ザ・ケープマンは1950年代のニューヨークを舞台に、実在したギャング団"ヴァンパイア"のメンバーだったサルヴァドール・アグロンを主人公に据えたミュージカル。アグロンはいつも黒いケープをまとっていたためケープマンと呼ばれていました。ケープマンを演じるのは年代別にルーベン・ブレイズとマーク・アンソニー。音楽はポールが全面的に担当しますが歌詞はデレク・ウォルコットとの共作になっています。このミューカルのために書かれた曲から抜粋された曲をポール本人のヴァージョンで収録したアルバムで、時間と手間をかけただけあり、深みと多様性ある素晴らしい歌が並んでいます。