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第274回 萩原健太のotonanoラジオ#156

2022/09/27 公開

古内東子さんをゲストに迎えて(その1)

今週のオンエア曲

古内東子さんをゲストに迎えて(その1)

1.

古内東子

だいすき

『魔法の手(Deluxe Edition)』

古内東子さんをゲストに迎えて(その1)

2.

古内東子

銀座

『魔法の手(Deluxe Edition)』

古内東子さんをゲストに迎えて(その1)

3.

古内東子

魔法の手

『魔法の手(Deluxe Edition)』

萩原健太 選曲|otonanoラジオ プレイリスト#156

『古内東子「魔法の手」セッション・ミュージシャンworks』

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各社ストリーミング事情によってリスト内容や表記が異なる可能性があります。予めご了承ください。

1. Please Stay (Once You Go Away) / Marvin Gaye

古内東子さんをお迎えした『otonanoラジオ』、いかがでしたか。古内さんが1998年に発表した名作アルバム『魔法の手』のデラックス・エディション化再発をお祝いして、大いに盛り上がりました。番組内でも触れた通り、最新リマスターも素晴らしく、音質が一層向上。古内さんならではの世界観を時代を超えていきいき届けてくれるデラックス・エディションです。というわけで、今週のプレイリストではそんな『魔法の手』のエヴァーグリーンな魅力を構築するうえで大きな役割を果たした腕ききセッション・ミュージシャンたちにスポットを当ててみました。海外録音チームの面々を中心に、日本チームからも一部ピックアップ。名手たちがそれぞれ参加している古内さん以外のアルバムから1曲ずつセレクトしてあります。まずは「雨降る東京」「魔法の手」「ぎりぎりまで」などにごきげんなグルーヴを提供してくれた名ドラマー、ポール・ハンフリー。参加アルバムはそれこそ無数ですが、そんな中から今回はマーヴィン・ゲイ、1973年の大傑作『レッツ・ゲット・イット・オン』に収録されていたこの曲を。
2. Dance Into the Light / Phil Collins

続いてはホーン・セクション。シング・ライク・トーキング、尾崎亜美など日本人アーティストのバックアップも多数行なっているヴァイン・ストリート・ホーンズの登場です。『魔法の手』では「だいすき」とアルバム・タイトル・チューンに参加していました。メンバーは流動的なのだけれど、『魔法の手』に参加した面々のうち、トロンボーンのアルトゥーロ・ヴェラスコとトランペットのハリー・キムは、やはりヴァイン・ストリート・ホーンズ名義でフィル・コリンズ、1996年のアルバム『ダンス・イントゥ・ザ・ライト』でも演奏しています。そのアルバム・タイトル・チューンをどうぞ。
3. Bless His Soul / The Jacksons

「だいすき」「シャワールーム」「銀座」で鉄壁のプレイを聞かせているポール・ジャクソン・ジュニアも、まじ、数え切れないほど多彩なレコーディング・セッションをこなしてきた名ギタリスト。今回はマイケル・ジャクソンを含むザ・ジャクソンズが1978年にリリースしたアルバム『デスティニー〜今夜はブギー・ナイト』より、この曲を。
4. Breakdown Dead Ahead / Boz Scaggs

セッション・パーカッショニストといえば、とにかくこの人、レニー・カストロ。アルバム『魔法の手』でも海外レコーディング曲すべて、「だいすき」「雨降る東京」「魔法の手」「シャワールーム」「ぎりぎりまで」「銀座」の6曲に参加しています。1970年代初頭、19歳のときから超売れっ子として活躍してきただけに参加アルバムはこれまた無数。そんな中から今回はボズ・スキャッグスの1980年のアルバム『ミドル・マン』に収められていたナンバーです。
5. So Much Depends On Love Today / Peter Allen

「だいすき」と「魔法の手」に参加したバリトン・サックス・プレイヤー、ドン・マーキーズもジャズ、ラテン、ロック、ソウルなど、幅広い分野で活躍するセッションマン。今回はソングライターとしても名曲を多数残しているピーター・アレンが48歳という若さで他界する前、1990年にリリースしたラスト・アルバム『メイキング・エヴリ・モーメント・カウント』の中から、マーキーズがサポート参加したナンバーを。
6. 少女ロボット / 椎名林檎

続いては日本代表。古内さんをバックアップするセッション・ミュージシャンとして欠かすことのできない存在、中西康晴さんです。1975年に上田正樹とサウス・トゥ・サウスの最年少メンバーとしてデビューして以来現在まで、唯一無比の存在として日本の音楽シーンを支え続けてきた最高最強のキーボード・プレイヤー。今回は椎名林檎がともさかりえに提供した楽曲を、2017年、作者自らがアルバム『逆輸入 〜航空局〜』でセルフ・カヴァーしたヴァージョンで。中西さんが見事な存在感を放っています。
7. You've Been Around Too Long / Carole King

1950年代にプロとして活動開始した超ベテラン。自身のソロ・アルバムも多数。バッキングで参加したアルバムも星の数ほど。単独での来日も毎回大入り満員。日本でもむちゃくちゃ人気の高い激渋ギタリスト、デヴィッド・T・ウォーカー。アルバム『魔法の手』では「雨降る東京」「魔法の手」「ぎりぎりまで」に参加しています。そんな彼が古内さんの先輩にあたる女性シンガー・ソングライターの代表格、キャロル・キングの1973年のアルバム『ファンタジー』の収録曲で披露したバッキング・ワークをご堪能あれ。
8. You Know I'm the One / The Emotions

「だいすき」「シャワールーム」「銀座」でドラムを担当したマイケル・ホワイトもソウル/R&Bシーンでは1980年代以降売れっ子として活躍してきた男。今回は女性R&Bグループ、エモーションズが1984年にリリースしたアルバム『シンシアリー』の収録曲でのプレイをお楽しみください。
9. She Makes My Day / Robert Palmer

ホーン・プレイヤーをもうひとり。「くちづけを待ってる」でフリューゲル・ホーンを披露しているチャック・フィンドリー。この人、トランペットもトロンボーンもこなす万能金管奏者で、かの名手ジェリー・ヘイをして「チャックはどんな音楽でもどんな楽器でも演奏できる」と言わしめた存在です。そんなチャック・フィンドリーのトランペット・ソロが楽しめるロバート・パーマーの曲を。1988年の『ヘヴィ・ノヴァ』の収録曲です。
10. I Don't Want to Lose You / Rebbie Jackson

「だいすき」「雨降る東京」「魔法の手」「シャワールーム」「ぎりぎりまで」の5曲に参加しているハーマン・ジャクソンはスティーヴィー・ワンダーのツアー・メンバーとして頭角を現わしたピアニスト。デトロイト出身で、やはりソウル関係での活躍が多い人です。今回はレビー・ジャクソン、1988年のこのナンバーを。
11. Hand to Mouth / Joan Baez

