のファンが増えず、もっぱら古参のファンによって支持され存続しているコンテンツを指す語。少数ながら熱烈な愛好者がいてオワコン化せずに続いている作品やジャンル。

BARBEE BOYS『1st OPTION』またしてもリマスター盤だ!

BARBEE BOYS『1st OPTION』が2009年から15年ぶり3度目のリイシューされることが本紙の取材でわかった。 “またもや感は否めない”とのお叱りの声も多々聞こえてきそうだが、そのような編集部の危惧を全く意に返さない制作担当によると、CD・LPともにメンバー立ち合いのもと、デジタルリマスターされた音源をそれぞれ、Blu-specCD2 *1とアナログLP(12inch)重量盤 *2でリリースするとのこと。 さらにLPのB面のレーベル面にはバービーの分身ともいえる我らがアイドル“ハチ君”のバックショットがデザインされているとの情報もキャッチした。 「同じようで、実は同じじゃない。2024年の『1st OPTION』リイシュー盤をまずは楽しみにしていて欲しい」と、自信満々に、そして力強く担当者は語った。
*1 ソニー・ミュージックエンタテインメントがBlu-ray Disc®の素材と製造技術を応用して開発した高品質CD。普通のCDプレーヤーで再生可能 *2 通常約140gのレコード盤を180gにすることにより回転が安定し、音の再現性が上がるため、音が良いとされている

暗闇ヒストリーの幕開け、デビューアルバム『1st OPTION』までの誕生前夜を今こそ振り返って語ってみようじゃないか

※<東京地区から出場したCBS・ソニーオーディション'83資料抜粋><関係者向け招待状>5人トリミング写真/デビュー・ライヴ!<スナップ写真>『1st OPTION』レコーディング時写真<「デビューシングル「暗闇でDANCE」宣伝キットの文言/プロフィール抜粋>を「暗闇日砲」編集部が独断でレイアウトしました

「暗闇日砲デジタル」YouTube動画を今号からスタートさせる導入部として、まずはバービーボーイズがデビューするまでにフォーカスしてみることとなった。当時を知る裏方を厳選、ノーカットで対談を2本立てでお届けしよう。内容は、「暗闇日報」編集部員と映像ディレクター花田良知氏で一本、もう一本は株式会社オフィスオーガスタ最高顧問の森川欣信氏とのクロストーク。この動画「暗闇砲弾」シリーズ、ネタが尽きるまで様々な角度で定期的にお届けしていく予定なので、ぜひご覧いただきたい。ゆるくお付き合いいただけると幸いだ。

バービーボーイズデビュー40周年記念日を祝祭!
「Augusta Camp 2024」クラデジ最遅報告、、、

「クラデジ」編集部スタッフは、0号公開直前の深夜までの作業を終えるやいなや、記念すべき40周年の日に開催された山梨・富士吉田市での「Augusta Camp 2024」へ向かった。9月21日。「クラデジ」編集部の目的は、もちろん杏子。普段より招かれざる客感を勝手に感じている我々だが、早々と手に入れたチケットを手に時間通り正面から堂々と入場する。会場は既に熱気に溢れている。そしてイベントが始まって盛り上がるフェスの終盤、まさかの展開に我々は驚愕の瞬間を目の当たりにすることとなる。万来の拍手によって登場した杏子。我々のイメージ通りのセクシーなブラック系のトーンにまとめたステージ衣装をまとってあの頃の独特の雰囲気を感じさせるやいなや、その予感が的中するかのようにサプライズはここから始まる。「9月21日はバービーボーイズのデビュー日。バービーボーイズやっちゃいま~す!」と叫ぶやいなや、ギターのイマサが登場。こんなサプライズがあるなんて聞いてないよ! それまでの会場の空気は一変し、そして「女ぎつね on the Run」からいよいよライブがスタート。お馴染みのイントロが流れた瞬間、薄暮冥冥に覆われた空間はバービー色に深さを増していく。懐かしさに浸っている暇もなく、次々と繰り出される手練手管にもう我を失いそうだ。自然と体でリズムをとりながら、曲に合わせた振りも手拍子も長年染み付いているお約束。知らず知らずのうちに我々は自然に反応してしまう。そして更にバービーのペースに引き込まれていく。メンバー中2人によるパフォーマンスだったが、この日はバービーをリスペクトするオフィスオーガスタのアーティストが他のメンバーがいない部分を次々とフォローする。「女ぎつね on the Run」「なんだったんだ? 7DAYS」「-AREEGATO- あり〜がとう」「目を閉じておいでよ」「負けるもんか」を一気に披露。30分ほどのライブであったが、会場に集まったファンを熱狂の渦に巻き込んだ。最高の時間を過ごした一日ではあったが、もしオリジナルメンバー5人がまた我々の前に現れたらどうなんだろう。それは叶わぬ夢物語なのだろうか? 我々の欲望は果てしなく広がるばかりだ。バービーボーイズ最高!本当にありがとう!いつ戻ってきてもいいように、舞台は俺たちが整えておくぞ!!(写真 : オフィスオーガスタ提供 カメラマン : 岩佐篤樹)

