不世出のヴォーカリスト、江戸アケミを擁し、日本のロック史においても格別の存在感を放った伝説のバンド、JAGATARA。アケミの急逝から30年目となる2020年1月、存命メンバーが“Jagatara2020”として集結して新曲を発表、豪華ゲストを交えて敢行した復活ライヴは大反響を呼び、衰えることのない存在感と世代を超えた影響力を示した。好評に応えて、現在超入手困難となっているJAGATARAオリジナルアルバムのアナログ再発第2弾が決定。完全生産限定盤。『それから』は、満を持してBMGビクター(当時)から1989年にリリースされたメジャー第1作。ジョン・ゾーン、ハムザ・エル・ディンら海外勢も含む多数のゲストが参加。一部録音とミックスをパリで行い、ミキシング・エンジニアにはゴドウィン・ロギー(アスワド、キング・サニー・アデ他)を起用。音楽的にはカリプソ、ヒップホップ、フォーク等の要素も交えた多彩にしてゴージャスな作風となったが、後の瓦解の予感も忍ばせる。LPのデザインは初回発売盤に準拠している。