「銀座」でアコースティック・ギターを弾いているエイブ・ラボリエルは、通常ならばベーシストとしておなじみの名手。ただ、たまーにアコースティック・ギターでセッションすることもあるようで、フォーク・ソングの女王、ジョーン・バエズが1989年のアルバム『スピーキング・オヴ・ドリームズ』に収録したこの曲でもアコギ、弾いてます。もちろん、ご存じジョージ・マイケル作品のカヴァーです。
12. ホモ・エレクトス / オリジナル・ラブ

そして、ある時期の古内東子サウンドの要とも言うべき存在だったベーシスト&プロデューサー、小松秀行さん。『魔法の手』でも海外セッション、日本セッション、両方でベースを担当しています。近年は鈴木雅之のツアー・サポートでも大活躍していましたが、ここはひとつ、古内さんのプロデュースを手がけるようになる前、オリジナル・ラブのメンバーとして活動していた時期のナンバーを。1995年のアルバム『RAINBOW RACE』より。このアルバムには『魔法の手』の「心にしまいましょう」にクレジットされているドラマー、佐野康夫さんも参加していました。

解説:萩原健太

古内東子さんをゲストに迎えて(その1)

●萩原健太プロフィール
萩原健太(はぎわら・けんた)。1956年生まれ。 早稲田大学法学部卒。 早川書房に入社後、 フリーに。 TBS系『三宅裕司のいかすバンド天国』(’89~’90年)の審査員として出演。 テレビ朝日系『タモリ倶楽部』の「空耳アワード」(’93年~)審査員も担当。 また、 音楽評論の傍ら、 音楽プロデュース、 コンサート演出、 作曲等も手がける。 主なプロデュース作品に米米CLUB『Go Funk』『米米CLUB』、 山崎まさよし『HOME』、 憂歌団『知ってるかい!?』、 鈴木雅之『ファンキー・フラッグ』など。 また、 自らもギタリストとして多くのユニット楽曲にも参加している。

Kenta's...Nothing But Pop!

第273回 萩原健太のotonanoラジオ#155

2022/09/20 公開

50周年!高橋幸宏特集(高野寛さんをゲストに迎えて)(その2)

今週のオンエア曲

50周年!高橋幸宏特集(高野寛さんをゲストに迎えて)(その2)

1.

高橋幸宏

IT'S ALL TOO MUCH

『IT'S GONNA WORK OUT ~LIVE 82-84~』

50周年!高橋幸宏特集(高野寛さんをゲストに迎えて)(その2)

2.

高橋幸宏

CUE

『IT'S GONNA WORK OUT ~LIVE 82-84~』

50周年!高橋幸宏特集(高野寛さんをゲストに迎えて)(その2)

3.

WALKING TO THE BEATS

LOVE TOGETHER

萩原健太 選曲|otonanoラジオ プレイリスト#155

『It‘s All Too Much~高橋幸宏カヴァー集 1978-1996』

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1. Mood Indigo / 高橋ユキヒロ

先週に引き続き高野寛くんを迎えて高橋幸宏さんの魅力を深掘りした「otonanoラジオ」。番組の中でも話題になりましたが、ユキヒロさんと言えばオリジナル・アルバムによく収められている洋楽カヴァー・ヴァージョンも印象的で。選曲センスとか、アレンジとか、新作が出るたび毎回楽しみにしてきました。てことで、今回のプレイリストはユキヒロさんのカヴァーものを集めて年代順に並べてみました。まずは1978年の初ソロ・アルバム『Saravha!』から。1930年にジャズの偉人、デューク・エリントンが書いた名曲です。
2. Stop! In the Name of Love / 高橋ユキヒロ

続いては1980年のセカンド・ソロ・アルバム『音楽殺人』より。ダイアナ・ロス&ザ・スプリームスが1965年に放った大ヒットR&Bのカヴァーです。
3. It's All Too Much / 高橋幸宏

サード・アルバム『Neuromantic(ロマン神経症)』には洋楽カヴァーが入っていなかったので、続く1982年のソロ・アルバム4作目『What, Me Worry?』より。番組でライヴ・ヴァージョンをオンエアしたビートルズ・ナンバーです。1969年のアルバム『イエロー・サブマリン』に収められていたジョージ・ハリスン作品。ユキヒロさんは独自に「すべて 素晴らしすぎる」という邦題を付けていました。
4. The April Fools / 高橋幸宏

1983年のアルバム『薔薇色の明日』より。このアルバムには他にももう1曲、ブライアン・フェリーの「ジス・アイランド・アース」のカヴァーも入っていましたが、今回はバート・バカラック&ハル・デヴィッドがジャック・レモンとカトリーヌ・ドヌーヴの主演映画『幸せはパリで』の主題歌として書き下ろしたこの名曲のカヴァーのほうを。
5. Helpless / 高橋幸宏

1984年の『WILD & MOODY』に収められていたニール・ヤング作品。オリジナル・ヴァージョンはクロスビー・スティルス・ナッシュ&ヤングが1970年にリリースした傑作アルバム『デジャ・ヴ』の収録曲でした。
6. I Saw the Light / 高橋幸宏

1985年のアルバム『Once A Fool, …―遥かなる想い―』より。番組のゲスト、高野寛くんの師匠筋にもあたるトッド・ラングレンが1972年にリリースした名作アルバム『サムシング/エニシング』の収録曲のカヴァーです。
7. Moonlight Feels Right / 高橋幸宏

1986年のアルバム『…ONLY WHEN I LAUGH』より。1976年にスターバックというバンドが放った大ヒット・ナンバーのカヴァーです。邦題は「恋のムーンライト」。間奏のマリンバ・ソロも含め、ほぼオリジナルに忠実な仕上がりで。ユキヒロさん、まじに好きなんだろうな、この曲。
8. Tomorrow Never Knows / 高橋幸宏

1988年のアルバム『EGO(イーゴ)』より。ビートルズが1966年の『リヴォルヴァー』で発表したジョン・レノン作品のカヴァー。ユキヒロさんはオリジナル以上にインド風味を取り入れてやばめのオリエンタル・サイケ感覚を強調しています。
9. What the World Needs Now Is Love / 高橋幸宏

再びバート・バカラック&ハル・デヴィッドの作品。1965年に女性シンガー、ジャッキー・デシャノンに提供した超名曲です。邦題「世界は愛を求めている」。ユキヒロさんは1990年のアルバム『Broadcast From Heaven』でカヴァーしました。
10. Only Love Can Break Your Heart / 高橋幸宏

こちらも再びニール・ヤング作品。CSNYではなく、ニールさんが1970年にソロ名義でリリースしたアルバム『アフター・ザ・ゴールド・ラッシュ』収録の名曲です。ユキヒロさんは1991年のアルバム『A Day in The Next Life』でカヴァー。
11. Follow you down / 高橋幸宏