「暗闇日砲デジタル」0号特集独自調査結果を受けて

「クラデジ」0号のバービーボーイズ についてのアンケート結果は各方面で波紋を広げている。特に多かったのはバービーボーイズ と共に良き時代を過ごしたファンからのリアクションだった。その投稿の中から幾つかをピックアップした。1号の見出しに"とじコン"を持ってきたのもこれらのご意見からインスパイアされたのを正直にお伝えしておきたい。「クラデジ」編集部としてはこの機会にありがたいご意見をご紹介させていただくことにした。
◎知名度の低さには驚いたが、まあまあ納得の結果かな。(60才 でもしょうがないさん)
◎俺らファンはいいけど、メンバーはこの結果をどう思っているのだろう(56才 やみくもにダンスさん)
◎結果発表しないで欲しかった。せめて黒塗りにして欲しかった。(52才 女狐オンザロックさん)
◎私には自分だけのものという意識がバービーにはあるので、結果がどうあれ好きに変わりなし。(58才 蠍座の女さん)
◎この時期にやるなんて、レコード会社の何かしらの思惑を感じる。(62才 予定調和さん)
◎どこかのバンドみたいにやり続ければいいってもんじゃない(72才 漲りボーイズさん)
◎逆に同志がまだいることに驚愕した(60代 土方歳三さん)
◎引き際は大胆に、去り際は人知れず(49才 神戸市長さん)
◎音楽にとことんハマること。その体験が人生を豊かにする。ありがとうバービーボーイズ(54才 ボウイも好きさん)
◎ネットで音楽を聴いているような奴等には彼らの良さって分からないだろうな(43才 ボカロTさん)
◎彼らの音楽が、求められていないわけではない。出会うきっかけさえ作れば状況は一変する。(50代 生娘さん)
◎背中を押してもらいたい奴は別の奴に頼め!(40代 タッチの右さん)
◎ドラムのコイソとは同級生。昔からキッチリしていた。たまには同窓会に顔を出せよな(62才 この場を利用してさん)
◎安易な復活は望んでいないが、あの時の興奮をもう一度味わいたいと思わなくもない。(68才 紫のヘアウィッグさん)
◎メンバーの気持ちになったら、やり尽くした感はあるんだろうな(49才 貴景勝さん)
◎出会ったら最後、脱出不能。そこはまさに沼(53才 以下同文さん)
◎雑誌ポパイとバービーボーイズが僕の教科書だった。(66才 マニュアル至上主義さん )
◎元気を貰いたい奴は、別の奴から貰え!(40才 タッチの左さん)
◎懐かしいことを熱く語っている我々って、どうなんだろうと思うことがある。(50代 初老さん)
◎『チャンス到来』を聴くたびに思い出すシーンがある。甘酸っぱい!(62才 言い訳上手さん)
◎バービー一筋40年!でもその間3回結婚した。(64才 判断ミスさん)
◎過払い金が戻ったらステレオと旧譜を全て買い直すつもりです(70代 インプラント)
◎TVKのミュートマジャパンとの出会いが自分を変えた。主役はもちろんバービーボーイズ だった。(50代 バラカンさん)
◎バービーが大好きだけど、好きだとハッキリ言えるということは槇原君から教わった。(60代 バービーとマッキーさん)
◎プロレスの大仁田厚は7回引退して、7回復活した。でもファンはその都度諦めず待っている。(69才 一緒にするなさん)
他にもご紹介したいが紙面が尽きた。以上、貴重なご意見でした。これらの意見から「とじコン」ならではの結果のように思われるところではあるが、「暗闇日砲デジタル」では世代の裾野を広げていくこともひとつの使命だと思っている。すでにファンのみなさん以外の若い世代からのご要望・ご意見・叱咤・激励などもぜひドシドシお寄せいただきたいと思うところではあるのだが相変わらずSNS等を立ち上げておらず、当編集部ではご意見・ご相談当の受付を、者からのご不満は重々承知の上で今号でも間に合わず見送らせていただきます、、、暗闇流「ごめんなさい」と受け取っていただき、我々も次号こそなんとか受け皿をご用意させていただく所存です。申し訳ございません。

なんだったんだ???40年って

BARBEE BOYS PROFILE

メンバーは、KONTA(Vo.&Sax)、杏子(Vo.)、いまみちともたか(Gt.)、エンリケ(Ba.)、小沼俊明(Dr.)による5人組バンド。1984年9月21日男女のツインボーカル、ギタートリオにサックスを乗せたバンドサウンドで、シングル「暗闇でDANCE」でレコードデビュー。1992年1月ファイナルライヴを最後に解散。約8年ほどの活動期間中に、シングル16枚、オリジナルアルバム6枚を発表。解散から11年後の2003年2月「LIVE EPIC 25」への出演依頼を受け再結集。2008年4月、テレビ番組への出演をきっかけに再々結集。この流れに乗り、2009年、翌2010年にツアーを行い千秋楽の日本武道館ではすでにデビューから25年が経っていた。2018年10月、またもテレビ番組出演をきっかけに三度結集。2019年4月よりバンド活動を再開。同年12月にインディーズレーベルより29年ぶりの新譜「PlanBee」を発表。翌2020年1月に、代々木第一体育館、LINE CUBE SHIBUYAでのワンマンライヴを行ったのは、たまたまデビューから35年だった。そして2024年9月21日には、デビュー40年を迎える。

何度も買わせてごめんなさい…
1st OPTION
バービーボーイズ
「1st OPTION」

12月25日
CD・LP同時発売

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『夕刊フジ』休刊を受けて!

突然の報に絶句!2025年に創刊55周年を迎える『夕刊フジ』が休刊するそうだ。最愛の友であり最強のライバルを失うことは寂しいの一言だが、共にこの変化の激しい時代を尖った視線で切り取りつづけた同志にエールを送りたい。本当にお疲れさま。アナログからデジタルへ。時代の変化を肌で感じつつ我が編集部も『無口で謙虚な暗い奴』と親しまれながら創刊40年を迎えた本年、デジタルに舵を切った。主役は読者という姿勢は崩さず、一定の役割を担いながら、更なる漆黒の暗闇の世界へファンを導いていく所存だ。光は未だ見えないが、更なる叱咤激励をお願いしたい!