沖縄から世界へ発信された歴史的名盤が、
当時のプロデューサー、三浦光紀の監修でGREAT TRACKSよりアナログ盤復刻!
『喜納昌吉&チャンプルーズ』は1977年11月15日にリリースされた作品。当時沖縄では初めての16chマルチレコーダーをコザの民謡クラブ“ミカド”に持ち込んでライヴ録音されたものに、矢野誠、矢野顕子、林立夫らの演奏をダビングして完成された1枚で、今もなお日本のロックの名盤として絶賛されている。
今回のアナログ盤復刻に際し、当時のプロデューサーである三浦光紀の監修のもと、オリジナルマスターを世界的名匠バーニー・グランドマンがカッティング、再始動させたソニーDADCジャパンでレコードプレスしている。
また、今回新たに喜納昌吉のセルフライナーノーツと三浦光紀による解説が書き下ろしで歌詞カードに掲載される。
SIDE A
- 1. ハイサイおじさん
- 2. うわき節
- 3. レッドおじさん
- 4. 番長小
- 5. 東崎
SIDE B
- 1. すくちな者
- 2. いちむし小ぬユンタク
- 3. 馬者小引んちゃー
- 4. 島小ソング
アナログ盤『喜納昌吉 & チャンプルーズ』発売記念
パイドパイパーハウス・スペシャル・トークショー&購入者特典会
イベントレポート
2018/6/9(土)15:00~
タワーレコード渋谷店 5F「パイドパイパーハウス」
『喜納昌吉&チャンプルーズ』アナログ復刻盤が6月6日に発売されたのに合わせ喜納昌吉が急遽上京、6月9日にタワーレコード渋谷店・パイドパイパーハウスにて、発売記念スペシャル・トークショーが実現した。パイドパイパーハウスの長門芳郎の司会進行で、喜納とアルバムのプロデュースを手がけた三浦光紀が登壇、今から41年前に発表され、世界を驚愕させたこの稀代のアルバムについて語り合っている。
トークショーの途中で、このアルバムのアレンジとサウンド・プロデュースを手がけた矢野誠も飛び入りで登場、プリミティヴなパワーにあふれた沖縄・コザ「ミカド」でのライヴ・パフォーマンスを普遍的なポップスへと昇華させたその手腕についてもその秘話が明かされている。「世の中の大きな流れがわかるのは、異端者か変人」という矢野の喜納評に対して「“KY”とは“空気を破る”こと。読む読まないではなくて」とコメント。70歳を迎えた今も(奇しくもこの日は喜納の70歳の誕生日の前日ということもあり、花束が贈呈される一幕もあった)自身のアティテュードは不変であることをうかがわせた。