Buddy Guy
The Blues Don’t Lie
バディ・ガイ
ザ・ブルース・ドント・ライ
86歳にして、パワーに溢れ衰えを感じさせない強烈なギター演奏と
エネルギッシュなヴォーカルを披露した、約4年3ヵ月ぶりの新作。
豪華参加アーティスト:
ジェイソン・イズベル、エルヴィス・コステロ、
ジェイムス・テイラー、メイヴィス・ステイプルズ 他
プロデュース: トム・ハンブリッジ
1957年に本格的な活動を始めて以来、今年(2022年)7月に86歳になった現在でも第一線で活躍を続けているブルース界のレジェンド。数々のロック界のアーティストに大きな影響を与え、2005年にはロックンロールの殿堂入りを果たしている。
本作は、ビルボードのブルース・アルバム・チャートで自身6作目となる1位を獲得した2018年リリースの『ザ・ブルース・イズ・アライヴ・アンド・ウェル』以来の約4年3ヵ月ぶりのスタジオ・アルバム。
ジェイソン・イズベル、エルヴィス・コステロ、ジェイムス・テイラー、メイヴィス・ステイプルズ等、豪華アーティストを迎えた今作でも、パワーに溢れ衰えを感じさせない強烈なギター演奏とエネルギッシュなヴォーカルを披露。
前作に続き、ブルース・アルバム・チャートのトップの常連で、グラミー賞受賞歴のあるプロデューサー兼ソングライターにして長年コラボレーション相手を務めるトム・ハンブリッジと再びタッグを組み、さらに感情をかき立てる音楽と、苦労の結晶と教訓あふれる、さらに骨身にしみる歌詞を届けてくれた。
また、今作でも多くの豪華ゲストを迎えている。「ガンスモーク・ブルース」ではジェイソン・イズベルをフィーチャー。メイヴィス・ステイプルズが長く聴き継がれるであろう魅力的な楽曲「ウィ・ゴー・バック」に参加。「フォロー・ザ・マネー」ではジェイムス・テイラーをパートナーに迎え、政治性や腹黒い貪欲などを取り上げているにも拘わらず、ハーモニー豊かなコラボレーションに仕上げている。他にもエルヴィス・コステロ、メイヴィス・ステイプルズ、ウェンディ・モートン、ボビー・ラッシュ等が参加。
Gunsmoke Blues(featuring Jason Isbell)
Blues Don't Lie
バディ・ガイ
ザ・ブルース・ドント・ライ
2022年10月26日(水)発売
SICP 6492/¥2,640(tax in)
●解説、歌詞・対訳付
●日本盤のみボーナス・トラック1曲収録
(海外CD発売、及び配信スタートは9月30日)
【収録曲】
- アイ・レット・マイ・ギター・ドゥ・ザ・トーキング
I Let My Guitar Do The Talking - ブルース・ドント・ライ
Blues Don’t Lie - ザ・ワールド・ニーズ・ラヴ
The World Needs Love - ウィ・ゴー・バック(feat. メイヴィス・ステイプルズ)
We Go Back (featuring Mavis Staples) - シンプトムズ・オブ・ラヴ(feat. エルヴィス・コステロ)
Symptoms Of Love (featuring Elvis Costello) - フォロー・ザ・マネー(feat. ジェイムス・テイラー)
Follow The Money (featuring James Taylor) - ウェル・イナフ・アローン
Well Enough Alone - ホワッツ・ロング・ウィズ・ザット(feat. ボビー・ラッシュ)
What’s Wrong With That (featuring Bobby Rush) - ガンスモーク・ブルース(feat. ジェイソン・イズベル)
Gunsmoke Blues (featuring Jason Isbell) - ハウス・パーティー(feat. ウェンディ・モートン)
House Party (featuring Wendy Moten) - スウィート・シング
Sweet Thing - バック・ドア・スクラッチン
Back door Scratchin’ - アイヴ・ガッタ・フィーリング
I’ve Got A Feeling - ラビット・ブラッド
Rabbit Blood - ラスト・コール
Last Call - キング・ビー
