アーカイヴ配信スペシャル 伊藤銀次のPOP FILE RETURNS

第105回「The東南西北」特集その2~絵画と音楽のコラボレーション編~
ゲスト:久保田洋司
2015/05/08 配信

放送後記 from 能地祐子  先週に引き続き、久保田洋司さんをお迎えしての第105回。“今日の銀次さんはなんとなくいつもよりリラックスしていません?”という久保田さんに、“久保田くんは年上の人をくつろがせる何かがあるんだよねぇ”と銀次さん。ほんと、そうなんですよ。昔から久保田さんがあらわれると、どんなにピリピリした現場でも、その場の空気がふっとやわらかくなるんです。不思議。この番組、忙しい朝の通勤時や、夜のおやすみ前に聴いてくださっている方も多いと思いますが。今回は、そんな久保田マジックの心地よい空気や、銀次さんとの絶妙の会話リズムも皆さまの疲れを癒やしてくれることでしょう。

 さて。今回は最近の久保田さんの活動のお話を中心に。デビュー30周年The東南西北のお話に始まり、5月16日と開催がせまってきた銀次さんと画家小峰倫明さんとのユニット“えとうた”の直前情報(?)、西本明さんを始めとする“ハートランド・レジェンズ”と杉未来さんがバックを務める(!)ソロ・プロジェクトのこと……などなど。お話は尽きませんでした。またぜひ、おかわり登場をお願いしたいですね。もちろん、今回もスペシャル・ライブ・セッションがありますよ。なんと、この収録で初めて一緒に演るという曲を聴かせてくださいました。激レア音源です、お聴き逃しなく。

 《銀次のオススメ》では“東京”をテーマにした曲ばかりを集めた2枚組J-POPコンピレーションをご紹介しました。大阪出身の銀次さんと広島出身の久保田さんが“東京”ソングについて語ってくださったのも面白かったです。CDショップに行くとたくさん色々なコンピ盤がありすぎて、なかなかじっくり手にとって検討する機会も少ないかもしれませんが。こうして番組でご紹介することで、今まで聴いたことがなかった音楽や、もういちど聴いてみたい曲との出会いのきっかけが出来たらいいなぁと願っております。

 番組では、皆さまからのメッセージをお待ちしております。ご意見、お聞きになってのご感想、こんなゲストを呼んでほしいというリクエストなどなど、何でもけっこうです。よろしくお願いします。みなさまの声が銀次さん、スタッフ一同の励みになります! このページのメッセージフォームからお送りいただけると幸いです。前回、佐橋佳幸さんの回も大好評で「おかわり希望!」のメッセージたくさんいただいております。今回のご感想や「おかわり」リクエストもどしどしお寄せください!

 次回は、久々の洋楽特集。4月に通販限定で発売されたばかりの10枚組豪華ボックス『ELVIS! ELVIS! ELVIS!』の発売を記念して、キング・オブ・ロックンロール=エルヴィス・プレスリーの魅力をたっぷりご紹介します。ゲストは萩原健太さん。いやぁ、個人的になんですが、今回ばかりは銀次さんに笑われながら、ヘンな汗だらだらの収録となりました(笑)。でも、銀次&健太といえば懐かしのイカ天審査員コンビ。ひさびさ、盛り上がりましたよ! エルヴィスをこよなく愛する久保田さんも「わ!絶対に聴きます」と楽しみにしてくださっている模様。どうぞお楽しみに!

●次回予告 2015年5月15日更新予定
第106回「エルヴィス・プレスリー」特集その1
~生誕80年その偉大なる音楽の足跡編~
ゲスト:音楽評論家 萩原健太さん

出演者プロフィール

伊藤銀次
伊藤銀次(いとう ぎんじ)
1972年、バンド"ごまのはえ"でプロ・デビュー。プロデュース依頼が切っ掛けで大瀧詠一と出会い、はっぴいえんどの解散コンサートに"ココナツ・バンク"として出演するが、ほどなく解散。その後一時期、"シュガー・ベイブ"に在籍し、名曲「DownTown」を山下達郎と共作、また大滝詠一、山下達郎と共に『Niagara Triangle Vol.1』に参加。1977年に初のソロ・アルバム『Deadly Drive』をリリース。その後はアレンジャー/プロデューサーとして沢田研二、アンルイスなど数々のアーティストを手掛ける傍ら、佐野元春のバンド"The Heartland"のギタリストとしても活動。
ソロ・アーティストとして『Baby Blue』『Sugar Boy Blues』『GET HAPPY』『LOVE PARADE』等を発表。1990年代以降はプロデューサーとして手掛けたウルフルズが大ヒットを記録。2007年からは、「I STAND ALONE」という弾き語りライヴを各地で開催し好評を得る。また杉真理らとの"マイルドヘヴン"や、L⇔Rの黒沢秀樹との"uncle-jam"など新たなバンド/ユニット活動も開始。
そしてデビュー40周年を迎えた2012年、ベスト・アルバム 『伊藤銀次 GOLDEN☆BEST~40th Anniversary Edition~』をリリース!
オフィシャルブログ:「SUNDAY GINJI」
RIO
RIO(リオ)
1974年 三重県生まれ4人姉妹の末っ子
1983年 小学校3年生の時、お絵描き教室の先生にANDY WARHOLの作品集を見せてもらい衝撃を受ける。
1989年 中学校を卒業し、ようやく念願のアメリカへ単身渡る。
1992年 The Cambridge school of Westonを卒業。
東海岸の芸術大学への奨学金制度をもらうが、寒さのあまりカリフォルニアへ。
西海岸カリフォルニア、サンフランシスコのThe Academy of Art college入学
1994年 大学を修了 / オーストラリアへ
1995年 帰国し大阪で輸入の仕事や営業ウーマンを経験
1998年 アルバイトをしながらバンドを組み、ライブをやっていた時にラジオ関係者に声をかけられラジオの世界へ。
大阪を中心に名古屋のZIP-FM、JFN全国ネットなど、FMラジオのDJやMCとして順調に活動していたが
2014年 大阪を離れ、上京。
現在は画家の活動を中心にラジオの番組も続けている。
ラジオDJやMCなどメディアの仕事ではRIOとして活動。
画家としてはRIO UMEZAWAとして活動。
Rio Umezawa Official Web Site
--アーカイブ配信 パーソナリティ紹介--
土橋一夫(どばし かずお)
テイチク等を経て(有)シャイグランス代表となり『Groovin'』を創刊、また"Surf's Up Design"を設立しアート・ディレクターとしてジャケットや書籍等を多数手掛ける。ディレクターとしては杉真理、村田和人、玉城ちはる等の新作、細野晴臣、伊藤銀次、杉真理、須藤薫、村田和人、フィル・スペクター関連やA&M等の再発を担当。著書に『ジャケガイノススメ』、編・監修書に『ザ・ビーチ・ボーイズ・ダイアリー』等がある。K-MIX「ようこそ夢街名曲堂へ!」のパーソナリティ/構成を担当中。FLY HIGH RECORDS主宰。
能地祐子(のうじ ゆうこ)
東京生まれ。大学時代から音楽ライターの仕事を始め、現在に至る。音楽誌を中心に、ロックからJ-POP、アイドル歌謡までジャンル問わず評論、紹介記事を執筆中。音楽以外の趣味は、野球観戦。

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