1992年のアルバム『Life Time, Happy Time〜幸福の調子』より。のちにTVドラマ『フレンズ』のテーマ曲「アイル・ビー・ゼア・フォー・ユー」でおなじみになるザ・レンブランツが1990年にリリースしたデビュー・アルバムに収録されていた曲のカヴァーです。
12. I'll Be Home / 高橋幸宏

1994年の『MR.YT』とか、1995年の『Fate of Gold』とか、その後のアルバムにも素敵なカヴァーものが必ず入っていたのですが、きりがないので、ラストは1996年のアルバム『Portrait with No Name』からのこの曲で締めましょう。近年はピクサー映画の音楽などで広く親しまれているベテラン・シンガー・ソングライター、ランディ・ニューマンの作品のカヴァーです。ランディ・ニューマンの本人のヴァージョンではなく、1970年にハリー・ニルソンが発表したアルバム『ニルソン・シングス・ニューマン』収録のヴァージョンをほぼフル・コピーでカヴァーしています。

解説:萩原健太

50周年!高橋幸宏特集(高野寛さんをゲストに迎えて)(その2)

●萩原健太プロフィール
萩原健太(はぎわら・けんた)。1956年生まれ。 早稲田大学法学部卒。 早川書房に入社後、 フリーに。 TBS系『三宅裕司のいかすバンド天国』(’89~’90年)の審査員として出演。 テレビ朝日系『タモリ倶楽部』の「空耳アワード」(’93年~)審査員も担当。 また、 音楽評論の傍ら、 音楽プロデュース、 コンサート演出、 作曲等も手がける。 主なプロデュース作品に米米CLUB『Go Funk』『米米CLUB』、 山崎まさよし『HOME』、 憂歌団『知ってるかい!?』、 鈴木雅之『ファンキー・フラッグ』など。 また、 自らもギタリストとして多くのユニット楽曲にも参加している。

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第272回 萩原健太のotonanoラジオ#154

2022/09/13 公開

50周年!高橋幸宏特集(高野寛さんをゲストに迎えて)(その1)

今週のオンエア曲

50周年!高橋幸宏特集(高野寛さんをゲストに迎えて)(その1)

1.

WALKING TO THE BEATS

LOVE TOGETHER

50周年!高橋幸宏特集(高野寛さんをゲストに迎えて)(その1)

2.

高橋幸宏

IT'S GONNA WORK OUT

『IT'S GONNA WORK OUT ~LIVE 82-84~』

50周年!高橋幸宏特集(高野寛さんをゲストに迎えて)(その1)

3.

高橋幸宏

DRIP DRY EYES

『IT'S GONNA WORK OUT ~LIVE 82-84~』

萩原健太 選曲|otonanoラジオ プレイリスト#154

『輝くスターリー・ナイト~高橋幸宏Works/作詞&作曲提供集』

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各社ストリーミング事情によってリスト内容や表記が異なる可能性があります。予めご了承ください。

1. トーキョーレギー / 高中正義

高野寛くんをお迎えして高橋幸宏さんの魅力をあれこれ語り合った「otonanoラジオ」。ユキヒロさんの偉大さ、かっこよさを改めて噛みしめました。てことで、今週のプレイリストはもちろんユキヒロさん特集。アーティストとして、プレイヤーとして、プロデューサーとして…など、いろいろな切り口があるなと思いましたが、今回はソングライターとしてのユキヒロさんにスポットを。他のシンガー、アーティストにユキヒロさんが作詞家あるいは作曲家として提供した楽曲の中からいくつかセレクトしてみました。まずは1976年に高中正義がリリースしたファースト・ソロ・アルバム『Seychelles』より、作詞・高橋ユキヒロ、作曲・高中正義というナンバー。さすが元サディスティック・ミカ・バンドのバンドメイトというだけあって、息の合ったコンビネーションを聞かせてくれます。ちなみに、ご存じの通り、1980年代アタマまでユキヒロさんは“高橋ユキヒロ”とカタカナで名乗っておられました。その後、漢字表記の“高橋幸宏”へ。なので今回のプレイリスト、両名義が混在してます。
2. アタタカイ雨 / 冨田ラボ (feat. HIROKUNI TANAKA)

続いては冨田ラボ、2006年のセカンド・アルバム『Shiplaunching』より。MAMALAID RAGの田中拡邦のヴォーカルをフィーチャーしたこのナンバーを。作詞・高橋幸宏、作曲・冨田恵一。
3. My Blue Train / 牧ミユキ

西野バレエ団出身で、「いずみたくシンガーズ」に所属したり、NHK「ステージ101」にレギュラー出演したり、モデル、タレントとして活躍したり、1960年代から幅広く活躍していた牧ミユキが1978年にリリースしたアルバム『Fly Like A Bird』より。作詞・高橋ユキヒロ、作曲・井上鑑。
4. Voice of the Earth〜地球の声〜 / SOON

村上広一と島津正多によるポップ・ユニットが1997年にリリースしたナンバー。ユキヒロさんのプロデュースの下、“SOON with 高橋幸宏”の名義でシングル・リリースされました。テレビCMに使用され、CMにもユキヒロさんを含めたご本人たちが出演したりも。ただ、そのシングル・ヴァージョンがストリーミングされていないようなので、今回は伊藤銀次プロデュースによるアルバム・ヴァージョンのほうで。作詞作曲・高橋幸宏。ユキヒロさん自身も後に別歌詞、別タイトルでセルフ・カヴァーしたりしています。
5. FAMILIES(家庭の構造) / 桐島かれん

1989年に再結成サディスティック・ミカ・バンドに参加した桐島かれんが、翌年リリースしたファースト・ソロ・アルバム『かれん』より。ユキヒロさんは鈴木慶一さんとのビートニクスとして4曲を提供。そのうちの1曲です。作詞・鈴木慶一、作曲・高橋幸宏&鈴木慶一。
6. バイ・バイ・パーティー / 桜田淳子

今、選曲するのはちょっと微妙なシンガーかなとも思いますが(笑)。1977年のアルバム『しあわせ芝居』に収められていたナンバーです。作詞・高橋幸宏、作曲・高橋信之という兄弟チームの作品。
7. 輝くスターリー・ナイト / 竹内まりや

ユキヒロさんは元サディスティック・ミカ・バンドのリーダーでもあった加藤和彦が作曲を手がけた竹内まりやのデビュー・シングル「戻っておいで・私の時間」でドラムを叩いていましたが、その曲を含む1978年のデビュー・アルバム『BEGINNING』には作詞家としても関わっていました。それがこの曲。作詞・高橋ユキヒロ、作曲・細野晴臣というYMOチームの作品です。
8. THE LAST LETTER / ブレッド&バター

続いても作詞・高橋ユキヒロ、作曲・細野晴臣によるナンバー。ブレバタが1979年にリリースしたアルバム『Late Late Summer』の収録曲です。
9. さよなら冷たいひと / 中原理恵

1984年のシングル曲。作詞・糸井重里、作曲・高橋幸宏。この曲を含むアルバム『LADY麗』は、アナログ盤A面を全曲ユキヒロさんがプロデュースしていました。
10. ジャスト・イン・ザ・レイン / Rajie

