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アルファ55周年。YENレーベルの先端的モダン・ミュージック・グループ、“インテリア”。1982年リリース、細野晴臣プロデュースのデビュー・アルバム『インテリア』、そしてインテリアズとして1987年リリースのアルバム『デザイン』がアナログ盤、CD盤、世界配信にて初のリイシュー!
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1982年に細野晴臣と高橋幸宏が主宰するYENレーベルから細野晴臣プロデュースのアルバム『インテリア』でデビューしたニューウェーヴ、環境音楽、現代音楽をも統合した先端的モダン・ミュージック・グループ、“インテリア”!1985年には“インテリアズ”名義でニューエイジ・ミュージックの代表格、米ウィンダム・ヒル唯一の日本人アーティストとして編集盤アルバム『インテリアズ』で世界進出。1987年にはウィンダム・ヒルからアルバム『デザイン』をリリース。
約40年の時を経て2024年11月27日に“インテリア(ズ)”の名盤アルバム2作品がアナログ盤、CD盤、そして世界配信にて遂にリリースすることとなった。
本アルバムのライナーノーツを執筆したChee Shimizu、そして日本のアンビエント、ニューエイジ・ミュージック、環境音楽が世界的に再評価されるきっかけとなったコンピレーション・アルバム『環境音楽 = KANKYŌ ONGAKU (Japanese Ambient, Environmental & New Age Music 1980 - 1990)』の監修・選曲者としても有名なスペンサー・ドランからも下記のコメントが届いている。
エリック・サティの「家具の音楽」を連想させる整然と端正、それでいてどこかミステリアスなネーミングを冠したこのグループが80年代に残した作品にふたたび、光が当てられる。これは昨今におけるアンビエント/ニューエイジの世界的再興によらずとも大いに意義があり、80年代日本の音楽シーンにおける特異点ともいえるこのグループの音楽を丸ごと体験する絶好の機会である。
[Chee Shimizu]
テクノロジーと洗練を融合させたインテリア(ズ)の作品は、今日においてもなお通用するかたちで存在し、その音楽はまるで、これから訪れる未来へと優雅に滑空していくようである。
ジャズやロックの典型的なダイナミクスを超越することで、彼らはホーム・リスニングに心地よく溶け込むような、淡い音景を生み出したのだ。
[スペンサー・ドラン]
[インテリア(ズ)・プロフィール]
ジャズの教育で世界的に知られるアメリカ・ボストンのバークリー音楽院を1981年に卒業した沢村満(サックス)が、同じバークリーで学んでいた日向大介(ピアノ、エレクトロニクス)、野中英紀(ギター) 、別当司(ドラムス)の3人を率い結成した音楽ユニット”インテリア”。メンバーは在学中にそれぞれが主とする楽器のほか、ジャズ理論や現代音楽理論、最先端のエレクトロニック・ミュージックなどを学んだ。“インテリア”というグループ名は、ウッディ・アレンの同名映画『INTERIOR』で描かれた人間関係が、メンバーのあいだに漂っていた雰囲気と似ていると感じた別当司が命名した。1985年に日向大介、野中英紀の2人組ユニットになってからはグループ名は“インテリアズ”となる。
アルバム『インテリア』(1982年作品)
発売日:2024年11月27日
解説:Chee Shimizu
発売元:株式会社ソニー・ミュージックレーベルズ
●CD盤
発売形態:CD2枚組(Blu-spec CD2仕様)
税抜価格:3,200円/税込価格:3,520円/品番:MHCL-31015〜31016
ご購入はこちら https://Interior.lnk.to/_CD
収録曲
[DISC1]
※Yen Records盤『インテリア』(1982年作品)
01 Technobose
02 Giant Steps
03 Flamengo
04 N.F.G.
05 Reply
06 Timeless
07 Cold Beach
08 Luft
09 Ascending
10 Park
[DISC2]
※Windham Hill Records盤『インテリアズ』(1985年作品)
01 Technobose
02 Giant Steps
03 Flamengo
04 Timeless
05 Hot Beach
06 Reply
07 Luft
08 Ascending
09 Park
●アナログ盤
発売形態:アナログ盤30cm(透明盤/クリアヴァイナル仕様)
税抜価格:4,400円/税込価格:4,840円/品番:MHJL-372
ご購入はこちら https://Interior.lnk.to/_LP
収録曲
[A面]
