“TBM” (Three Blind Mice)レーベル、再誕!
欧州を中心に海外でも人気で伝説の”和ジャズ”レーベル、
"TBM"(three blind mice)をレコード番長“須永辰緒”氏がコンパイルした、
レコードとCD2タイトルを同時発売!!
Rebirth of "TBM"
The Japanese Deep Jazz
Compiled by Tatsuo Sunaga
[Vinyl Edition]
2023年11月8日発売
●アナログLP2枚組(全11曲収録)
品番:MHJL 290~1 POS:4547366626711
税込定価6,050円(税抜価格:5,500円)
【開封の儀】
【収録曲】
※ 同時発売の2CD(MHCL 3042~3)とは収録内容が異なります。
[Disc 1 / Side A]
- デリックス・ダンス/中村照夫グループ
- ナルディス/菊地雅章、金井英人、富樫雅彦 *
[Disc 1 / Side B]
- トーンズ・フォー・ジョーンズ・ボーンズ/辛島文雄トリオ
- ア・ニュー・シェイド・オブ・ブルー/宮本直介セクステット
- サンセット・オン・ザ・ストリート/和田 直クインテット+1
[Disc 2 / Side C]
- フィール・ライク・メイキン・ラヴ/鈴木 勲セクステット
- サンデイ・シング/宮間利之とニュー・ハード
- レイディ T/福井五十雄カルテット
[Disc 2 / Side D]
- グリーン・キャタピラー/今田 勝トリオ+2
- 処女航海/高橋達也と東京ユニオン
- エイント・ナッスィン・ニュー・アンダー・ザ・サン/細川綾子 with 宮間利之とニュー・ハード
* = MONO
Rebirth of "TBM"
The Japanese Deep Jazz
Compiled by Tatsuo Sunaga
2023年11月8日発売
◎CD2枚組(全18曲収録)
品番:MHCL 3042~3 POS:4547366626704
税込定価3,080円(税抜価格:2,800円)
選曲/監修:須永辰緒 | ライナーノーツ執筆:小川隆夫
【収録曲】
※ 同時発売の2LP(MHJL 290~1)とは収録内容が異なります。
[Disc 1]
- ナルディス/菊地雅章、金井英人、富樫雅彦
- ウマ・ビー・ミー/中村照夫グループ
- サンセット・オン・ザ・ストリート/和田 直クインテット+1
- オン・グリーン・ドルフィン・ストリート/中本マリ〜横内章次セクステット
- サンデイ・シング/宮間利之とニュー・ハード
- トーンズ・フォー・ジョーンズ・ボーンズ/辛島文雄トリオ
- ドラゴン・ガーデン/ティー&カンパニー
- ステラ・バイ・スターライト/松本英彦カルテット
- 黄昏/市川秀男トリオ
[Disc 2]
- パートIV アンデルセンの幻想〜北欧組曲より/三木敏悟、高橋達也と東京ユニオン
- 流氷/日野元彦カルテット+1
- イン・ア・リトル・スプリング・ワルツ/水橋 孝カルテット
- ア・ニュー・シェイド・オブ・ブルー/宮本直介セクステット
- デリックス・ダンス/中村照夫グループ
- フィール・ライク・メイキン・ラヴ/鈴木 勲セクステット
- ジーズ・シングス/高柳昌行セカンド・コンセプト
- 白鷺/原 信夫とシャープス&フラッツ
- ア・タイム・フォー・アス 〜 ロミオとジュリエット愛のテーマ 〜/森 剣治カルテット
■レコード番長/DJ“須永辰緒”氏の選曲/監修によるTBMレーベル・コンピレーション
いま、日本のみならず欧州をはじめ世界各国でも話題の“和ジャズ”。 その中でも質量ともにメインストリームといえる"TBM"(スリー・ブラインド・マイス)レーベルから、「夜ジャズ」シリーズでもおなじみのレコード番長/DJ”須永辰緒”氏による選曲/監修のコンピレーションが2LPと2CDで同時発売。 現役著名DJによる、かつてない新鮮なセレクトと、レーベルを網羅したガイド的コンセプトで、ジャズ・ファン、ビギナーを問わずオススメ!
■選曲/監修者:須永辰緒氏より
和ジャズを代表するTBMレーベルを、DJ/プロデューサーの耳でその歴史を紐解きながら選曲する機会を頂いた。レーベルを象徴する「若く」「熱い」演奏の数々は、世界同時進行で更新される「新感覚のJAZZ」の源流ともなるもので、再評価も著しく海外からも熱い視線を送られ続けている。いまのダンスフロアは「踊る」ことからの呪縛を解かれ自由を獲得し、単なる「踊れるジャズ」が次のフェーズに入ったことから、このコンピレーション・アルバムは期せずしてリンクしている。 須永辰緒
須永辰緒 (sunaga t experience)
Sunaga t experience =須永辰緒によるソロ・ユニット含むDJ/プロデューサー。 DJプレイでは国内47都道府県を全て踏破。
また各国大使館と連動して北欧諸国=日本の音楽交流に尽力、欧州やアジア、アメリカなど世界各国での海外公演は多数。ジャズ・コンピレーションアルバム 『須永辰緒の夜ジャズ』は20作以上を継続中。国内外の多数のリミックスワークに加え自身のソロ・ユニット"Sunaga t experience"としてアルバムは5作を発表。アナログ啓発活動としてヴァイナルのみのリリース•シングルなども続く。STE名義での6枚目「Suomenlinna」は2019.4.26に発売。
www.sunaga-t.com
Facebook: http://www.facebook.com/tatsuo.sunaga.7
■小川隆夫氏によるライナーノーツ冒頭文(TBMレーベル概要)より
TBM(スリー・ブラインド・マイス)は、1970年代から80年代にかけて、さまざまな点で日本のジャズ・シーンを活性化させている。積極的な形で無名の新人にリーダー作を吹き込ませることを当初の使命とし、次には大御所を起用することでファン層の拡大を図ってきた。これらによって、日本のジャズ・シーンを充実させた功績は大きい。
TBMから諸作を発表することで注目される存在になった代表格が山本剛と鈴木勲だ。とりわけ山本は立て続けに優れたアルバムを発表したことで、またたく間に日本のジャズ・シーンにおける輝かしいスターの座を獲得する。
TBMは熱狂的なジャズ・ファンだった藤井武が私財を投じて設立したレーベル。目標とするのは「日本のブルーノート」。ここしばらく、60年代から70年代にかけて残された日本のジャズが「和ジャズ」のキャッチコピーで大きな注目を浴びるようになった。その「和ジャズ」の中心を担っていたのがTBMである。
それともうひとつ、TBMは音質にもこだわりを示した。望みうる最高の音質で録音された作品の数々 ―― 手本はやはりブルーノートだ。
TBMの諸作を聴けば、当時の日本のジャズ・シーンはつぶさにわかる。藤井が目指すポリシーがこれだった。コマーシャリズムに毒されず、ミュージシャンが演奏している姿をありのままに記録する ―― TBMの精神が生かされた作品は、だからこそ時代の風雪に耐えることができた。