ラジが1978年にリリースしたセカンド・アルバム『ラヴ・ハート』より。アルバムの半分、5曲にユキヒロさんが関わっていました。作詞作曲・高橋ユキヒロ。
11. 夏の弔い / 今井裕

こちらも元サディスティック・ミカ・バンド仲間の今井裕が1977年にリリースしたソロ・アルバム『A COOL EVENING』より。作詞・高橋ユキヒロ、作曲・今井裕。
12. Yo soy Yo(私は私) / 山野ミナ&高橋幸宏

去年、2021年にユキヒロさんがプロデュースを手がけた山野ミナのデビュー・アルバム『L'ATELIER』より。「ラ・ローザ」「海辺の荘」などユキヒロさんのソロ作品のカヴァーなども含まれていましたが、今回はアルバムのための書き下ろし曲を。作詞・高橋幸宏&山野ミナ、作曲・高橋幸宏。

解説:萩原健太

50周年!高橋幸宏特集(高野寛さんをゲストに迎えて)(その1)

●萩原健太プロフィール
萩原健太(はぎわら・けんた)。1956年生まれ。 早稲田大学法学部卒。 早川書房に入社後、 フリーに。 TBS系『三宅裕司のいかすバンド天国』(’89~’90年)の審査員として出演。 テレビ朝日系『タモリ倶楽部』の「空耳アワード」(’93年~)審査員も担当。 また、 音楽評論の傍ら、 音楽プロデュース、 コンサート演出、 作曲等も手がける。 主なプロデュース作品に米米CLUB『Go Funk』『米米CLUB』、 山崎まさよし『HOME』、 憂歌団『知ってるかい!?』、 鈴木雅之『ファンキー・フラッグ』など。 また、 自らもギタリストとして多くのユニット楽曲にも参加している。

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第271回 萩原健太のotonanoラジオ#153

2022/09/06 公開

注目の洋楽ライヴ・アルバム新譜特集

今週のオンエア曲

注目の洋楽ライヴ・アルバム新譜特集

1.

Southside Johnny & The Asbury Jukes

This Time It's For Real

『Live In Cleveland '77』

注目の洋楽ライヴ・アルバム新譜特集

2.

Bruce Springsteen & The E Street Band

Darkness On The Edge Of Town

『Brendan Byrne Arena August 19, 1984』

注目の洋楽ライヴ・アルバム新譜特集

3.

Little Feat

Spanish Moon

『Waiting For Columbus - Super Deluxe Edition』

注目の洋楽ライヴ・アルバム新譜特集

4.

The Rolling Stones

Honky Tonk Women

『El Mocambo 1977』

注目の洋楽ライヴ・アルバム新譜特集

5.

Neil Young + Promise Of The Real

Winterlong

『Noise And Flowers』

萩原健太 選曲|otonanoラジオ プレイリスト#153

『お休み』

注目の洋楽ライヴ・アルバム新譜特集

●萩原健太プロフィール
萩原健太(はぎわら・けんた)。1956年生まれ。 早稲田大学法学部卒。 早川書房に入社後、 フリーに。 TBS系『三宅裕司のいかすバンド天国』(’89~’90年)の審査員として出演。 テレビ朝日系『タモリ倶楽部』の「空耳アワード」(’93年~)審査員も担当。 また、 音楽評論の傍ら、 音楽プロデュース、 コンサート演出、 作曲等も手がける。 主なプロデュース作品に米米CLUB『Go Funk』『米米CLUB』、 山崎まさよし『HOME』、 憂歌団『知ってるかい!?』、 鈴木雅之『ファンキー・フラッグ』など。 また、 自らもギタリストとして多くのユニット楽曲にも参加している。

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第270回 萩原健太のotonanoラジオ#152

2022/08/30 公開

『大村雅朗の奇跡~Compiled by 佐橋佳幸 & 亀田誠治~』特集

今週のオンエア曲

『大村雅朗の奇跡~Compiled by 佐橋佳幸 & 亀田誠治~』特集

1.

沢田研二

晴れのちBLUE BOY

『大村雅朗の奇跡~Compiled by 佐橋佳幸 & 亀田誠治~』

『大村雅朗の奇跡~Compiled by 佐橋佳幸 & 亀田誠治~』特集

2.

石川優子

レット・ミー・フライ

『大村雅朗の奇跡~Compiled by 佐橋佳幸 & 亀田誠治~』

『大村雅朗の奇跡~Compiled by 佐橋佳幸 & 亀田誠治~』特集

3.

鈴木雅之 & PAUL YOUNG

COME ON IN

『大村雅朗の奇跡~Compiled by 佐橋佳幸 & 亀田誠治~』

『大村雅朗の奇跡~Compiled by 佐橋佳幸 & 亀田誠治~』特集

4.

大沢誉志幸

そして僕は途方に暮れる

『大村雅朗の奇跡~Compiled by 佐橋佳幸 & 亀田誠治~』

『大村雅朗の奇跡~Compiled by 佐橋佳幸 & 亀田誠治~』特集

5.

吉川晃司

You Gotta Chance〜ダンスで夏を抱きしめて〜

『大村雅朗の奇跡~Compiled by 佐橋佳幸 & 亀田誠治~』

『大村雅朗の奇跡~Compiled by 佐橋佳幸 & 亀田誠治~』特集

6.

松田聖子

雛菊の地平線

『大村雅朗の奇跡~Compiled by 佐橋佳幸 & 亀田誠治~』

萩原健太 選曲|otonanoラジオ プレイリスト#152

『セイシェルの夕陽~松田聖子×大村雅朗アレンジWorks作曲提供集』

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1. マンハッタンでブレックファスト / 松田聖子

LP2枚組『大村雅朗の奇跡~Compiled by 佐橋佳幸&亀田誠治~』をテーマにお届けした「otonanoラジオ」大村雅朗特集、いかがでしたか? ソングライターとして、アレンジャーとして、無数の名曲に関わりながら日本のポップ・シーンに大きな進化をもたらしながらも、46歳という若さで亡くなった大村雅朗さんの功績にスポットを当てました。番組のほうでは、大村さんの逝去から25年という節目に編纂された『大村雅朗の奇跡~Compiled by 佐橋佳幸&亀田誠治~』に、佐橋くんと亀田さん、お二人がセレクトなさった曲からピックアップした選曲でお楽しみいただきましたが、こちらのプレイリストではぼくの趣味全開(笑)。大村さんといえば聖子ちゃん、ということで。生前、大村さんが関わった松田聖子さんの楽曲からのセレクションをお届けします。といっても、そういうテーマのCD3枚組コンピレーション『SEIKO MEMORIES~Masaaki Omura Works~』も2018年に編まれているので、そこからの抜粋みたいな形になりますが。ただ、今回はアレンジャーとしてではなく、ソングライターとしての大村さんに着目。大村さんが作曲家として聖子ちゃんに書き下ろした楽曲のみに限ってのセレクションです。サウンドの魔術師的な側面から語られることが多い大村雅朗さんの、メロディメイカーとしての才能に改めて着目してお楽しみ下さい。まずは1984年のアルバム『Windy Shadow』に収められていたこの曲からどうぞ。今回、特記していない限り、クレジットは作詞・松本隆、作編曲・大村雅朗です。
2. 妖しいニュアンス / 松田聖子

