日本を代表するソウル・シンガーであり、ゴスペル・シンガーでもあった小坂忠。2022年4月、惜しくものこの世を去ってしまったが、50年来の盟友・細野晴臣の選曲により、「小坂忠、究極のオールタイム・ベスト」がここに誕生した。1969年、細野晴臣、松本隆らと結成したエイプリルプールの唯一のアルバム『Apryl Fool』から、ソロ・デビューアルバム『ありがとう』(1971年)、名盤『ほうろう』(1975年)、『モーニング』(1977年)、25年ぶりにポピュラー音楽に戻ってきた復帰作『People』(2001年)、『Connected』(2009年)、追悼盤にして最新編集盤『Chu’ Gospel 2022』(2022年)に至るまで、レーベルの垣根を越えた11枚のアルバムから選曲された。小坂忠の約50年にもわたる音楽活動を集大成した、まさにプレミアムなベスト盤となっている。CD2枚組全39曲収録。