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【サンタナ】11月6日発売|祝50周年! 初来日公演時のメンバーをマイナーチェンジして1974年に発表した6thアルバム『不死蝶』のクアドラフォニックが世界初SA-CD化!! スペシャルサイト本日公開!!!
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【サンタナ】11月6日発売|祝50周年! 初来日公演時のメンバーをマイナーチェンジして1974年に発表した6thアルバム『不死蝶』のクアドラフォニックが世界初SA-CD化!! スペシャルサイト本日公開!!!

 1972年の『キャラバンサライ』、そしてマハヴィシュヌ・ジョン・マクラフリンとの共作『魂の兄弟たち』でモダン・ジャズやパーソナルな精神世界を反映した幻想的な作品作りへと突き進み始めた時期に、サンタナの初来日公演が1973年に実現した。本作はその来日公演で姿を現したニュー・サンタナ・バンドの第2弾作品ではあるが、早くもヴォーカルがレオン・トーマスからレオン・パティーロに、ベースはダグ・ローチからオリジナル・サンタナ・バンドのデイヴィッド・ブラウンへと変わった。また、キーボーディストのリチャード・カーモードが前年のツアー後に脱退し、オリジナル・ドラマーで『キャラバンサライ』以降は共同プロデューサーとしても貢献してきたマイケル・シュリーヴがこの作品を最後にサンタナから離れることになった。当時カルロスが刺激を受けていたリターン・トゥ・フォーエヴァーのスタンリー・クラーク、フローラ・プリム、アイルト・モレイラがゲスト参加している。

 本作『不死蝶』は前作『ウェルカム』の流れを汲んではいるが、サンタナらしい野性的な躍動感を持った曲や大衆性のある曲が増えている。オープニングこそ『キャラバンサライ』に通ずる自然界の音~神秘的なインストゥルメンタルで幕を開けるも、その後は軽快で爽やかなヴォーカル曲やパーカッシヴなリズムを活かしたファンキーなナンバー、妖艶なフュージョン・インストゥルメンタルとバラエティに富む内容だ。タイプの異なる楽曲が並びつつもしなやかに流れるまとまりの良い構成、カルロスの超絶スムーズな官能的ギターなど、完成度の高さはサンタナ史上トップ・クラスと言え、“隠れた傑作”としてファンからの評価も極めて高い作品となっている。なお、カルロスはこのアルバムをもってスピリチュアルな旅路に一区切りをつけ、次なる展開へと向かうことになる。

発売当時、本作にはステレオ盤と共に4chサラウンド・ミックスのクアドラフォニック盤(日本未発売)が存在していたが、一度も再発されることのないまま今日に至っていた。このたび世界で初めてSA-CDとして復活することになる本エディションは、これまでのシリーズ同様に、そのクアドラフォニックのオリジナル・4chミックス・マスター音源を日本のソニー・ミュージックスタジオにてDSDマスタリングを施したもので、各楽器のフレーズやプレイのニュアンスがこの上なく鮮明に聴き取れるだけでなく、高音質サラウンド・ミックスによって臨場感溢れる極上のサウンドスケープを体感できる。

 上記作品の詳細は下記サンタナ日本独自50thアニヴァーサリー・シリーズ第8弾『不死蝶』otonanoスペシャルサイトでお楽しみいただけます。



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