安 藤 秀 樹
~35th Anniversary Album~
“Can’t you hear me” & “All Time Best”

品番: DQCL 792〜793
価格: ¥4,400(税込)

Sony Music Shopで予約

祝!!デビュー35周年!!

このほど、1995年~2000年にレコーディングされていた未発表音源のトラックダウンマスターが、Sony Music Studioの倉庫より6曲発見されました!!

安藤秀樹自身の発案により、1995年以降リリースされたシングル5作品の表題曲を加えた全11曲をコンパイル、アルバム「With」(1992年11月1日発売)以来、約29年ぶり通算8枚目のオリジナルフルアルバム『Cant’t you hear me』をリリース!!レコーディング時期より四半世紀を経て発表される今回のアルバムは、全く色あせることなく、“ROCK界の吟遊詩人”である安藤秀樹の等身大そのものである。

また、今作品と共に安藤秀樹自らがセレクトした35周年記念『All Time Best』盤と合わせて、2枚組CDとして発売!!

<デビュー35周年へのコメント>

安藤秀樹とは、お互い1986年デビューということで
(俺はソロとして)
何と⁈同期ということになります。
元々レーベルメイトであり、制作スタッフ達も共通ということで、最初から気になる存在だったよね。
そして、音を聴いてもっと気になって、
初めて会ったときの印象は、まるで "下町のガキ大将" 。
でも人懐っこい瞳の奥にある、なんとも言えない下町独特の不良の匂い⁈
も気になる理由のひとつだったかもしれない。
たまに飲んで知れば知るほどわかる
胸の中に秘めてる優しさ‼️
この優しさが彼の力強さの源だと思う。
何曲も安藤の作品を歌わせてもらってるけど、
俺自身も92年にカヴァーした
「さよならいとしのBaby Blues」は、
今でも俺のフェイヴァリットなLOVE SONGです。
混沌としたこんな時代だからこそ
安藤の優しさがいっぱい詰まったアルバムは、
きっと心のワクチンとして人々を救ってくれるはず。

鈴木雅之

僕の中で安藤秀樹って人は
トム・ソーヤみたいな人

無鉄砲で冒険好きで
仲間思いで楽しいことが大好き

ライブを見たことがある人は
分かると思うけど
さっきまでお腹抱えて笑うほど
面白いトークをしてたかと思えば
ピアノを弾いて歌い始めた途端
一瞬で心を鷲掴みにされる

いつだって
自分のプライドや悩み事は
ポケットにそっと隠して
「大丈夫だよ!元気出せよ!」って
僕たちの背中を押してくれる人

「Foolish Game」「Annie’s cafe」
「Zoo Picnic」「泣いた日 笑った日」
「せいいっぱい」「ダウンタウンヒーロー」…
本当に名曲ばかりで大好きな曲がいっぱい

人としての魅力が大き過ぎて
時々だまされそうになるけど(笑)

やっぱり安藤秀樹の魅力の真骨頂は
景色や温度や肌触りまで感じ取れる
ロマンチックで美しい歌詞や
魂を揺さぶるあの歌声にこそある

これからも安藤くんが紡ぐ詩とメロディで
地図や羅針盤やめくるめく物語を描いて
僕らを一緒に冒険の旅に連れ出して欲しい

松岡英明

シンプルなコードにふくよかなメロディーを乗せて少年の瞳で心の機微を歌う安藤さん。
曲を書き始めたばかりの二十歳の僕にいつもアドバイスしてくれた安藤さんは
いつまでも僕にとってリアルダウンタウンヒーローです。
アーティストとは何か、シンガーソングライターとは何か、
安藤さんの背中で学ばせて頂いています。

これからも素晴らしい楽曲と歌声を届けて下さいませ。

河口恭吾

安藤秀樹『愛しいよ』Music Video

安藤秀樹デビュー時店頭用映像スポット公開!

