放送後記 from 土橋一夫
「POP FILE RETURNS」第2回放送、お楽しみ頂けましたか?
この番組は、伊藤銀次さんがずっと見られてきた日本の音楽シーンと、当時海外の音楽などから受けた影響を、タイムリーにその場におられた方だからこその体験談として披露して頂く、というのが基本的な姿勢になっています。
私たちのような後追いの世代からすれば、例えば後に色々な方々が書かれた文章などを通じて当時のシーンを推測する、ということが多いと思うのですが、そこはやはり「百聞は一見にしかず」的なもので、銀次さんのような「語り部」にご登場願い、本当のことをご自身の言葉を使って個人の視点から喋って頂くということが、何よりもリアリティをもって皆さんに伝わる、そんなことを改めて感じたのが今回の放送でした
特に1973年9月21日に行われた「CITY -LAST TIME AROUND-」の内幕や、布谷文夫さんのこと、そしてシュガー・ベイブ周辺の裏話など、貴重なお話をたくさん聞くことが出来ました。
「POP FILE RETURNS」では皆様からのご意見やご要望もお待ちしております。
銀次さんも必ず目を通しますので、是非番組ホームページの「投稿フォーム」からお寄せ下さい。
それでは第3回目の放送をどうぞお楽しみに。