映画『トップガン・マーヴェリック』公開記念!

も、科学も、冒険も。あの頃、ぜんぶ映画が教えてくれた。

ナンバーワン80sムービー・ヒッツ1980-1990
ナンバーワン80sムービー・ヒッツ1980-1990
ナンバーワン80sムービー・ヒッツ1980-1990
ナンバーワン80sムービー・ヒッツ1980-1990
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思い出の1980年代、心に残る大ヒット映画主題歌<全40曲>を

厳選収録した『ムービー・ヒッツ』の決定盤!

トム・クルーズの出世作にして、80年代を象徴する大ヒット作 『トップガン』(’86年)の36年振りの続編 『トップガン マーヴェリック』 が、いよいよ2022年5月27日(金)に日米同時公開! 同作品の公開を記念して、80年代に日本で大ヒットを記録した映画の主題歌/テーマ曲を網羅した<ムービー・ヒッツ>の決定盤が登場。

『トップガン』『ゴーストバスターズ』『バック・トゥ・ザ・フューチャー』『グーニーズ』 『ネバーエンディング・ストーリー』『スタンド・バイ・ミー』『ランボー』『ストリート・オブ・ファイヤー』など、1980年~1990年の国内年間洋画興行収入TOP10作品を中心に主題歌/テーマ曲を厳選、80年代に青春時代を過ごした人なら共感度MAXの2枚組全40曲(現在では入手困難なレア音源も収録)。数々の名曲と共に、思い出の80年代が鮮やかによみがえります!

ナンバーワン80sムービー・ヒッツ1980-1990

ナンバーワン80sムービー・ヒッツ
<1980-1990>

2022年4月27日発売

SICP31525~6/高品質Blu-spec CD2仕様/2枚組/
歌詞・対訳・解説付/¥2,970(税込)

収録曲

( )内は日本公開年

【DISC1】

  1. デンジャー・ゾーン|ケニー・ロギンス 映画 『トップガン』(1986)
  2. ゴーストバスターズ|レイ・パーカー, Jr. 映画 『ゴーストバスターズ』(1984)
    【第57回(1984)アカデミー歌曲賞ノミネート】
  3. パワー・オブ・ラヴ|ヒューイ・ルイス&ザ・ニュース 映画 『バック・トゥ・ザ・フューチャー』(1985)
    【第58回(1985)アカデミー歌曲賞ノミネート】
  4. グーニーズはグッド・イナフ|シンディ・ローパー 映画 『グーニーズ』(1985)
  5. ネバーエンディング・ストーリーのテーマ|リマール 映画 『ネバーエンディング・ストーリー』(1985)
  6. 007/美しき獲物たち|デュラン・デュラン 映画 『007/美しき獲物たち』(1985)
  7. アイ・オブ・ザ・タイガー|サバイバー 映画 『ロッキー3』(1982)
    【第55回(1982)アカデミー歌曲賞ノミネート】
  8. セント・エルモス・ファイアー(マン・イン・モーション)|ジョン・パー 映画 『セント・エルモス・ファイアー』(1986)
  9. フットルース~メイン・テーマ|ケニー・ロギンス 映画 『フットルース』(1984)
    【第57回(1984)アカデミー歌曲賞ノミネート】
  10. フラッシュダンス...ホワット・ア・フィーリング*|アイリーン・キャラ 映画 『フラッシュダンス』(1983) * ❜95年の再録ヴァージョンを収録
    【第56回(1983)アカデミー歌曲賞受賞】
  1. ステイ・ウィズ・ミー|ピーター・セテラ 映画 『竹取物語』(1987)
  2. イッツ・ア・ロング・ロード|ダン・ヒル 映画 『ランボー』(1982)
  3. プリティ・イン・ピンク|サイケデリック・ファーズ 映画 『プリティ・イン・ピンク 恋人たちの街角』(1986)
  4. ココモ|ビーチ・ボーイズ  映画 『カクテル』(1989)
  5. 愛と青春の旅だち|ジョー・コッカー&ジェニファー・ウォーンズ 映画 『愛と青春の旅だち』(1982)
    【第55回(1982)アカデミー歌曲賞受賞】
  6. エンドレス・ラブ|ダイアナ・ロス&ライオネル・リッチー 映画 『エンドレス・ラブ』(1981)
    【第54回(1981)アカデミー歌曲賞ノミネート】
  7. ベスト・キッド~ザ・モーメント・オブ・トゥルース|サバイバー 映画 『ベスト・キッド』(1985)
  8. ハーツ・オン・ファイヤー(炎の友情)|ジョン・キャファティー 映画 『ロッキー4 炎の友情』(1986)
  9. タイム・オブ・マイ・ライフ|ビル・メドレー&ジェニファー・ウォーンズ 映画 『ダーティ・ダンシング』(1987)
    【第60回(1987)アカデミー歌曲賞受賞】
  10. レット・イット・スノウ|ヴォーン・モンロー 映画 『ダイ・ハード』(1989)

