今も私たちの心に響く、髙田好胤の“心のメッセージ”
薬師寺を訪れた修学旅行生たちに佛心の種蒔きをし、百万巻お写経運動を推進し全国を勧進行脚してきた、奈良薬師寺管主だった髙田好胤師。仏の教えから市井の出来事まで幅広い話題をわかりやすく語り、「話の楽しいお坊さん」として、テレビやラジオで人気を集めた。
本作品は、昭和60から平成8年の11年間、日本橋三越本店本館1階中央ホールで毎月行われた「まごころ説法」の貴重なライブ音源の中から選りすぐり、好胤師が伝えたかった「心の言葉」を凝縮した、すべて初CD化によるもの。
昨今、様々な未曾有の事態により、予測できない時代を迎えている今こそ、好胤師のユーモアをあふれる法話が、私たちの心に響き、生きるヒントを照らしてくれます。
“究極の語りのエンタテイナー” 髙田好胤の熱い心を感じる必聴の決定盤です。
■Disc-1「東」 (70分36秒)
1 好胤のことば~読誦(どくじゅ)~
2 父母恩重経(ぶもおんじゅうきょう)(1)~看病福田これ第一なり~
3 父母恩重経(2)~誕生の日は母苦難の日~
4 父母恩重経(3)~情操(じょうそう)のぬくもり~
5 父母恩重経(4)~恩は石に刻む、恨みは水に流す~
6 父母恩重経(5)~無我(おかげさま)~
7 父母恩重経(6)~十種の恩徳~
8 克己という教え
9 真実の対話は死に別れた日からこそはじまる
10 父母恩重経(7)~最大の遺産は”死”~
11 母という字
12 父母恩重経(8)~大孝は終身父母を慕う~
■Disc-2「南」 (49分45秒)
1 悔過(けか)(1)~修二会(しゅにえ)~
2 悔過(2)~無駄な殺生するが殺生~
3 悔過(3)~身近な罪~
4 悔過(4)~仏教は因縁因果の教えです~
5 悔過(5)~大東亜戦争悔過の行~
6 来世のはなし
7 仏の教え・仏法のこころ
8 悔過は過ちを懺悔すること
9 冥加(みょうが)と顕加(けんが))
■Disc-3「西」 (50分34秒)
1 宗教は精神の方向転換である
2 唯識三十頌(ゆいしきさんじゅうじゅ)(1)~転依(てんね)~
3 唯識三十頌(2)~遍計所執(へんげしょしゅう)~
4 ご利益に安易にのらない
5 唯識三十頌(3)~自分に対して犯している罪~
6 唯識三十頌(4)~能変~
7 唯識三十頌(5)~依他起生(えたきしょう)~
8 地獄の話(1)~親孝行と道徳が救いの道~
9 地獄の話(2)~孝は徳のもとなり~
10 地獄の話(3)~来世~
11 地獄の話(4)~仏教は行為論の宗教~
12 自灯明自帰依(じとうみょうじきえ)
■Disc-4「北」 (63分55秒)
1 金烏長飛して玉兎走る
2 法相宗
3 玄奘三蔵の旅
4 阿頼耶識(あらやしき)(1)~大きな大きな心の蔵~
5 阿頼耶識(2)~熏習(くんじゅう)~
6 阿頼耶識(3)~人は知らないところで罪をおかしている~
7 阿頼耶識(4)~愛は辛抱です 愛は感謝です~
8 阿頼耶識(5)~最小の効果のために最大の努力を惜しまない~
9 発心(ほっしん)
10 般若心経の講義の思い出
■Disc-5「下」 (73分33秒)
1 食前のことば(1)~食作法(じきさほう)~
2 食前のことば(2)~対食五観(たいじきごかん)①~
3 食前のことば(3)~対食五観 ②~
4 六方礼拝(ろっぽうらいはい)
5 稲穂の魂の伝統
6 東北のお米作りの歴史
7 お酒のはなし
8 お米のはなし
9 亡くなられたお命とのお付き合い
10 共食の精神
11 伝声の文化
12 目に見えないお付き合い
13 負けるが勝ち
14 熏習(1)~熏習と学習~
15 熏習(2)~しつけ~
16 熏習(3)~業~
17 熏習(4)~種子(しゅうじ)~
18 熏習(5)~如来一音演説法(にょらいいっとんえんぜっぽう)~
■Disc-6「上」 (52分33秒)
1 やさしさと厳しさ
2 愛は自我、慈悲は無我
3 有漏善(うろぜん)と無漏善(むろぜん)
4 残し合う最大の遺産は死である
5 天上天下唯我独尊
6 個性と野性
7 執着の古い皮を脱ぎ捨てねばなりません
8 永遠に未完成なるものに打ち込むことは尊いこと
9 お写経の功徳
10 お釈迦様が最後にお説きになった教え
11 人の言わんとする心を聞く
12 百歳まで生きる方法
13 盆踊りのはじまり
14 寝ることが命の薬、怠けることが長生きの道
15 時の流れは命の流れです
16 刹那について