ビートと言葉の融合がひとつの到達点を見た通算12枚目のオリジナル・アルバム。デビュー20周年の前に生み落とされた作品。佐野元春がこれまで先駆的に追求してきた'ビート-言葉表現'におけるひとつの到達点がここにある。タイトルに対照的なワードを用い、力強さと脆弱さが表裏一体であることを表現している。めまぐるしく時代と環境が変化する中で、次世紀に向けた新たな世界観、新たな警鐘が見え隠れする。EPICレーベル期最後のオリジナル・アルバム。オリジナル発売日:1999年8月25日。今回の再発にあたり、グラミー受賞など幾多の実績を残す世界屈指のエンジニア、テッド・ジェンセン氏がリマスタリングを担当している。