【DISC2】

  1. トップガン・アンセム|ハロルド・ファルターメイヤー&スティーヴ・スティーヴンス 映画 『トップガン』(1986)
  2. スタンド・バイ・ミー|ベン・E.キング 映画 『スタンド・バイ・ミー』(1987)
  3. バーニング・ハート|サバイバー 映画 『ロッキー4 炎の友情』(1986)
  4. グローリー・オブ・ラヴ|ピーター・セテラ 映画 『ベスト・キッド2』(1986)
    【第59回(1986)アカデミー歌曲賞ノミネート】
  5. ヒーロー|ボニー・タイラー 映画 『フットルース』(1984)
  6. サムデイ、サムハウ、サムワンズ・ガッタ・ペイ|ザ・パワー・ステーション 映画 『コマンドー』(1986)
  7. イン・ディス・カントリー~明日への勝利|ロビン・ザンダー 映画 『オーバー・ザ・トップ』(1987)
  8. 君に想いを|スティーヴン・ビショップ 映画 『トッツィー』(1983)
    【第55回(1982)アカデミー歌曲賞ノミネート】
  9. 今夜は青春|ファイヤー・インク 映画 『ストリート・オブ・ファイヤー』(1984)
  10. コブラのテーマ~アメリカズ・サンズ|ジョン・キャファティー&ザ・ビーバー・ブラウン・バンド 映画 『コブラ』(1986)
  1. ポリス・ストーリーのテーマ|ジャッキー・チェン 映画 『ポリス・ストーリー/香港国際警察』(1985)
  2. ラ・バンバ|ロス・ロボス 映画 『ラ★バンバ』(1987)
  3. 冬の散歩道|バングルス 映画 『レス・ザン・ゼロ』(1989)
  4. オー、プリティ・ウーマン|ロイ・オービソン  映画 『プリティ・ウーマン』(1990)
  5. アンチェインド・メロディー|ライチャス・ブラザース 映画 『ゴースト ニューヨークの幻』(1990)
  6. 心のかけら|フランク・スタローン 映画 『ランボー/怒りの脱出』(1985)
  7. レット・ザ・リヴァー・ラン|カーリー・サイモン 映画 『ワーキング・ガール』(1989)
    【第61回(1988)アカデミー歌曲賞受賞】
  8. ユー・アー・ラヴ|ジャニス・イアン 映画 『復活の日』(1980)
  9. ゲット・タフ|ビリー・オーシャン 映画 『ナイルの宝石』(1986)
  10. 愛は吐息のように~トップガン・愛のテーマ|ベルリン 映画 『トップガン』(1986)
    【第59回(1986)アカデミー歌曲賞受賞

■『ナンバーワン80sムービー・ヒッツ<1980-1990>』公式PR

■『トップガン マーヴェリック』 2022年5月27日(金)、日米同時公開!<最新トレーラー>

収録曲解説

( )内は日本公開年

【DISC 1】

❶ デンジャー・ゾーン|ケニー・ロギンス |映画 『トップガン』(1986)

トム・クルーズの人気を決定的にした’86年度世界No.1ヒット映画『トップガン』主題歌。当初、制作サイドから書き下ろし依頼を受けたのは当時快進撃を続けるブライアン・アダムスだったが、米ソ冷戦下での露骨な西寄りの描写を懸念し降板。先行して「真昼のゲーム」の録音中だったケニーに声がかかる。音楽プロデューサーでもあったジョルジオ・モロダー作曲、トム・ウィットロック作詞という背景のなかでケニーはヴォーカルに専念。サビの♪Danger Zoneにはコブシを入れるなど自作曲とは歌い方を変えている。’86年7月に全米2位を記録。

❷ ゴーストバスターズ|レイ・パーカーJr.|映画 『ゴーストバスターズ』(1984)

70年代から実力派R&Bアーティストとして活躍するレイ・パーカーJr.の異色作にして代名詞となったコマーシャルヒット。ゴォストバスターズ!の掛け声が愉快なミュージックビデオでは、劇中の“お化け退治家”に扮したビル・マーレーやダン・エンクロイドがマンハッタンの道路の真ん中でブレイクダンスを披露したほか、著名人も多数出演。ヒューイ・ルイス&ザ・ニュースの同年ヒット曲「アイ・ウォント・ア・ニュー・ドラッグ」と酷似していると裁判沙汰になったエピソードも有名だ。’84年8月に3週連続全米1位を記録したミリオンセラー。

❸ パワー・オブ・ラヴ|ヒューイ・ルイス&ザ・ニュース|映画 『バック・トゥ・ザ・フューチャー』(1985)

80s洋画興収トップ10に2作(part1=7位、part2=2位)を送り込む、’80年代に最も愛されたシリーズの主題歌を奏でたのは、’80年代最高のアメリカン・ロック・バンドとして愛されたサンフランシスコ発ヒューイ・ルイス&ザ・ニュース。アルバム『スポーツ』(’83)と『FORE!』(’86)を繋ぐ人気絶頂インターバルに放ったシングルで、向かうところ敵なしの勢いのまま、映画の大ヒットも追い風となり’85年8月に全米1位を記録した。劇中マーティ(マイケル・J・フォックス)がオーディション場面でギター演奏するのもこの曲のイントロ。

