カリスマ・ヴォーカリスト、江戸アケミを擁し、パンク~レゲエ~ファンク~アフロビート等々を取り込んだ唯一無二の音楽性と、タブーに臆せず鋭く時代を撃つ独自の言語感覚で、日本のロック史においても格別の存在感を放った伝説のバンド、JAGATARA。不慮の事故によるアケミの他界から30年目の命日にあたる2020年1月27日、存命メンバーと豪華ゲストによるユニット“Jagatara2020”の大イベントが開催される(渋谷クラブクアトロ)。これを記念して、現在超入手困難になっている初期JAGATARAの名盤2タイトルをアナログLPで再発売する。完全生産限定盤。“JAGATARA”として初のオリジナル・アルバムとなる『裸の王様』は、アケミの精神的不調による休養を経て前作『南蛮渡来』から5年後の1987年に発表された2ndアルバム。ファンク・ナンバーを中心に長尺曲4曲で構成され、“和製アフロビート”と呼ばれるスタイルを確立した作品。本作のジャケット・デザインは色違いで数種類存在するが、今回のLPは初回発売盤(青色)に準拠している。