続いては1987年のアルバム『Strawberry Time』より。
3. セイシェルの夕陽 / 松田聖子

1983年のアルバム『ユートピア』に収められていた初期名曲。アルバム・トラックですが、ファンの間ではむちゃくちゃ人気の高い1曲です。
4. 夏のジュエリー / 松田聖子

1985年のアルバム『The 9th Wave』より。これは作詞・吉田美奈子、作編曲・大村雅朗によるナンバー。
5. Sleeping Beauty / 松田聖子

1984年のアルバム『Tinker Bell』より。
6. BITTER SWEET LOLLIPOPS / 松田聖子

1983年のアルバム『Canary』より。
7. SWEET MEMORIES / 松田聖子

聖子ちゃんが歌った大村雅朗メロディの代表的存在。1983年のシングル「ガラスの林檎」のB面に収められて世に出たのち、ビールのテレビCMで使われて大ヒット。両A面シングルとして出直した超人気曲です。
8. Chase My Dreams〜明日へのStep / 松田聖子

1989年のアルバム『Precious Moment』より。これは作詞・松田聖子、作編曲・大村雅朗によるナンバー。
9. Caribbean Wind / 松田聖子

1985年の聖子ちゃん主演映画『カリブ・愛のシンフォニー』のサウンドトラックに収められて世に出たのち、シングル「ボーイの季節」のカップリング曲としてもリリースされたナンバー。
10. Musical Life / 松田聖子

前出「SWEET MEMORIES」が使われたビールのテレビCMで人気を博したペンギンのキャラクターが主役として活躍する1985年のアニメ映画『ペンギンズ・メモリー 幸福物語』のサウンドトラックに提供された1曲。
11. 星のファンタジー / 松田聖子

聖子ちゃんは1982年に『金色のリボン』というクリスマス・アルバムをリリースしていて。ここにも大村さんは2曲、作曲家として作品を提供しているのだけれど。さすがに季節的にどうかなと思いまして(笑)。もろのクリスマスもの「ジングルベルも聞こえない」のほうは外して。わりとぼんやり、夜空を見上げながら思いを巡らすこちらの曲を選んでみました。ラストの「きよしこの夜」〜“メリー・クリスマス”の部分は大目に見てやってください。
12. 真冬の恋人たち / 松田聖子

大村さんは1981年、聖子ちゃんの初主演映画『野菊の墓』のサウンドトラックに演奏ものを1曲提供なさっていて。たぶんこれが聖子ちゃん絡みの作曲家・大村作品第1号ということになりそうなのだけれど。歌ものということになると、こちら。1982年のアルバム『Candy』のエンディングを飾っていた名曲です。これも季節外れな1曲ではありますが、ぼくが個人的にいちばん好きな大村雅朗作品ということもあり、ラストに選ばせてもらいました。杉真理さんによるデュエット・ヴォーカルも最高です。

解説:萩原健太

『大村雅朗の奇跡~Compiled by 佐橋佳幸 & 亀田誠治~』特集

●萩原健太プロフィール
萩原健太(はぎわら・けんた)。1956年生まれ。 早稲田大学法学部卒。 早川書房に入社後、 フリーに。 TBS系『三宅裕司のいかすバンド天国』(’89~’90年)の審査員として出演。 テレビ朝日系『タモリ倶楽部』の「空耳アワード」(’93年~)審査員も担当。 また、 音楽評論の傍ら、 音楽プロデュース、 コンサート演出、 作曲等も手がける。 主なプロデュース作品に米米CLUB『Go Funk』『米米CLUB』、 山崎まさよし『HOME』、 憂歌団『知ってるかい!?』、 鈴木雅之『ファンキー・フラッグ』など。 また、 自らもギタリストとして多くのユニット楽曲にも参加している。

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第269回 萩原健太のotonanoラジオ#151

2022/08/23 公開

横山剣(クレイジーケンバンド)さんをゲストに迎えて(その2)

今週のオンエア曲

横山剣(クレイジーケンバンド)さんをゲストに迎えて(その2)

1.

クレイジーケンバンド

Honmoku Funk

『樹影』

横山剣(クレイジーケンバンド)さんをゲストに迎えて(その2)

2.

クレイジーケンバンド

強羅

『樹影』

横山剣(クレイジーケンバンド)さんをゲストに迎えて(その2)

3.

クレイジーケンバンド

ウェイホユ?

『樹影』

萩原健太 選曲|otonanoラジオ プレイリスト#151

『ハマ風~pop & mellow of Crazy Ken Band』

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各社ストリーミング事情によってリスト内容や表記が異なる可能性があります。予めご了承ください。

1. ハマ風 / クレイジーケンバンド

先週に引き続き、クレイジーケンバンド・横山剣さんをお迎えした「otonanoラジオ」。音楽的にいちだんと成熟した感じのニュー・アルバム『樹影』のことをあれこれうかがいました。個人的には今回の新作、CKBのぐっとメロウな側面がさらに魅力的に発揮された1枚という印象。なもんで、今週のプレイリストは、CKBの過去作から、ぼくの好きなポップ&メロウな楽曲ばかり集めたものにしてみました。まずは2008年のアルバム『ZERO』からこの曲を。“五感で受け止めたいんだ”って歌詞をずっと“股間で受け止めたいんだ”とばかり思ってました(笑)。
2. 夏っ子 / クレイジーケンバンド

続いては2012年のアルバム『ITALIAN GARDEN』より。今回のプレイリスト、基本的に剣さんの作詞・作曲による作品ばかりですが、これは菅原愛子さんと共作した名曲です。
3. Hong Kong Typhoon / クレイジーケンバンド

2010年のアルバム『MINT CONDITION』より。オリエンタル・アダルト・コンテンポラリー・チューンって感じ?
4. True Colors / クレイジーケンバンド

2004年のアルバム『Brown Metallic』より。剣さんのロコ感覚全開。ハマ版『サタデー・ナイト・フィーバー』みたいな。
5. 旅客機 / クレイジーケンバンド

2013年のアルバム『FLYING SAUCER』より。羽田からの傷心飛行。泣けます。
6. Japanese Night / クレイジーケンバンド

2015年のアルバム『もうすっかりあれなんだよね』より。先週話題になった『樹英』収録曲「おじさん」同様、これも例の必殺のベースラインを使ったハチロク・ソウル・バラードです。
7. 僕らの未来は遠い過去 / クレイジーケンバンド