❹ グーニーズはグッド・イナフ|シンディ・ローパー|映画 『グーニーズ』(1985)

伝説の海賊が隠したと伝わる財宝を探す少年たちのアドベンチャーを描く『グーニーズ』の主題歌。アルバム『シーズ・ソー・アンユージュアル』(’83)で「デビュー・アルバムから4曲のトップ5ヒットを放った史上初の女性アーティスト」となった時代の寵児のネクストシングルとしても注目され、’85年7月に全米最高10位を記録した。新時代コンピュータ・ゲームを彷彿させるエスニック・アレンジと、シンディのキャッチーで陽気な歌声がマッチ。日本では「ガールズ・ジャスト・ワナ・ハヴ・ファン」に次ぐセールスを記録したドーナツ盤で、約5万枚をマーク。

❺ ネバーエンディング・ストーリーのテーマ|リマール|映画 『ネバーエンディング・ストーリー』(1985)

いじめられっ子の少年が古本屋で手にした一冊の本は、空想の国を舞台にした冒険物語。いつしか不思議な力に導かれ実際に本の中の世界に……。白い竜ファルコンに乗って大空を駆けめぐるシーンに今も胸がときめくファンタジー大作の主題歌。夢物語の始まりを予感させるフェードイン・イントロを展開させたのは『フラッシュダンス』(’83)をはじめとするディスコ&映画音楽の巨匠ジョルジオ・モルダー。歌ったのはヴォイス・オブ・Too Shy、元カジャグーグーのフロントマン、リマール。’84年11月に全英4位、’85年6月に全米17位を記録した。

❻ 007/美しき獲物たち|デュラン・デュラン A View To A Kill|Duran Duran 映画 『007/美しき獲物たち』(1985)

ロジャー・ムーアがジェームズ・ボンドを演じた最後の作品で007シリーズ第14弾。デュラン・デュラン楽曲はシリーズ歴代主題歌のなかでも群を抜く知名度を誇り、’85年7月に2週連続全米1位、同年5月に3週連続全英2位、日本でも同年8月に国内洋楽シングル・チャートで6週連続1位を記録するワールドワイドな成功を収めた。同年7月に開催されたLIVE AIDでは最旬ヒット曲の披露とアイドル人気も相まって、アメリカJKFスタジアム会場で最大級の歓声を浴びている。

❼ アイ・オブ・ザ・タイガー|サバイバー|映画 『ロッキー3』(1982)

前作『ロッキー2』でヘビー級王者となったロッキー・バルボアだったが、人気ボクサーとしての惰性的な防衛戦の中で、前王者アポロに襲いかかったかつての“虎の目”を失っていた……。監督・主演のシルベスター・スタローンが『ロッキー3』の最初の10分間の映像をファンだったサバイバーに送り、「強いロック・ビートの曲が欲しい」と主題歌を依頼。’82年夏に6週連続全米1位のダブルミリオンセラー、秋には4週連続全英1位、日本でも洋楽シングル・チャートのトップを9週独走し、総合チャートでも10位を記録する“スーパーヘビー級ヒット”となった。

❽ セント・エルモス・ファイアー(マン・イン・モーション)|ジョン・パー|映画 『セント・エルモス・ファイアー』(1986)

名門ジョージア大学を卒業した男女7人が、社会の荒波にのまれ挫折を経験しながらも、友情、恋愛、信頼を育んでいく群像劇。デミ・ムーア、エミリオ・エステベス、ロブ・ロウ、アンドリュー・マッカーシーら当時の人気若手スター“ブラット・パック”総出演で、80s青春映画の金字塔のひとつに数えられる。’85年9月7日付けで全米1位を獲得しているが、同日付けの2位がヒューイ・ルイス&ザ・ニュース「パワー・オブ・ラヴ」、3位がティナ・ターナー「孤独のヒーロー」。ロック系の映画主題歌がトップ3を独占するのは全米チャート史上初の記録!

❾ フットルース〜メイン・テーマ|ケニー・ロギンス Footloose|Kenny Loggins 映画 『フットルース』(1984)

種々雑多なシューズがリズムを刻むオープニング、主演ケヴィン・ベーコンの“Let’s Dance!”の号令で踊り出すエンディング。ダンスもロックも禁止の田舎町にシカゴから越してきた高校生の奮闘を描く、青春ストーリーと音楽の合体。新しいビジュアル時代=全盛MTVと見事に共鳴した80s映画の主題歌は、’84年4月に3週連続全米1位をはじめ英語圏各国のチャートを制覇する空前のヒットに。ケニー・ロギンスはこの大成功で、次々と映画界からオファーが殺到、以降“80sサントラの帝王”の名もほしいままにする。

➓ フラッシュダンス...ホワット・ア・フィーリング|アイリーン・キャラ|映画 『フラッシュダンス』(1983)