<安藤秀樹 デビュー35周年記念ベスト盤発売に寄せて>

栗花落 光(株式会社FM802 代表取締役会長)
木﨑 賢治(音楽プロデューサー)
村木 益実(元 FM NACK5 ディレクター、現 尚美学園大学 音楽応用学科 教授)
安藤 空(カメラマン)

栗花落 光
(株式会社FM802 代表取締役会長)

安藤秀樹は、’80年代にデビューした、僕の大好きなシンガーソングライターである。
ピュアな詩、哀愁感溢れるPOPなメロディーで多くの名曲をリリースしてきた。
FM802でも、’90年「青空に会いたい」、’91年「さよならいとしのBABY BLUES」(鈴木雅之のカバーで有名)の2曲をヘビーローテーションさせて頂いた。
「泣いた日笑った日」も、僕のベストフェイバリット楽曲である。
そんな安藤秀樹が、29年の時を経て未発表音源をニューアルバム「Can’t you hear me」として発表する。
どの楽曲も安藤秀樹テイスト満載で、クオリティの高い楽曲ばかりである。
「All Time Best」に収録された曲と合わせて、安藤秀樹の魅力に浸って頂ければ嬉しいです。

木﨑 賢治
(音楽プロデューサー)

一枚の絵葉書

イギリスから一枚の絵葉書が届いた。安藤秀樹からだった。そしてまた一枚。
そしてまた一枚。僕に伝えたいことで溢れていた。これはこのまま詩だと感じた。安藤秀樹の世界観が想い浮かばないまま時が過ぎていが、この葉書たちを見て安藤秀樹の世界観が構築することが出来た。旅人安藤秀樹だ。
初めて会った頃、声が良くて、唄が良くて、でも伝えたいモノがはっきりしなかった。」何かが足りなかった。
いろんな本を読んでもらった。沢木耕太郎が気に入っていた。
吉川晃司に詩を書いてもらった。素晴らし言葉たちだった。

イギリスから帰って来てすぐに会ってCDを出そうと言った。
葉書をまとめれば詩になると確信した。
詩とはある設定の中で、誰かに何かを伝えようとすることだと気付かされた。
これまでにない世界観を歌うアーティストの登場だ。
そうして「Zoo Picnic」が出来た。
一曲一曲が丁寧に作られた。その証にどの曲のタイトルからして秀逸だった。
僕にとっては大切なアルバムになった。

P.S あのジャケットで安藤くんが着てるジャケットは僕のジャケットでした。

村木 益実
(元 FM NACK5 ディレクター、現 尚美学園大学 音楽応用学科 教授)

安藤さんの曲に触れたのは1988年リリースの「Annie's Cafe」です。
その年に開局した「エフエム埼玉」(NACK5)の破天荒プロデューサー浅野啓児が、「目立つことをやれ!」「1時間に1回オンエアしろ!」と「Annie's Café」を強制的にヘヴィーローテーションにしました。
当時、新人のボクが「なぜ?安藤さんですか?」と素朴な質問をしたら「バ~カ!オレが良い!って言ってるんだから良いアーティストなんだよ!」と。
それが、安藤秀樹と言うアーティストとの出会いでした。

後に、もっと彼の詞の世界観をラジオで表現しようと「スタイリッシュキッズ」というフリートークの少ない番組を一緒に始めました。
しかし、残念なことに「スタイリッシュキッズ」が上手く言えず「スタイリッチュキッチュ」という江戸っ子下町風の番組になってしまいました。

その天然な感性が描く、詞曲の世界は底知れず魅力的で、名曲の数々が産まれました。しかし、ご本人は今でもアイドルだと信じているガキ大将です。

安藤秀樹の魅力は、年数を経ても色あせず、聞く環境や年齢によって沁みる曲が様々あるということでしょう。今回のアルバムには未発表曲も収録されており、これまでのベストアルバムとは違う新鮮さを感じます。
「今」は「おどれ おどれ」「百万の言葉より」などがお気に入りですが、今年の4月くらいは「どなんの光」(今回のアルバム未収録)の歌詞「くたばるにはまだ早い」に自身の尻を叩かれていました。
彼の作品群は、ボクにとってガソリンのような起爆剤になっています。