01 Technobose
02 Giant Steps
03 Flamengo
04 N.F.G.
[B面]
01 Reply
02 Timeless
03 Cold Beach
04 Luft
05Ascending
06 Park
*Vinyl Cutting : 北村勝敏 (ワーナーミュージック・マスタリング)
アルバム『デザイン』(1987年作品)
発売日:2024年11月27日
解説:Chee Shimizu
発売元:株式会社ポニーキャニオン
●CD盤
発売形態:CD1枚組(UHQCD仕様)
税抜価格:2,500円/税込価格:2,750円/品番: PCCA-50323
ご購入はこちら https://lnk.to/INTERIORSDesignCD
収録曲
01 Gaia
02 N.Y. 1908
03 Spring Walk
04 Shadows of You
05 River
06 Out of Tokyo
●アナログ盤
発売形態:アナログ盤30cm
税抜価格:4,000円/税込価格:4,400円/品番: PCJA-00164
ご購入はこちら https://lnk.to/INTERIORSDesignLP
収録曲
[A面]
01 Gaia
02 N.Y. 1908
03 Spring Walk
[B面]
01 Shadows of You
02 River
03 Out of Tokyo
*Vinyl Cutting : 松下真也 (PICCOLO AUDIO WORKS)
[Chee Shimizu(チー・シミズ)]
1971年東京生まれ、長野県松本市で育つ。DJ、選曲家、文筆家、レコード・プロデューサーとして活動中。1993年に東京のアンダーグラウンド・クラブ・シーンでDJの活動を開始する。2004年にDJプロジェクトDISCOSSESSIONを始動し、イタロ・ディスコ・リヴァイバルやコズミック・ディスコを日本に紹介し、シーンを牽引する。2007年頃よりDJカルチャーにおけるリスニング・スタイルを提唱し、国内外に波及する。
清水靖晃や吉村弘をはじめとする70~80年代日本の音楽を海外に紹介し、再評価の礎を築く。2008年にオンライン・レコードショップORGANIC MUSICを立ち上げ、2019年に実店舗PHYSICAL STOREをオープン、現在に至る。著書に『obscure sound 桃源郷的音盤640選』(2013年)、『OBSCURE SOUND REVISED EDITION』(2020年)。
[Spencer Doran(スペンサー・ドラン)]
抽象的な電子音楽、ゲーム・オーディオ・デザイン、環境音楽研究といった異なる要素が隣接する分野で活動する作曲家、サウンド・デザイナー、研究者。リャン・カーライルとのデュオ“Visible Cloaks”の一員として、『Reassemblage』(2017年)、尾島由郎や柴野さつきとのコラボレーションによる『serenitatem』(2019年)といったアルバムを共同制作し、能動的にも受動的にも楽しむことができる、無方向で非晶質的なデジタル・コンポジションのかたちを発展させた。また、“Empire of Signs”レーベルを運営し、環境音楽の先駆者である吉村弘へのグローバルな関心を再燃させるなどの活動を行い、2019年に監修/選曲を手がけたコンピレーション『環境音楽 = KANKYŌ ONGAKU (Japanese Ambient, Environmental & New Age Music 1980 - 1990)』は、翌2020年のグラミー賞最優秀ヒストリカル・アルバム部門に最終ノミネートされた。2023年には、“PlayStation 5”のタイトル『SEASON: A letter to the future』において、オーディオ・ディレクションとインタラクティブ・スコアを手掛けた。彼の作品は作曲家としても研究者としても、人間とデジタルのハイブリッド、環境音デザイン、東西の芸術的影響のフィードバック・ループ、そしてハイパー・リアルの輝く光沢といったコンセプトを扱っている。
約40年の時を経て2024年11月27日に“インテリア(ズ)”の名盤アルバム2作品がアナログ盤、CD盤、そして世界配信にて遂にリリースすることとなった。
本アルバムのライナーノーツを執筆したChee Shimizu、そして日本のアンビエント、ニューエイジ・ミュージック、環境音楽が世界的に再評価されるきっかけとなったコンピレーション・アルバム『環境音楽 = KANKYŌ ONGAKU (Japanese Ambient, Environmental & New Age Music 1980 - 1990)』の監修・選曲者としても有名なスペンサー・ドランからも下記のコメントが届いている。
エリック・サティの「家具の音楽」を連想させる整然と端正、それでいてどこかミステリアスなネーミングを冠したこのグループが80年代に残した作品にふたたび、光が当てられる。これは昨今におけるアンビエント/ニューエイジの世界的再興によらずとも大いに意義があり、80年代日本の音楽シーンにおける特異点ともいえるこのグループの音楽を丸ごと体験する絶好の機会である。
[Chee Shimizu]
テクノロジーと洗練を融合させたインテリア(ズ)の作品は、今日においてもなお通用するかたちで存在し、その音楽はまるで、これから訪れる未来へと優雅に滑空していくようである。
ジャズやロックの典型的なダイナミクスを超越することで、彼らはホーム・リスニングに心地よく溶け込むような、淡い音景を生み出したのだ。
[スペンサー・ドラン]
[インテリア(ズ)・プロフィール]
ジャズの教育で世界的に知られるアメリカ・ボストンのバークリー音楽院を1981年に卒業した沢村満(サックス)が、同じバークリーで学んでいた日向大介(ピアノ、エレクトロニクス)、野中英紀(ギター) 、別当司(ドラムス)の3人を率い結成した音楽ユニット”インテリア”。メンバーは在学中にそれぞれが主とする楽器のほか、ジャズ理論や現代音楽理論、最先端のエレクトロニック・ミュージックなどを学んだ。“インテリア”というグループ名は、ウッディ・アレンの同名映画『INTERIOR』で描かれた人間関係が、メンバーのあいだに漂っていた雰囲気と似ていると感じた別当司が命名した。1985年に日向大介、野中英紀の2人組ユニットになってからはグループ名は“インテリアズ”となる。
アルバム『インテリア』(1982年作品)
発売日:2024年11月27日
解説:Chee Shimizu
発売元:株式会社ソニー・ミュージックレーベルズ
●CD盤
発売形態:CD2枚組(Blu-spec CD2仕様)
税抜価格:3,200円/税込価格:3,520円/品番:MHCL-31015〜31016
ご購入はこちら https://Interior.lnk.to/_CD
収録曲
[DISC1]
※Yen Records盤『インテリア』(1982年作品)