昼は溶接工、夜はバーで踊りながらプロダンサーを夢見るアレックスの物語は、無名女優ジェニファー・ビールスのまさにオーバーナイト・サクセス。アイリーン・キャラの歌声に乗せ、窓から陽が差し込むオーディション部屋の中、審査員の前で踊る感動のラストシーンは、80sMTVフィーリング映画の金字塔。パッションあふれる主題歌は、’83年5月から6週連続全米1位を獲得し80sサントラムーヴメントの火付け役となった。第56回アカデミー賞の最優秀歌曲賞受賞曲。80年代に最も売れた洋楽シングル。ここでは’95年再録ヴァージョンが楽しめる。

⓫ ステイ・ウィズ・ミー|ピーター・セテラ Stay With Me|Peter Cetera 映画 『竹取物語』(1987)

「グローリー・オブ・ラヴ」「ネクスト・タイム・アイ・フォール」。’86年の連続全米No.1ヒットで、“ヴォイス・オブ・CHICAGO”から“ミスター80sバラッド”へと人気を拡大したピーター・セテラ’87年に日本のみで発表したシングル。沢口靖子が宇宙からやって来たかぐや姫に扮した、市川崑監督によるSFX版『竹取物語』の主題歌として、’87年10月に国内洋楽シングル・チャートで4週連続1位を記録。作者は「ネクスト・タイム〜」と同じく、日本でもAORシーンで人気を博しのちにセルフカヴァーも発表するボビー・コールドウェルだった。

⓬ イッツ・ア・ロング・ロード|ダン・ヒル|映画 『ランボー』(1982)

シルベスター・スタローン主演の『ランボー』シリーズ。’80年代ハリウッドを代表するド派手なアクションや爆破シーンが人気だが、第1作はベトナム帰還兵が抱える苦悩を描く社会派ドラマの様相。主人公の行き場の無い怒りと哀しみを描いたバラードを情熱的に歌い上げたのは、名曲「ふれあい」(’78)で知られるカナダのシンガーソングライター、ダン・ヒルだった。作詞はシナトラやエルヴィスの名唱で愛される「そっとさよなら」を手がけたハル・シェーパー。作曲はアカデミー賞も常連の映画音楽の巨匠ジェリー・ゴールドスミス。

⓭ プリティ・イン・ピンク|サイケデリック・ファーズ|映画 『プリティ・イン・ピンク 恋人たちの街角』(1986)

『ブレックファスト・クラブ』(’85)『フェリスはある朝突然に』(’86)『恋しくて』(’87)……80s青春学園映画の巨匠といわれたジョン・ヒューズの監督/脚本作品のなかでも1、2を争う人気作品。普通の女子高生アンディ(モリー・リングウォルド)、お金持ちでハンサムなブレーン(アンドリュー・マッカーシー)、三枚目のダッキー(ジョン・クライヤー)との三角関係をクールに包み込んだのがニュー・ウェイヴな主題歌。映画そのものがサイケデリック・ファーズのアルバム『Talk Tal Talk』(’81)に収められた同曲からのインスパイアだった。

⓮ ココモ|ビーチ・ボーイズ Kokomo|The Beach Boys 映画 『カクテル』(1989)

トム・クルーズの華麗なフレアバーテンディングが話題となった青春映画の挿入歌。ブライアン(トム)が相棒ダグ(ブライアン・ブラウン)とのコンビを解消して、カリブの楽園ジャマイカで新生活をスタートする場面で爽快に使われている。’88年11月に、ビーチ・ボーイズとしては「グッド・ヴァイヴレーション」以来22年ぶりとなる全米1位を獲得したミリオンセラーだが、本曲にブライアン・ウィルソンは参加していない。同じく全米No.1に輝くボビー・マクファーリン「ドント・ウォリー・ビー・ハッピー」も『カクテル』サントラから生まれた。

⓯ 愛と青春の旅だち|ジョー・コッカー&ジェニファー・ウォーンズ|映画 『愛と青春の旅だち』(1982)

脱落者が続出する13週間の教練を経て海軍士官学校を卒業した軍服のザック(リチャード・ギア)が、軍人との愛を信じない、街工場で働くポーラ(デブラ・ウィンガー)を迎えに行き、ヒョイと彼女を抱き上げて、拍手のなか真っ白な“未来”へと歩いていく……80s青春映画史に残る感動のラストシーンを包み込んだ情熱的な歌声がジョー・コッカーとジェニファー・ウォーンズだった。’80年代映画音楽の男女デュエットソングのなかでも最も親しまれた曲のひとつで、’82年11月に3週連続全米1位を記録。第55回アカデミー賞では最優秀歌曲賞を受賞している。

⓰ エンドレス・ラブ|ダイアナ・ロス&ライオネル・リッチー|映画 『エンドレス・ラブ』(1981)

15歳の少女と17歳の少年の激しくも切ない恋を描いた青春映画。神がかり的とまで言われたブルック・シールズの美しい涙のエンディングと一体化した名唱。映画のプロデューサーは当初「ある愛の詩」を超えるインスト曲を探していたが、紹介されたライオネル・リッチーが作った仮曲に感動し急遽歌詞の完成を促した。古巣モータウンを卒業したばかりのダイアナ・ロスにデュエットの白羽の矢が立ち、コモドアーズとケニー・ロジャースのLPを同時進行中のライオネルと大盛況ツアー中のダイアナが夜中の3時半に合流し朝5時に完成。モータウン最大のヒット曲となった。