2009年のアルバム『ガール!ガール!ガール!』より。過去、現在、未来に関するけっこう哲学的な1曲ですよ、まじ。
8. 踏切シャッフル / クレイジーケンバンド

2014年のアルバム『Spark Plug』より。江ノ電の踏切の“カン・カン・カン・カン…”って擬音から1960年代っぽいサンシャイン・ポップふうの4分打ちシャッフル・ビートへと突入するという、もう、なんとも秀逸な名曲です。
9. SUNSHINE 888 / クレイジーケンバンド

2007年のアルバム『SOUL電波』より。これも菅原愛子さんとの共作曲。
10. Loco Loco Sunset Cruise / クレイジーケンバンド

2005年のアルバム『Soul Punch』より。これまたちょっぴり筒美京平っぽい和製R&Bのニュアンスも漂う名曲です。
11. 何もいらない / クレイジーケンバンド

2019年のアルバム『PACIFIC』より。女性の名前がたくさん出てくる歌詞ですが、ノッケの“せつこ”でまず泣けて、“ビヨンセ”でぶっとんで、“應蘭芳”でしびれます。
12. 月夜のステラ / クレイジーケンバンド

2021年に出た前作『好きなんだよ』はカヴァー・アルバムだったので、オリジナル・アルバムとしてはこれが『樹影』のひとつ前のものにあたる2020年の『NOW』より。さりげないコーラスの重なり具合が素敵です。

解説:萩原健太

横山剣(クレイジーケンバンド)さんをゲストに迎えて(その2)

●萩原健太プロフィール
萩原健太(はぎわら・けんた)。1956年生まれ。 早稲田大学法学部卒。 早川書房に入社後、 フリーに。 TBS系『三宅裕司のいかすバンド天国』(’89~’90年)の審査員として出演。 テレビ朝日系『タモリ倶楽部』の「空耳アワード」(’93年~)審査員も担当。 また、 音楽評論の傍ら、 音楽プロデュース、 コンサート演出、 作曲等も手がける。 主なプロデュース作品に米米CLUB『Go Funk』『米米CLUB』、 山崎まさよし『HOME』、 憂歌団『知ってるかい!?』、 鈴木雅之『ファンキー・フラッグ』など。 また、 自らもギタリストとして多くのユニット楽曲にも参加している。

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第268回 萩原健太のotonanoラジオ#150

2022/08/16 公開

横山剣(クレイジーケンバンド)さんをゲストに迎えて(その1)

今週のオンエア曲

横山剣(クレイジーケンバンド)さんをゲストに迎えて(その1)

1.

クレイジーケンバンド

Almond

『樹影』

横山剣(クレイジーケンバンド)さんをゲストに迎えて(その1)

2.

クレイジーケンバンド

ドバイ

『樹影』

横山剣(クレイジーケンバンド)さんをゲストに迎えて(その1)

3.

クレイジーケンバンド

おじさん

『樹影』

萩原健太 選曲|otonanoラジオ プレイリスト#150

『CKB「ドバイ」にインスパイア!エレキ・シタールが効果的に使われている英米名曲集』

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1. Didn't I (Blow Your Mind This Time) / The Delfonics

クレイジーケンバンド・横山剣さんをゲストに迎えた「otonanoラジオ」。ニュー・アルバム『樹影』の話で大いに盛り上がりました。収録曲どれもごきげんですが、中でも番組でもかけさせてもらった「ドバイ」とか。最高。個人的にあの曲を楽しむ最大のポイントはエレキ・シタールを使ったアレンジかなぁと思ってます。ということで、今回のプレイリストは、「ドバイ」にインスパイアされる形で、エレキ・シタールが効果的に使われている英米の名曲を集めてみました。まずは横山剣さんも大好きに違いないソウル・ヴォーカル・グループ、デルフォニックスが1970年に放ったヒットから。これぞシタール入りソウル・バラードの基本形です。
2. Band Of Gold / Freda Payne

続いてもソウルものですが。ある時期までは、こういうアップテンポものでもエレキ・シタールは大活躍してました。女性R&Bシンガー、フリーダ・ペインがやはり1970年に放ったヒット曲です。
3. Cry Like a Baby / The Box Tops

米南部を代表する白人ソングライター・コンビ、ダン・ペン&スプーナー・オールダムが作りボックス・トップスが歌った1968年のヒット。当時17歳だったアレックス・チルトンによる、白人少年とは思えぬ極上のブルー・アイド・ソウル感覚が聞きものです。
4. Signed, Sealed, Delivered (I'm Yours) / Stevie Wonder

若き日のスティーヴィー・ワンダーが放ったヒット。これも1970年の作品です。1970年ごろはエレキ・シタールがむちゃくちゃ旬な楽器だったってことでしょう。「涙をとどけて」という邦題でおなじみ。
5. Hooked On a Feeling / B.J. Thomas

バート・バカラック&ハル・デヴィッド作の名曲「雨に濡れても(Raindrops Keep Fallin' on My Head)」の特大ヒットでおなじみ、B.J.トーマスがあの曲がリリースされる前年、1968年に放ったスマッシュ・ヒット。素晴らしいスワンプ・ポップです。
6. Have You Seen Her? / The Chi-Lites

シカゴのR&Bヴォーカル・グループ、シャイ・ライツが1971年にリリースした名曲。グループ名は“シカゴの灯り”という意味。読み方がよくわからなかったころ、日本では彼らのことを“チ・ライツ”とか表記していたことも。
7. Games People Play / Joe South

どうやら黒人のソウルものだと1970年ごろ、白人のブルー・アイド・ソウル〜スワンプ・ポップものだと1968年ごろがエレキ・シタール全盛期って感じみたい。これも、セッション・ギタリストやソングライターとしてもおなじみの白人ミュージシャン、ジョー・サウスが1968年に放った特大ヒットです。
8. Green Tambourine / The Lemon Pipers

1967年暮れから1968年にかけて大ヒットした、ちょっとサイケなロック・ナンバー。けっしてこの曲がエレキ・シタールを使ったポップ・チューンの元祖というわけではないものの、この曲が大当たりしたことでエレキ・シタールの存在が一気に旬なものになったと言われています。
9. Every Time You Go Away / Paul Young

番組の中で横山剣さんが“なんとか&なんとか”と言っていたダリル・ホール&ジョン・オーツが1980年に発表した名曲。とはいえ、実はホール&オーツによるオリジナル・ヴァージョンにはエレキ・シタールは入っていなくて、入っているのは1985年に英国のブルー・アイド・ソウル・シンガー、ポール・ヤングがカヴァーしたこちらのヴァージョンでした。
10. Turn-Down Day / The Cyrkle

今回セレクトした曲の中ではいちばん古い、1966年のヒット。ビートルズのマネージャーをつとめていたブライアン・エプスタインに見出され、ジョン・レノンがバンド名の名付け親となった米国のバンド、サークルによるものです。
11. You'll Think of Me / Elvis Presley

