さらなる音楽創作の追求から生まれたセカンド・アルバム。デビュー作から音楽的領域をさらに拡げた。よりメッセージ的であり映像的であることも高く評価された。ストレートなロック・ビートは勿論、ミディアム系のクールな作品、ポエトリー・リーディングの手法を採り入れた斬新な作品、映像的なバラード作品など、楽曲のバリエーションの豊かさに驚かされる。早くも本作で佐野元春の圧倒的な存在が示された。実際に、本作を最高傑作とする声も少なくない。また、時代を築いたメッセージも多く、〝つまらない大人にはなりたくない″は、現在でも新しい世代に響くフレーズとなっている。「ガラスのジェネレーション」「悲しきレイディオ」ほか全10曲収録。オリジナル発売日:1981年2月25日。