⓱ ベスト・キッド〜ザ・モーメント・オブ・トゥルース|サバイバー|映画 『ベスト・キッド』(1985)

『アウトサイダー』(’83)で注目されたラルフ・マッチオ主演、『ロッキー』(’76)のオスカー監督ジョン・G・アヴィルドセンが手がけた青春カラテムービー。主題歌は「ロッキーのテーマ」を手がけたビル・コンティらが中心となり制作した。痛快で躍動感あふれるサウンドは’84年10月に全米メインストリームで3週連続1位を記録している。劇中の空手大会決勝で戦った主人公ダニエル(ラルフ)とジョニー(ウィリアム・ザブカ)の34年後を描いた公式続編ドラマ『コブラ会』(’18〜)もNetflixの人気シリーズとなっている。“コブラ”はニアミス。

⓲ ハーツ・オン・ファイヤー(炎の友情)|ジョン・キャファティー|映画 『ロッキー4 炎の友情』(1986)

スタローン主演の『ロッキー』シリーズ最大ヒットとなった第4弾。前作から引き続き主題歌を担当したサバイバーの「バーニング・ハート」と並ぶ存在感を残したのが、第2主題歌ともいえる「炎の友情」。サントラスコアのドラマティックなキーボードを手がけるヴィンス・ディコーラを中心に作曲されたエモーショナルなロック・ナンバー。親友アポロの仇を討つため、己との闘いのため宿敵ドラゴの本国ソ連(当時)に単身乗り込んだ山小屋での過酷なトレーニング場面、ドラゴをマットに沈めROCKYコールが残響するエンディングでも効果的に使用された。

⓳ タイム・オブ・マイ・ライフ|ビル・メドレー&ジェニファー・ウォーンズ|映画 『ダーティ・ダンシング』(1987)

60年代、ファミリーで避暑地を訪れた17歳の少女が経験する恋を、“激しくてセクシーなダンス”をエッセンスに描いた青春ラヴストーリー。’87年11月に全米1位を記録した主題歌は、米オールディーズと最新ポップが交互に収録されたオムニバスサントラを象徴したデュエットナンバーで、元ライチャス・ブラザースのビル・メドレーと「愛と青春の旅だち」で知られるジェニファー・ウォーンズが担当。第60回アカデミー賞の最優秀歌曲賞を受賞している。アルバムはアメリカだけで1,100万枚を突破、’80年代の全米No.1セールスサントラに。

⓴レット・イット・スノウ|ヴォーン・モンロー|映画 『ダイ・ハード』(1989)

ドラマ『こちらブルームーン探偵者』(’85〜’89)のデビッド役でも知られていたブルース・ウィリス。ドラマ収録を優先させるために映画オファーを断っていたが、女優シビル・シェパードの妊娠によって撮影続行が不可能となったことにより『ダイ・ハード』出演を受諾したという、“なかなか死なない”NY市警ジョン・マクレーン誕生エピソードは映画通の間では周知。事件が起きるのはクリスマス。痛快アクションを癒やすエンディングを飾るクラシック・ウィンター・ナンバーはヴォーン・モンローの歌声。『ダイ・ハード2』(’90)でも使われシリーズの定番となった。

■「デンジャー・ゾーン」 ケニー・ロギンス MUSIC VIDEO

■「ゴーストバスターズ」 レイ・パーカーJr. MUSIC VIDEO

■「グーニーズはグッド・イナフ」 シンディ・ローパー MUSIC VIDEO

■「アイ・オブ・ザ・タイガー」 サバイバー MUSIC VIDEO

■「フットルース」 ケニー・ロギンス MUSIC VIDEO

■「タイム・オブ・マイ・ライフ」 ビル・メドレー&ジェニファー・ウォーンズ MUSIC VIDEO

【DISC 2】

❶ トップガン・アンセム(賛美の世界)|ハロルド・ファルターメイヤー&スティーヴ・スティーヴンス|映画 『トップガン』(1986)

空母デッキに搭載されたF-14トムキャットが離陸する、スローモーションのオープニング・シーンではシンセプログラミングの編集ヴァージョン。マーヴェリック(トム・クルーズ)が亡き相棒のドッグタグを海に返す劇中ハイライトのシーンでは、満を持して本ヴァージョンが鳴り響く……。ハロルド・ファルターメイヤーのメロディに呼応するように心を揺さぶるエモーショナルな凄腕ギターワークを展開したのは、ビリー・アイドル・バンドで活躍するスティーヴ・スティーヴンスだった。第29回グラミー賞の最優秀ポップ・インストゥルメンタル・パフォーマンスを受賞。

❷ スタンド・バイ・ミー|ベン・E.キング Stand By Me|Ben E. King 映画 『スタンド・バイ・ミー』(1987)

