第16回「ディズニー・ガール」放送後記 from 土橋一夫
「POP FILE RETURNS」第16回放送、お楽しみ頂けましたか?
今回は当時のライヴでの思い出話を中心にお届け致しました。
特に番組前半のライヴの話、中でも舞台の緞帳が上がるとそこに銀次さんが檻の中に入った状態で登場するライヴのオープニングの話は、かなりお楽しみ頂けたのではないかと思います。
こういったライヴの演出を考えつくのも、さすがに銀次さんですね。
実現しなかった、櫓を組んで盆踊りしながら民謡調に「Tappin' And Clappin'」を歌うという企画も、ナイアガラの直系と思わせるものでした。
人を喜ばせることが大好きな銀次さんらしいエピソードですね。
そして西洋と日本の音楽ルーツについて、日本にも音楽的ルーツがありながらそれをポップ化できなかった、という流れについての銀次さんオリジナルの解釈も、すごく興味深いモノでした。
是非檻の中に入って登場する銀次さんのライヴを当時ご覧になられた方、いらっしゃいましたら番組宛でメールを頂けると嬉しいです。
「出前、まだですか?」「チョット・マッテ・クダサイ」や、回文のお話も、楽しかったですね。そして作詞家とのお話、特に詞先の作品に良い曲が多い、という話も銀次さんらしいものでした。
これを聞いていると、現在の音楽シーンにも是非生かして欲しいヒントとなることが沢山含まれているように思います。
若いミュージシャンの方々にも是非この放送を聞いていただけたらな、と思います。
さて「POP FILE RETURNS」では皆様からのご意見やご要望もお待ちしております。
銀次さんも必ず目を通しますので、是非番組ホームページの「投稿フォーム」からお寄せ下さい。
それから、先日から番組内でアナウンスしておりますが、過去の放送の再配信についてもご意見をお送り頂けたら嬉しいです。
それでは第17回目の放送をどうぞお楽しみに。
●次回予告
2016年3月4日更新予定
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