01 Technobose
02 Giant Steps
03 Flamengo
04 N.F.G.
05 Reply
06 Timeless
07 Cold Beach
08 Luft
09 Ascending
10 Park
[DISC2]
※Windham Hill Records盤『インテリアズ』(1985年作品)
01 Technobose
02 Giant Steps
03 Flamengo
04 Timeless
05 Hot Beach
06 Reply
07 Luft
08 Ascending
09 Park
●アナログ盤
発売形態:アナログ盤30cm(透明盤/クリアヴァイナル仕様)
税抜価格:4,400円/税込価格:4,840円/品番:MHJL-372
ご購入はこちら https://Interior.lnk.to/_LP
収録曲
[A面]
01 Technobose
02 Giant Steps
03 Flamengo
04 N.F.G.
[B面]
01 Reply
02 Timeless
03 Cold Beach
04 Luft
05Ascending
06 Park
*Vinyl Cutting : 北村勝敏 (ワーナーミュージック・マスタリング)
アルバム『デザイン』(1987年作品)
発売日:2024年11月27日
解説:Chee Shimizu
発売元:株式会社ポニーキャニオン
●CD盤
発売形態:CD1枚組(UHQCD仕様)
税抜価格:2,500円/税込価格:2,750円/品番: PCCA-50323
ご購入はこちら https://lnk.to/INTERIORSDesignCD
収録曲
01 Gaia
02 N.Y. 1908
03 Spring Walk
04 Shadows of You
05 River
06 Out of Tokyo
●アナログ盤
発売形態:アナログ盤30cm
税抜価格:4,000円/税込価格:4,400円/品番: PCJA-00164
ご購入はこちら https://lnk.to/INTERIORSDesignLP
収録曲
[A面]
01 Gaia
02 N.Y. 1908
03 Spring Walk
[B面]
01 Shadows of You
02 River
03 Out of Tokyo
*Vinyl Cutting : 松下真也 (PICCOLO AUDIO WORKS)
[Chee Shimizu(チー・シミズ)]
1971年東京生まれ、長野県松本市で育つ。DJ、選曲家、文筆家、レコード・プロデューサーとして活動中。1993年に東京のアンダーグラウンド・クラブ・シーンでDJの活動を開始する。2004年にDJプロジェクトDISCOSSESSIONを始動し、イタロ・ディスコ・リヴァイバルやコズミック・ディスコを日本に紹介し、シーンを牽引する。2007年頃よりDJカルチャーにおけるリスニング・スタイルを提唱し、国内外に波及する。
清水靖晃や吉村弘をはじめとする70~80年代日本の音楽を海外に紹介し、再評価の礎を築く。2008年にオンライン・レコードショップORGANIC MUSICを立ち上げ、2019年に実店舗PHYSICAL STOREをオープン、現在に至る。著書に『obscure sound 桃源郷的音盤640選』(2013年)、『OBSCURE SOUND REVISED EDITION』(2020年)。
[Spencer Doran(スペンサー・ドラン)]
抽象的な電子音楽、ゲーム・オーディオ・デザイン、環境音楽研究といった異なる要素が隣接する分野で活動する作曲家、サウンド・デザイナー、研究者。リャン・カーライルとのデュオ“Visible Cloaks”の一員として、『Reassemblage』(2017年)、尾島由郎や柴野さつきとのコラボレーションによる『serenitatem』(2019年)といったアルバムを共同制作し、能動的にも受動的にも楽しむことができる、無方向で非晶質的なデジタル・コンポジションのかたちを発展させた。また、“Empire of Signs”レーベルを運営し、環境音楽の先駆者である吉村弘へのグローバルな関心を再燃させるなどの活動を行い、2019年に監修/選曲を手がけたコンピレーション『環境音楽 = KANKYŌ ONGAKU (Japanese Ambient, Environmental & New Age Music 1980 - 1990)』は、翌2020年のグラミー賞最優秀ヒストリカル・アルバム部門に最終ノミネートされた。2023年には、“PlayStation 5”のタイトル『SEASON: A letter to the future』において、オーディオ・ディレクションとインタラクティブ・スコアを手掛けた。彼の作品は作曲家としても研究者としても、人間とデジタルのハイブリッド、環境音デザイン、東西の芸術的影響のフィードバック・ループ、そしてハイパー・リアルの輝く光沢といったコンセプトを扱っている。