50年代オレゴン州の小さな町を舞台に、それぞれ心に傷をもった4人の少年たちが線路伝いに“死体探し”の旅に出る、スティーヴン・キング原作によるひと夏の冒険物語。多感期だった80sリアルタイマーの多くにNo.1胸キュンシネマとして愛され続ける、ロブ・ライナー監督による名作。主演のひとりだったリバー・フェニックス(’93年没)がこの世にはいないという事実も本作をよりセピア色な想い出に……。同名主題歌は、元々は’61年の大ヒットで、ジョン・レノンなど多くのアーティストにもカヴァーされるベン・E.キングの代名詞。

❸ バーニング・ハート|サバイバー|映画 『ロッキー4 炎の友情』(1986)

「アイ・オブ・ザ・タイガー」が流れる『ロッキー3』のエンディングから始まる、シリーズ最大興収となった第4弾。前作から引き続いてサバイバーが主題歌を担当しているが、初代ヴォーカリスト=デイヴ・ビックラーが病気を理由にグループを脱退。力強いハイトーンを聴かせるのは2代目ヴォーカル=ジミ・ジェイミソン。前王者で盟友だったアポロをリング上で殺され、リベンジを誓ったロッキーが仇敵ドラゴの待つ極寒ソ連へ単身乗り込むシーンで効果的に使われた。’86年2月に全米2位、同年3月に全英5位を記録した。

❹ グローリー・オブ・ラヴ|ピーター・セテラ|映画 『ベスト・キッド2』(1986)

舞台をアメリカから沖縄に移した人気シリーズ『ベスト・キッド2』。主演ダニエル(ラルフ・マッチオ)の異国での恋物語をロマンティックに彩る主題歌を担当したのは、バンドを脱退したばかりのヴォイス・オブ・ CHICAGO=ピーター・セテラ。シカゴ時代からの盟友デヴィッド・フォスターとの共作で、メロディに合わせて未完成の歌詞をつぶやいている時に、セテラ婦人ダイアンに“GLORY OF LOVE”と聴こえたことで曲は完成、Diane Niniの名もしっかりとクレジットされている。’86年8月全米1位、同年9月全英3位を記録。第59回アカデミー賞の歌曲賞にもノミネートされた。

❺ ヒーロー|ボニー・タイラー|映画 『フットルース』(1984)

『フットルース』サントラからの2ndシングル。「愛のかげり」(’83年10月全米1位)の特大ヒットで彼女をロック・シーンの頂点に押し上げた、天才音楽家ジム・スタインマンの再プロデュースによるドラマティックな楽曲。発売1年後にイギリスのアメリカン・フットボール番組で毎日曜ごとに流され続け、’85年9月に3週連続全英2位を記録するリヴァイヴァル大ヒットとなった。一方、日本ではラグビー。大映ドラマ『スクール☆ウォーズ〜泣き虫先生の7年戦争〜』(’84)の主題歌として麻倉未稀の日本語カヴァーがお茶の間を賑わした。

❻ サムデイ、サムハウ、サムワンズ・ガッタ・ペイ|ザ・パワー・ステーション|映画 『コマンドー』(1986)

シュワルツェネッガーがビルドアップ隆々の肉体を活かして勧善懲悪のヒーローを演じ80sアクションスターの名を不動のものとした大ヒット作。“シュワちゃんが娘を救いに行く!”という1行で語られる物語とド派手な火柱が立ち上る活劇を盛り上げたのは、’80年代半ばのロック・シーンを賑わせたスーパーバンド=ザ・パワー・ステーション。ヴォーカルのロバート・パーマーがレコーディング直前に突如脱退。ジョン・テイラー、アンディ・テイラーのデュラン・デュラン組が急遽白羽の矢を立てた、元シルヴァーヘッドのマイケル・デ・パレスがヴォーカルを務めている。

❼ イン・ディス・カントリー〜明日への勝利|ロビン・ザンダー|映画 『オーバー・ザ・トップ』(1987)

シルベスター・スタローン主演、アームレスリングを通して離れ離れになっていた父子の絆の回復を描くアクション・ドラマの挿入歌。巨大コンボイ・トラックに乗ってアメリカ大陸を横断するオープニング・シーンと、アームレスリング世界選手権大会でのOver The Top=奇跡の逆転を起こしたクライマックスで2度使用された。“事実上の主題歌”とも言えるエモーショナルな歌声を聴かせているのはチープ・トリックのロビン・ザンダーで、翌年の全米No.1バラード「永遠の愛の炎」(’88)でのバンド大復活劇へと繋がっていく……。

❽ 君に想いを|スティーヴン・ビショップ|映画 『トッツィー』(1983)

ダスティン・ホフマン扮する役者マイケルは、才能を認めてもらえず仕事がない。そこで、女装してオーディションを受け昼メロで女優としてデビューすることに……。シドニー・ポラック監督による男女差別を風刺した傑作ヒューマン・コメディ。女装したマイケルが共演者の家族と過ごす心温まるシーンで印象的に使用された美しい歌声の主は、西海岸のシンガーソングライター、スティーヴン・ビショップ。’83年4月に全米アダルトコンテンポラリーで2週連続1位を記録。アカデミー賞では本曲の歌曲賞を含む9部門にノミネートされた。