1969年、エルヴィス・プレスリーがシングル「サスピシャス・マインド」のB面に収めてリリースしたナンバー。名セッション・ギタリスト、レジー・ヤングがエレキ・シタールをプレイしております。
12. You Are Everything / The Stylistics

ラストはシタール入りソウル・バラードの決定版、スタイリスティックスによる1971年のこのヒットで締めくくりましょう。

解説:萩原健太

横山剣(クレイジーケンバンド)さんをゲストに迎えて(その1)

●萩原健太プロフィール
萩原健太(はぎわら・けんた)。1956年生まれ。 早稲田大学法学部卒。 早川書房に入社後、 フリーに。 TBS系『三宅裕司のいかすバンド天国』(’89~’90年)の審査員として出演。 テレビ朝日系『タモリ倶楽部』の「空耳アワード」(’93年~)審査員も担当。 また、 音楽評論の傍ら、 音楽プロデュース、 コンサート演出、 作曲等も手がける。 主なプロデュース作品に米米CLUB『Go Funk』『米米CLUB』、 山崎まさよし『HOME』、 憂歌団『知ってるかい!?』、 鈴木雅之『ファンキー・フラッグ』など。 また、 自らもギタリストとして多くのユニット楽曲にも参加している。

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第267回 萩原健太のotonanoラジオ#149

2022/08/09 公開

GLIM SPANKY(松尾レミさん、亀本寛貴さん)をゲストに迎えて(その2)

今週のオンエア曲

GLIM SPANKY(松尾レミさん、亀本寛貴さん)をゲストに迎えて(その2)

1.

Papooz

None Of This Matters Now

『None Of This Matters Now』

GLIM SPANKY(松尾レミさん、亀本寛貴さん)をゲストに迎えて(その2)

2.

Harry Styles

Carolina

『Harry Styles』

GLIM SPANKY(松尾レミさん、亀本寛貴さん)をゲストに迎えて(その2)

3.

The Black Keys

Wild Child

『Dropout Boogie』

GLIM SPANKY(松尾レミさん、亀本寛貴さん)をゲストに迎えて(その2)

4.

Imagine Dragons & J.I.D

Enemy

『Arcane League Of Legends (Soundtrack From The Animated Series)』

GLIM SPANKY(松尾レミさん、亀本寛貴さん)をゲストに迎えて(その2)

5.

The Courettes

Hop The Twig

『Back In Mono』

GLIM SPANKY(松尾レミさん、亀本寛貴さん)をゲストに迎えて(その2)

6.

Larkin Poe

She's A Self Made Man

『Self Made Man』

GLIM SPANKY(松尾レミさん、亀本寛貴さん)をゲストに迎えて(その2)

7.

GLIM SPANKY

It's A Sunny Day

『Into The Time Hole』

萩原健太 選曲|otonanoラジオ プレイリスト#149

『All I Ask~ラスピーでグリッティな女性ヴォーカル集』

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1. I Hate Myself for Loving You / Joan Jett & the Blackhearts

グリム・スパンキーとどっぷり音楽談義を交わした今週の「otonanoラジオ」、お楽しみいただけましたか。グリム・スパンキーといえば、魅力はたくさんあるわけですが。中でもやはり松尾レミさんの歌声、これがでかいです。彼女のちょっとしゃがれた、ハスキーなヴォーカルは一度耳にしたら忘れられない魅力を放っています。英語で言うと“ラスピー”というか“グリッティ”というか“クローキー”というか、そんな感じの歌声。なので、今回のプレイリストは松尾レミさんの歌声から連想した、ラスピーでグリッティな女性ヴォーカル特集。まずは日本でも人気の高いロック姐さん、ジョーン・ジェットの歌声から。1988年のヒット・シングルです。
2. Here She Comes / Bonnie Tyler

英ウェールズ出身のボニー・タイラーは、しゃがれ声女性ロック・シンガーの代表格。日本では「ヒーロー」のヒットで超おなじみですが、同じ1984年に放ったこちらのヒットも味わい深いです。あまりヒットチャート上位に食い込まなかったものの、グラミーにノミネートされた代表曲のひとつ。
3. I Try / Macy Gray

2016年にジャスミン・トンプソンがカヴァーしたヴァージョンでご存じの方が多いかも。でも、オリジナルはこちら。ユニークな歌声でおなじみのR&Bシンガー、メイシー・グレイが1999年にリリースした名曲です。
4. Piece of My Heart / Big Brother & The Holding Company (feat. Janis Joplin)

グリム・スパンキーがカヴァーした「ムーヴ・オーヴァー」のオリジナル・シンガー、ジャニス・ジョプリンがソロ・デビューする前に在籍していたバンド、ビッグ・ブラザー&ザ・ホールディング・カンパニーが1968年にリリースしたアルバム『チープ・スリル』より。かのアレサ・フランクリンのお姉さま、アーマ・フランクリンが1967年にリリースした楽曲のカヴァーです。
5. Last Kiss Goodbye / Haley Reinhart

テレビの人気オーディション番組『アメリカン・アイドル』のシーズン10で3位となり注目を集めたヘイリー・ラインハートも、なかなかに印象的な歌声の女性シンガー。彼女が2018年にリリースしたナンバーを。全米ジャズ・チャート15位にランクした佳曲です。
6. I'm the Only One / Melissa Etheridge

1986年デビュー。LGBTQであることをカミングアウトしたり、体外受精で子供を授かったり、乳がんを克服したり、世に渦巻く様々な偏見や障害とポジティヴに闘い続け、タイム誌が選ぶ「世界でもっとも影響力のある100人」の1人に選ばれるなど、音楽だけにとどまらない存在感を発揮しているメリッサ・エスリッジ。本曲は1993年のヒットです。
7. Talk to Me / Stevie Nicks

フリートウッド・マックのフロントをつとめる妖艶な歌姫、スティーヴィー・ニックス。バンド名義、ソロ名義、合わせて代表曲の多い人ですが、今回は1985年のこのソロ・ヒットを。
8. Mississippi Delta / Bobbie Gentry

1960年代後半、カントリー系のフィールドから登場したボビー・ジェントリーですが。そのソウルフルな歌声にはスワンプ・ロック的な魅力が横溢。「ビリー・ジョーの唄(Ode to Billie Joe)」という曲が最大のヒットですが、そのシングルB面に収められていたこっちの曲のファンキーな歌声のほうがぼくは個人的に好きです。かっちょええです。
9. I Don't Know My Name / Grace VanderWaal

テレビのオーデション番組『アメリカズ・ゴット・タレント』のシーズン11に、弱冠12歳でウクレレ抱えて登場し、見事優勝をかっさらったグレイス・ヴァンダーウォール。その番組でも披露して審査員をぶったまげさせたオリジナル曲を。2016年のパフォーマンスです。
10. If You Can't Give Me Love / Suzi Quatro