最後に、今回のブックレット制作秘話も貴重ですね。直にその場で聞きたかった内容ですね。そんな貴重な資料となる対談にも関わらず、安藤さんの着ているTシャツのダサい事。 こんな「普通の下町おっさん」も魅力の一つかもしれませんね。

安藤 空
(カメラマン)

今回ニューアルバムのジャケット写真を撮影するに当たって、父の生まれ育った地である、北千住の街で撮影をしたいという思いがありました。
当日は何箇所か撮影の候補地をつくり、下町を巡りながら良さそうな場所があればシャッターを切るという形で撮影を進めていきました。アーティストとしても、父親としても普段から変わらない人柄で居てくれるため、気負う事なく、お互い慣れ親しんだ土地でリラックスして撮影する事が出来ました。
アルバム収録曲、「好きだよ」の中に「君と歩いた街路樹も 立ち並ぶビルに変わり 木漏れ日の中のベンチも消え失せて きっと変わらない物 この街にあるとすれば 灯る愛だろう」。そんな一節があります。今回も撮影中、街の至る所で過去の景色との違いがありました。
今後も自分たちを取り巻く多くの環境が変化していくだろうと思いますが、そんな中でもこのアルバムが聴く人々にとって、変わらず心の中に灯る愛になって行って欲しいなと思います。

<収録曲>

DISC 1: Can’t you hear me

  1. 月に踊って作詞・作曲:安藤秀樹  編曲:見良津健雄(※)
  2. 愛しいよ作詞・作曲:安藤秀樹  編曲:松本晃彦(※)
  3. 夜明けの中で作詞・作曲:安藤秀樹  編曲:見良津健雄(※)
  4. 好きだよ作詞・作曲:安藤秀樹  編曲:見良津健雄(※)
  5. 愛を探して作詞・作曲:安藤秀樹  編曲:有賀啓雄(※)
  6. 聞こえるかい作詞・作曲:安藤秀樹  編曲:有賀啓雄(※)
  7. 交差点作詞・作曲:安藤秀樹  編曲:松本晃彦
  8. 笑顔(ほほえみ)にBANZAI作詞・作曲:安藤秀樹  編曲:松本晃彦
  9. 百万の言葉より作詞・作曲:安藤秀樹  編曲:嶋田陽一
  10. 街の灯~Dream Light~作詞・作曲:安藤秀樹  編曲:松本晃彦・安藤秀樹
  11. Tell me作詞・作曲:安藤秀樹  編曲:有賀啓雄

(※)未発表音源

Disc-1 6曲目に「約束の夢~ウイニング・ボール」収録予定でしたが、制作上の都合により収録されなくなりました。予めご了承ください。

DISC 2: All Time Best

  1. 愛のうた作詞・作曲:安藤秀樹  編曲:小野瀬雅生
  2. Some River Some Bridge作詞・作曲:安藤秀樹  編曲:安部隆雄
  3. Girl with Hat作詞・作曲:安藤秀樹  編曲:安部隆雄
  4. Rich-君は君のために-作詞・作曲:安藤秀樹  編曲:松本晃彦
  5. 出稼ぎLonely City作詞・作曲:安藤秀樹  編曲:小倉博和
  6. 願いよ届け作詞・作曲:安藤秀樹  編曲:小倉博和
  7. 嘘つき小僧の見えぬ涙作詞・作曲:安藤秀樹  編曲:松本晃彦
  8. めちゃくちゃに愛して作詞・作曲:安藤秀樹  編曲:松本晃彦
  9. おどれ おどれ作詞・作曲:安藤秀樹  編曲:松本晃彦
  10. BIG Shadow作詞・作曲:安藤秀樹  編曲:安部隆雄
  11. 遊牧の風作詞・作曲:安藤秀樹  編曲:安部隆雄
  12. Foolish Game作詞・作曲:安藤秀樹  編曲:安部隆雄
  13. 約束~5つの指切り~作詞・作曲:安藤秀樹  編曲:松本晃彦
  14. With Love作詞・作曲:安藤秀樹  編曲:有賀啓雄
  15. 星のない夜作詞・作曲:安藤秀樹  編曲:松本晃彦