第8回「真っ赤なビキニのサンタクロース/NIAGARA TRIANGLE Vol.2」放送後記 from 土橋一夫
「POP FILE RETURNS」第8回放送、お楽しみ頂けましたか?
今回の放送は「真っ赤なビキニのサンタクロース」の話はそこそこに、ちょっと本筋から脱線しまして、1982年当時の状況を振り返って、アルバム『BABY BLUE』のレコーディングをはじめとする銀次さんのソロ活動と、佐野元春さんのツアーと『SOMEDAY』周辺、そして『NIAGARA TRIANGLE Vol.2』が同時進行していたというお話をご披露頂きました。
特に『NIAGARA TRIANGLE Vol.2』構想が生まれた当時のエピソードや、レコーディング過程でのやりとりのお話は、すごく興味深いものだったと思います。
ファンの間では既に有名ですが、「彼女はデリケート」のエンディングがフェイド・アウトからカット・アウトに変更された話は、何度聞いても面白いエピソードですし、銀次さんの発言通り、『NIAGARA TRIANGLE Vol.2』をロック・アルバムとして捉えると、この変更の意味はさらにハッキリしてくると思います。
さらに『NIAGARA TRIANGLE Vol.2』を通じて佐野さんに伝わったものなどについての分析は、銀次さんならではのものでした。
そして今回、特別に佐野元春さんの1983年3月18日の中野サンプラザでのライヴから、珍しい音源もお届けしました。
さて「POP FILE RETURNS」では皆様からのご意見やご要望もお待ちしております。
銀次さんも必ず目を通しますので、是非番組ホームページの「投稿フォーム」からお寄せ下さい。
それでは第9回目の放送をどうぞお楽しみに。
●次回予告
2016年2月5日更新予定
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