ジョーン・ジェットも大尊敬する元祖・女性ロックンローラー、スージー・クアトロ。先日、日本でもドキュメンタリー映画『スージー・Q』が公開されて大いに話題を呼んだばかりですが。この人の歌声もいい感じにしゃがれていて、ワイルドで、でもどこかキュートで。たまりません。1978年のキャッチーなヒット・チューンをどうぞ。
11. Black Velvet / Alannah Myles

カナダのシンガー・ソングライター、アランナ・マイルズの歌声もかっこいい。1989年のファースト・アルバムからシングル・カットされ全米1位に輝いたこの代表曲を。
12. All I Ask / Adele

で、ラストは泣く子も黙るアデルさん。彼女が過去リリースした全作品中、ぼくが個人的にいちばん好きなのがこのブルーノ・マーズ作の1曲です。絞り出すように放たれるアデルの歌声が胸にしみます。

解説:萩原健太

GLIM SPANKY(松尾レミさん、亀本寛貴さん)をゲストに迎えて(その2)

●萩原健太プロフィール
萩原健太(はぎわら・けんた)。1956年生まれ。 早稲田大学法学部卒。 早川書房に入社後、 フリーに。 TBS系『三宅裕司のいかすバンド天国』(’89~’90年)の審査員として出演。 テレビ朝日系『タモリ倶楽部』の「空耳アワード」(’93年~)審査員も担当。 また、 音楽評論の傍ら、 音楽プロデュース、 コンサート演出、 作曲等も手がける。 主なプロデュース作品に米米CLUB『Go Funk』『米米CLUB』、 山崎まさよし『HOME』、 憂歌団『知ってるかい!?』、 鈴木雅之『ファンキー・フラッグ』など。 また、 自らもギタリストとして多くのユニット楽曲にも参加している。

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第266回 萩原健太のotonanoラジオ#148

2022/08/02 公開

GLIM SPANKY(松尾レミさん、亀本寛貴さん)をゲストに迎えて(その1)

今週のオンエア曲

GLIM SPANKY(松尾レミさん、亀本寛貴さん)をゲストに迎えて(その1)

1.

GLIM SPANKY

シグナルはいらない

『Into The Time Hole』

GLIM SPANKY(松尾レミさん、亀本寛貴さん)をゲストに迎えて(その1)

2.

GLIM SPANKY

Sugar/Plum/Fairy

『Into The Time Hole』

GLIM SPANKY(松尾レミさん、亀本寛貴さん)をゲストに迎えて(その1)

3.

GLIM SPANKY

形ないもの

『Into The Time Hole』

萩原健太 選曲|otonanoラジオ プレイリスト#148

『アコースティック・ギターが印象的に使われているGLIM SPANKY演奏集』

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1. Looking For The Magic / GLIM SPANKY

グリム・スパンキーの二人をお迎えした『otonanoラジオ』。今週は新作アルバム『Into The Time Hole』の話題を中心にお届けしました。すごく成長が見られる1枚。わたくしハギワラ的には特に、番組でもオンエアした「形あるもの」や「Sugar/Plum/Fairy」のように、アコースティック・ギターの使い方が格段に巧みになった曲が多くなって、素敵だなと思っているわけですが。そんなわけで、今回のプレイリスト、グリム・スパンキーの過去作の中からアコギが印象的に使われている楽曲を12曲集めて構成してみました。エレキでぐいぐいサイケ&ハードにキメるグリム・スパンキーもいいけれど、アコギを巧みに使いこなすグリム・スパンキーもかっこいい。てことで、まずは2018年のアルバム『Looking for the Magic』から、そのタイトル・チューンを。
2. BOYS & GIRLS / GLIM SPANKY

この曲、どっちかというとエレキのリフが印象に残る1曲かもしれないけれど、実はバックでがしがしカッティングしているアコースティック・ギターが全体の音像を決定づけている気がして。アガります。2016年のEP『ワイルド・サイドを行け』より。
3. こんな夜更けは / GLIM SPANKY

2020年のアルバム『Walking On Fire』より。今どきっぽいアコギのアルペジオと打ち込みとをミックスしたグリム・スパンキーの新境地って感じ?
4. 白昼夢 / GLIM SPANKY

2017年のアルバム『BIZARRE CARNIVAL』より。360度/VR映像で配信されたビデオクリップも印象的でした。
5. 夜風の街 / GLIM SPANKY

2013年、インディーズからリリースされたEP『MUSIC FREAK』に収録されていた初期人気曲。
6. By Myself Again / GLIM SPANKY

これも2020年の『Walking On Fire Rock』より。カントリー・ロック〜シンガー・ソングライター・テイストの1曲でした。
7. Hello Sunshine / GLIM SPANKY

2018年のアルバム『Looking for the Magic』より。グリム・スパンキーのさわやか&ポジティヴ路線。
8. さよなら僕の町 / GLIM SPANKY

2015年のファースト・アルバム『SUNRISE JOURNEY』より。4人組バンドだったグリム・スパンキーが2人組として再スタートするにあたって、自分たちの原点を見直そうと、故郷の母校に帰って美術室で二人だけで一発録りレコーディングしたという決意の1曲。
9. 太陽を目指せ / GLIM SPANKY

2016年のEP『ワイルド・サイドを行け』より。ものすごく前向きな眼差しがまぶしくて、くらくらします。
10. 話をしよう / GLIM SPANKY

2016年のセカンド・アルバム『Next One』の収録曲。いろいろなコミュニケーション・ブレイクダウンが取り沙汰されることが多い昨今、最後の“ねぇ、話をしよう”という1行がぐっと胸にしみます。
11. AM 06:30 / GLIM SPANKY

2020年の傑作『Walking On Fire Rock』からもう1曲。松尾さん目線のちょっとファンタジックな朝の情景。
12. ひこうき雲 / GLIM SPANKY

「ウイスキーがお好きでしょ」「スローなブギにしてくれ」など名曲のカヴァーも積極的にこなすグリム・スパンキー。ということで、アコースティック・ギターを使ったカヴァーとしてこの曲を。2014年のEP『焦燥』に収められていた荒井由実作品です。

解説:萩原健太

GLIM SPANKY(松尾レミさん、亀本寛貴さん)をゲストに迎えて(その1)

●萩原健太プロフィール
萩原健太(はぎわら・けんた)。1956年生まれ。 早稲田大学法学部卒。 早川書房に入社後、 フリーに。 TBS系『三宅裕司のいかすバンド天国』(’89~’90年)の審査員として出演。 テレビ朝日系『タモリ倶楽部』の「空耳アワード」(’93年~)審査員も担当。 また、 音楽評論の傍ら、 音楽プロデュース、 コンサート演出、 作曲等も手がける。 主なプロデュース作品に米米CLUB『Go Funk』『米米CLUB』、 山崎まさよし『HOME』、 憂歌団『知ってるかい!?』、 鈴木雅之『ファンキー・フラッグ』など。 また、 自らもギタリストとして多くのユニット楽曲にも参加している。

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