❾今夜は青春|ファイヤー・インク|映画 『ストリート・オブ・ファイヤー』(1984)

監督ウォルター・ヒル、主演マイケル・パレ、音楽ライ・クーダー。物語は「さらわれた恋人を救うアウトロー」。公開から間もなく40年を迎える今も映画マニアから絶大な支持を得る、西部劇を踏襲したロックンロール寓話。劇中クライマックスでダイアン・レイン扮する艶やかなヒロインが、街から去っていく恋人を想いながら熱唱する挿入歌はFACE TO FACEのローリー・サージェントが吹き替えた(ファイヤー・インクは劇中架空バンド)。作曲はボニー・タイラー「ヒーロー」も手がけたジム・スタインマン。当時ドラマティックなロック楽曲を手がけたら彼の右に出る者はいなかった。

❿コブラのテーマ〜アメリカズ・サンズ|ジョン・キャファティー&ザ・ビーバー・ブラウン・バンド|映画 『コブラ』(1986)

ロサンゼルスを舞台に、凶悪殺人集団を相手に孤軍奮闘する刑事、通称コブラ(シルベスター・スタローン)の活躍を描いた痛快コップアクション。主題歌を務めたのは、人気絶頂の80sブルース・スプリングスティーンを彷彿させるハートランドなサウンドを放つアメリカン・ロック・バンドだった。当時のスタローンのお気に入りバンドでもあり『ロッキー4』の挿入歌「ハーツ・オン・ファイヤー(炎の友情)」に続く映像コラボとなった。この2作、日本では’86年夏のほぼ同時期に劇場公開され共に大ヒットしている。

⓫ ポリス・ストーリーのテーマ|ジャッキー・チェン|映画 『ポリス・ストーリー/香港国際警察』(1985)

ジャッキー・チェンが監督・脚本・主演・武術指導、そして“スタント”を兼ねたアクション映画『ポリス・ストーリー/香港国際警察』。山の急斜面爆走、二階建てバス追跡、ショッピングモール大バトル……イーストウッドやスタローン作品などハリウッドのアクション・シーンに多大な影響を与えたことも納得の、ジャッキー・ワールドの金字塔。雑誌『ロードショー』の好きな男優6年連続1位に選出されたジャッキー王国日本では、’86年度お正月映画として大ヒットを記録した。主題歌も本人がヴォーカルを担当。

⓬ ラ・バンバ|ロス・ロボス|映画 『ラ★バンバ』(1987)

ドン・マクリーンが名曲「アメリカン・パイ」(’71)のなかで「音楽が死んだ日」と歌った’59年2月3日。バディ・ホリー、ビッグ・ボッパーらと共に飛行機墜落事故で他界、実在した伝説のメキシコ系アメリカン・ロッカー、リッチー・ヴァレンスの17年間の短い生涯を描いた青春伝記映画の主題歌。先達チカーノへの最大限のリスペクトとなったロス・ロボスの陽気な名カヴァーは、’87年8月に全米1位、全英1位を記録。世界中で“Para bailar la Bamba!”と口ずさまれ、’87年夏最大のコマーシャルヒットとなった。

⓭ 冬の散歩道|バングルス|映画 『レス・ザン・ゼロ』(1989)

ロサンゼルスの上流社会の若者たちが、コカインやセックスとパーティーに明け暮れる退廃的な世界を描いたベストセラー同名小説を『アナザー・カントリー』(’84)のマレク・カニエフスカ監督が映画化。アンドリュー・マッカーシー、ロバート・ダウニーJr.、ジェームズ・スペイダーら脱ヤングスター組の演技も高く評価された。アンドリュー扮する大学生がクリスマス休暇でロスに帰郷するオープニングで流れていた主題歌は、当時人気絶頂のバングルスによるサイモン&ガーファンクルのカヴァーで、’88年2月に全米2位を記録した。

⓮ オー、プリティ・ウーマン|ロイ・オービソン|映画 『プリティ・ウーマン』(1990)

’64年9月から3週連続全米1位を記録したロイ・オービソンのヴェルヴェット・ヴォイスを四半世紀ぶりにスクリーンでリバイバルヒットさせたのは、“プリティな魔術師”ゲイリー・マーシャル監督。ビバリーヒルズを舞台に青年実業家とコールガールの恋の駆け引きを描いたロマンティック・コメディは、現代版『マイ・フェア・レディ』として世界中で支持された。エドワード(リチャード・ギア)に惹かれるシンデレラ役ビビアンを演じたジュリア・ロバーツは、ゴールデングローブ賞の主演女優賞を獲得してハリウッドスターの仲間入りを果たしている。

⓯ アンチェインド・メロディー|ライチャス・ブラザース|映画 『ゴースト ニューヨークの幻』(1990)

デートの帰路に凶弾に倒れたサム(パトリック・スウェイジ)は、その場で泣き崩れるモリー(デミ・ムーア)を置いて天国には行けず、ゴーストになって彼女の側にいることを決意する……。世界中が涙したロマンティックなサスペンスを包み込んだのがライチャス・ブラザースの往年の名曲だった。美しいメロディが流れるなか、サムとモーリーが粘土を整形するろくろと、レコード針がなぞるドーナツ盤の45回転を重ね合わせ、後世に語り継がれる名シーンとなった。元々は’65年8月に全米4位を記録したスタンダード・ナンバー。

