津軽民謡、相撲甚句、そして「安来節」など故郷の民謡を中心に取り組み、活動を展開している民謡歌手 三宅良二。その芯のある声の張りと艶で、1991年「津軽民謡全国大会」に優勝するなど、数々の民謡大会で優勝・入賞を受けている。本作品は、東日本大震災を風化させないようにと三宅本人が作詞した『津軽小原節 -鎮魂-』『相撲甚句 -鎮魂-』を、また交通安全をテーマに、「津軽じょんがら節」に「相撲甚句」を挿入した『交通安全じょんがら節』、そして踊りの伴奏としても使える『津軽三下り』を収録。先人達が唄いついできた民謡を受け継ぎ 新たな息吹を注ぎ、歌い続ける三宅良二の、“民謡”そして“ふるさと”への熱い思いがあふれる、渾身の1枚。