ニュース

杉田二郎がファンハウス在籍時に発表した代表曲を網羅したゴールデン☆ベストが登場!
release

はしだのりひことシューベルツ、ジローズを経て1972年よりソロ活動を開始、「風」「さすらい人の子守唄」(はしだのりひことシューベルツ)、「戦争を知らない子供たち」(ジローズ)、「男どうし」、「ANAK(息子)」など、数々の名曲/ヒット曲を生み出してきた杉田二郎。現在もソロとしてのみならず、堀内孝雄、ばんばひろふみ、高山厳、因幡晃とのブラザーズ5などでも精力的に活動を続けている。そんな杉田が1985〜96年にかけて在籍していたファンハウス時代に発表した作品から、シングル曲を中心に代表曲を厳選した2枚組『杉田二郎 ゴールデン☆ベスト ファンハウス・イヤーズ』が7月15日に発売となる。


杉田はファンハウス在籍中の約11年間にアルバム5枚、シングル19枚を発表している。


「ファンハウス時代はレコーディングスタッフ、プロデューサーも宣伝の方も、みんなで作り上げたという印象がすごく強いですね。こんな歌はどうだろうかとか、自分で気が付かないようなアイデアをいっぱいくれたんです。杉田二郎はシンガー・ソングライターなんですけれども、そのヴォーカルの部分を重視したいという話が出てきたのも確かなんですよ」(ライナーノーツより)


それまでフォークの王道を行く作風で知られた杉田だが、80年代を迎えフォークがニュー・ミュージックと呼ばれ、サウンド的にもよりポップなものへと進化していった流れと呼応するように、この時期の杉田の作品も広い意味での「ポップス」というべきテイストの楽曲が多いのが特徴的である。デビュー当時からそのヴォーカルの表現力に定評があった杉田だが、この2枚組ベストでもしっかりと練り上げられたサウンドとともに、彼ならではの歌声がより際立つ作りになっているのが十二分に感じられるのではないだろうか。宇崎竜童作曲のシングル曲「マグダレーナ-ひくく飛ぶハト-」「再会」、また鶴田浩二やフランク永井の楽曲で知られる吉田正の作品に取り組んだ『Love Letter〜杉田二郎 吉田正を歌う〜』(1991年)収録曲などは、まさにこの時期の杉田の作風を代表するものと言える。また、本作にはこれらの楽曲のほか、「戦争を知らない子供たち」、「男どうし」、「ANAK(息子)」などの再録ヴァージョンも収録されており、そのキャリアを俯瞰できる構成となっている。


シューベルツ、ジローズ以来のファンだけでなく、初めて杉田二郎に触れるリスナーにもその魅力をわかりやすく感じることができるベスト・アルバムである。2枚組全34曲収録。高品質Blu-spec CD2仕様。





杉田二郎 ゴールデン☆ベスト ファンハウス・イヤーズ
2015年7月15日発売
品番:MHCL-30316〜7
価格:¥3,000+税

<収録曲>
■DISC-1
01. 朝陽のまえに
02. 戦争を知らない子供たち
03. 青春のわかれ道
04. 旅立つ女
05. 男どうし
06. 題名のない愛の唄
07. 積木
08. 君住む街
09. 僕たちの箱舟
10. 八ヶ岳
11. ANAK (息子) 試聴
12. マグダレーナ -ひくく飛ぶハト-
13. 再会
14. 出来心
15. Your Magic ※
16. こころの炎 ※
17. 終着駅で

※M-15、16:杉田二郎&小林明子

■DISC-2
01. 遙か悠久の流れに -C62テーマ・ソング-
02. 蒼き旅人
03. 結婚とは?
04. サマーソング for you
05. 永遠に too late
06. 銀座マイウェイ
07. 東京カチート
08. ジュリア
09. 永遠のONCE AGAIN
10. ひょっとしてラブ・レター (ニュー・バージョン)
11. モナリザより美しく
12. ふぞろいの人生
13. 夕暮れの女
14. もっと もっと
15. ポロシリ岳 〜風のように 雲のように〜
16. ふりむけば 愛
17. 涙の河