前回、200回が更新された本番組、201回目を迎えて、また新たなページが開いた。人生にはそれぞれ節目があり、歳を重ねるごとにその節目は増えていったのだが、さすがに最近では減っている。そんな中、自分が関わる仕事で節目を迎えられるのは、本当に幸せだ。
   1970年代の和ジャズを聴きながら、トークをするのがこの番組の趣旨だったが、このところ今、活躍している若手ミュージシャンのゲスト回も増えて充実してきた。やはり、生のアーティストはエネルギッシュだ。その流れで自分自身もライヴに足を運ぶことも多くなった。新しい日本のジャズの流れも今後の楽しみだ。元気なアーティストたちをスタジオに呼んで、ますますエネルギッシュな番組になれたらなぁ、と思いを新たにしている。

text & cut by Kozo Watanabe