1990年12月21日にリリースされた、通算11枚目となるオリジナル・アルバム。ザ・ドリーマーズのキーボーディスト、京田誠一と嶋田陽一が中心となってアレンジを手がけ、サウンド的にも打ち込みを多用するなど、新たなテイストを取り入れた意欲作。しかし杉真理が本来的に持つ美しいメロディや詞の世界は変わらず、コーラスなど人間味溢れる色合いとマッチさせることで極めて完成度の高い作品に仕上がっている。ストリングスをフィーチャーした『This Feeling』や、ピチカート・ファイヴの小西康陽と高浪敬太郎が参加した『僕のPin-up Girl』など、聴き所も多い。<オリジナル発売日:1990年12月21日/CSCL 1599>