⓰ 心のかけら|フランク・スタローン|映画 『ランボー/怒りの脱出』(1985)

『ロッキー』と並ぶスタローンの代名詞にして、シリーズ最大のヒット作(’85年度全米興収2位・日本4位)。ベトナム捕虜収容所を舞台に、ランボーが上半身裸に片手でM60をぶっ放すド級のアクションを展開。戦闘活劇を男気あふれるロッカバラードで締めくくったのは、実弟フランク・スタローンだった。シルベスター・スタローンが監督した『ステイン・アライブ』の主題歌「ファー・フロム・オーヴァー」に続いての兄弟コラボ。作曲は前作『ランボー』の「イッツ・ア・ロング・ロード」に続き音楽監督も務めたジェリー・ゴールドスミスだった。

⓱ レット・ザ・リヴァー・ラン|カーリー・サイモン|映画 『ワーキング・ガール』(1989)

『卒業』(’67)のマイク・ニコルズ監督が、’80年代好景気のウォール街を舞台に投資銀行のM&A部門で働く女性の恋と仕事を描いた傑作ロマンティック・コメディ。在りし日のワールドトレードセンターを含むマンハッタンの印象的な空撮オープニング・シーンを包み込んだカーリー・サイモンの歌声は、間違いなく本作の重要の“キャスト”だった。第61回アカデミー賞の最優秀歌曲賞、第46回ゴールデングローブ賞の最優秀歌曲賞、第32回グラミー賞の映画/テレビ最優秀ソングの見事3冠に輝いた。’89年4月に全米アダルトコンテンポラリーで11位を記録している。

⓲ ユー・アー・ラヴ|ジャニス・イアン|映画 『復活の日』(1980)

流行語にもなった“読んでから見るか、見てから読むか”のキャッチコピーで日本映画界に革命を起こした角川映画。小松左京が’60年代に発表したウイルス感染の恐怖を描いた同名SF小説を、当時破格の25億円という制作費を投じてフィルム化した。圧倒的な映像と壮大なスケールを聡明な歌声で癒してくれたのが、ドラマ『グッドバイ・ママ』『岸辺のアルバム』の主題歌の歌声でお茶の間に浸透していたジャニス・イアンだった。 生き残った吉住(草刈正雄)がボロボロの姿になりながら、マリト(オリビア・ハッセー)と抱きあうラストシーンを彩った。

⓳ ゲット・タフ|ビリー・オーシャン|映画 『ナイルの宝石』(1986)

南米を舞台にしたロマンティック・アドベンチャー『ロマンシング・ストーン 秘宝の谷』(’84)の続編。キャスリーン・ターナー&マイケル・ダグラスが再び息の合ったコミカルな演技で世界を魅了した。アフリカを舞台にした冒険活劇を盛り上げたのは、トリニダード・トバゴ共和国発UKソウル・シンガー。’84年11月の全米No.1「カリビアン・クイーン」から4年間だけで6曲のトップ5ヒットを送り込み、本曲も’86年2月に全米2位、同年4週連続全英1位を記録。ミュージックビデオでは劇中の主要キャストがコミカルな振り付けでバックコーラスに参加している。

⓴ 愛は吐息のように〜トップガン・愛のテーマ|ベルリン|映画 『トップガン』(1986)

『トップガン』の音楽監督ハロルド・フォルターメイヤーの師匠=ジョルジオ・モロダーが、作詞家トム・ウィットロックと共に「デンジャー・ゾーン」の次に作ったLOVEテーマ。士官候補生のマーヴェリック(トム・クルーズ)と美人教官チャーリー(ケリー・マクギリス)との情熱的なシーンが劇中で展開するたびに繰り返し使用された。全米だけで700万枚のセールスを突破したスーパーサントラからの2ndカットで’86年9月に全米1位、同年11月に4週連続全英1位を記録した。第59回アカデミー賞の最優秀歌曲賞受賞。ハスキー・ヴォイスのテリー・ナン率いるベルリンの代名詞。

▲CD『ナンバーワン80sムービー・ヒッツ<1980-1990>』ライナーノーツ内全曲解説(文/安川達也)より抜粋掲載。完全版はCDをご購入のうえお楽しみください。

■「愛は吐息のように」 ベルリン MUSIC VIDEO

■「ヒーロー」 ボニー・タイラー MUSIC VIDEO

■「レット・ザ・リヴァー・ラン」 カーリー・サイモン MUSIC VIDEO

■「ゲット・タフ」 ビリー・オーシャン MUSIC VIDEO

【関連リンク】

『ナンバーワン80sムービー・ヒッツ<1980-1990>』公式サイト

ナンバーワン80sムービー・ヒッツ1980-1990

映画 『トップガン マーヴェリック』公式サイト

ナンバーワン80sムービー・ヒッツ1980-1990
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