King Bee -
<日本盤ボーナストラック>
リーヴ・ユア・トラブルズ・アウトサイド
Leave Your Troubles Outside
■ BUDDY GUY (バディ・ガイ)
1936年7月30日、アメリカ、ルイジアナ州生まれ。50年代初期はルイジアナ、バトンルージュで活動した後、'57年にはシカゴに移住コブラ/アーティスティック・レーベルで仕事を開始。そこでマディ・ウォーターズらと活動を共にし、シカゴ・モダン・ブルースを築き上げる。60年には名門チェスと契約、次々と名演を残した。また、60年代後半からはジュニア・ウェルズとのデュオでも活躍。70年代も順調に活動を続けていたが、80年代には一時活動が停滞して表舞台から遠のいていた。しかし、'91年に発表した『アイ・ガット・ザ・ブルース』でグラミー賞のベスト・コンテンポラリー・ブルース・アルバムを受賞。ジェフ・ベックやエリック・クラプトンなど豪華ゲストが参加した本作で見事復活を遂げる。2005年には今までの彼の功績を讃え、ロックンロールの殿堂入りを果たし、他にもケネディ・センター名誉賞、28のブルース音楽賞、初のイリノイ州の優れたパーフォーマーに贈られるグレート・パフォーマー・オブ・イリノイ賞、ビルボード音楽賞の世紀賞など30以上の賞を受賞してきた。また、芸術全般への貢献を評して大統領から贈られるアメリカ国家芸術賞も受賞。ローリングストーン誌では歴史上最も素晴らしい100のギタリストにもリストアップされている。2010年リリースのデレク・トラックス、スーザン・テデスキ、エリック・クラプトン、ロバート・ランドルフらをゲストに迎えた『リヴィング・プルーフ』では第53回グラミー賞の”ベスト・コンテンポラリー・ブルース・アルバム”部門を受賞。'12年はフジロック・フェスティバルで来日公演が実現。圧巻のステージは披露した。2012年には2010年のライヴ音源に同年のスタジオ・レコーディング音源を収録した『ライヴ・アット・レジェンズ』、'13年には2枚組『リズム&ブルース』をリリース。そして、2015年に『ボーン・トゥ・プレイ・ギター』をリリース。この作品は、ビルボード・ブルース・アルバム・チャートで1位を獲得し、'16年グラミー賞の「最優秀ブルース・アルバム」部門を受賞。さらに、'18年リリースの前作『ザ・ブルース・イズ・アライヴ・アンド・ウェル』もビルボード・ブルース・アルバム・チャート初登場1位、トップ10入りを果たした作品として13作目となり、'19年グラミー賞の「最優秀ブルース・アルバム」部門も受賞。今までにグラミー賞を8回受賞、50年以上のキャリアを通して50枚以上のアルバムをリリース。現在に至るまで第一線で活動を続けており、現役ブルース・ギタリストとして誰しもが認める最高峰である。
●バディ・ガイ日本公式サイト
www.sonymusic.co.jp/artist/BuddyGuy
バディ・ガイのドキュメンタリー映画
Buddy Guy: The Blues Chase The Blues Away
フジテレビNEXTで12月2日オンエアー!
https://otn.fujitv.co.jp/b_hp/922200160.html
1940年代アメリカ・ルイジアナ州で小作人として働いていたバディ・ガイが史上最も影響力のあるギタリストの一人になるまでを描くドキュメンタリー。1950年代に中西部に越してくるとあっという間にマディ・ウォーターズやハウリン・ウォルフのお気に入りギタリストになり、シカゴのブルースシーンで脚光を浴びたバディ・ガイ。ザ・ローリング・ストーンズやジミー・ペイジ、エリック・クラプトンに影響を与えたものの、ソロミュージシャンとして初めて商業的成功をおさめたのは、1990年代にブレイクしたときであった。数十年に及ぶ不遇の時代にバディが歩んだ旅路は、20世紀アメリカの黒人とブルースの歴史そのものである。このドキュメンター作品には、過去のパフォーマンスや、オバマ大統領やザ・ローリング・ストーンズとの共演など初公開のものを含む数々のパフォーマンスの他、ジョン・メイヤー、エリック・クラプトン、カルロス・サンタナ、ゲイリー・クラーク・ジュニア、キングフィッシュなどのインタビューも収録されている。