アーカイヴ配信スペシャル 伊藤銀次のPOP FILE RETURNS

第29回「ウキウキWATCHING」特集~「シャボン玉ホリデー」みたいな曲はどうでしょう?編~
2013/11/08 配信

第29回「ウキウキWATCHING」放送後記 from 土橋一夫

「POP FILE RETURNS」第29回放送、お楽しみ頂けましたか?

今回は前回に引き続き1985年9月リリースのアルバム『Person To Person』のお話をお届けする予定でしたが、この番組の収録日(10月24日)朝に発売された「デイリースポーツ」に、来年3月で終了するフジテレビ系の人気番組「笑っていいとも!」のテーマ・ソングである「ウキウキWATCHING」に関する銀次さんのインタヴューが掲載され、それを受けて昼前にはYAHOO!でこの記事のことが配信され、しかもトップ項目に掲載されたために検索ワードで「伊藤銀次」が急上昇、ということで話題になっていたため、スタジオに着いてから銀次さん、スタッフも含めて話し合い、急遽予定を変更して「ウキウキWATCHING」特集を放送することになりました。

ここに内容を書いてしまいますとネタばらしになってしまいますので敢えて多くは触れませんが、報道の通り本当に20分でこの曲ができたのか、そして番組からこのテーマ曲を依頼された経緯について、番組プロデューサーの横澤さんやタモリさんとの繋がりなど、できる限りエピソードを詰め込んでお送り致しました。

まずは本編をお聞き下さい。なお皆様ご存知とは思いますが、この曲のオリジナルはいいとも青年隊によって1982年にシングル・リリースされ、昨年リリースされた『伊藤銀次 GOLDEN☆BEST~40th Anniversary Edition~』に初めて、作曲者である銀次さんによるセルフ・カヴァー・ヴァージョン(新録)が収録されました。

さて「POP FILE RETURNS」では皆様からのご意見やご要望もお待ちしております。

是非番組ホームページの「投稿フォーム」からお寄せ下さい。

それから過去の放送の再配信も期間限定ですがスタートしておりますので、是非チェックしてみて下さい。

また併せて、過去の放送の再送信もお楽しみ頂けると嬉しいです。

それでは第30回目の放送をどうぞお楽しみに。次回は『Person To Person』のお話に戻ります。

出演者プロフィール

伊藤銀次
伊藤銀次(いとう ぎんじ)
1972年、バンド"ごまのはえ"でプロ・デビュー。プロデュース依頼が切っ掛けで大瀧詠一と出会い、はっぴいえんどの解散コンサートに"ココナツ・バンク"として出演するが、ほどなく解散。その後一時期、"シュガー・ベイブ"に在籍し、名曲「DownTown」を山下達郎と共作、また大滝詠一、山下達郎と共に『Niagara Triangle Vol.1』に参加。1977年に初のソロ・アルバム『Deadly Drive』をリリース。その後はアレンジャー/プロデューサーとして沢田研二、アンルイスなど数々のアーティストを手掛ける傍ら、佐野元春のバンド"The Heartland"のギタリストとしても活動。
ソロ・アーティストとして『Baby Blue』『Sugar Boy Blues』『GET HAPPY』『LOVE PARADE』等を発表。1990年代以降はプロデューサーとして手掛けたウルフルズが大ヒットを記録。2007年からは、「I STAND ALONE」という弾き語りライヴを各地で開催し好評を得る。また杉真理らとの"マイルドヘヴン"や、L⇔Rの黒沢秀樹との"uncle-jam"など新たなバンド/ユニット活動も開始。
そしてデビュー40周年を迎えた2012年、ベスト・アルバム 『伊藤銀次 GOLDEN☆BEST~40th Anniversary Edition~』をリリース!
オフィシャルブログ:「SUNDAY GINJI」
RIO
RIO(リオ)
1974年 三重県生まれ4人姉妹の末っ子
1983年 小学校3年生の時、お絵描き教室の先生にANDY WARHOLの作品集を見せてもらい衝撃を受ける。
1989年 中学校を卒業し、ようやく念願のアメリカへ単身渡る。
1992年 The Cambridge school of Westonを卒業。
東海岸の芸術大学への奨学金制度をもらうが、寒さのあまりカリフォルニアへ。
西海岸カリフォルニア、サンフランシスコのThe Academy of Art college入学
1994年 大学を修了 / オーストラリアへ
1995年 帰国し大阪で輸入の仕事や営業ウーマンを経験
1998年 アルバイトをしながらバンドを組み、ライブをやっていた時にラジオ関係者に声をかけられラジオの世界へ。
大阪を中心に名古屋のZIP-FM、JFN全国ネットなど、FMラジオのDJやMCとして順調に活動していたが
2014年 大阪を離れ、上京。
現在は画家の活動を中心にラジオの番組も続けている。
ラジオDJやMCなどメディアの仕事ではRIOとして活動。
画家としてはRIO UMEZAWAとして活動。
Rio Umezawa Official Web Site
--アーカイブ配信 パーソナリティ紹介--
土橋一夫(どばし かずお)
テイチク等を経て(有)シャイグランス代表となり『Groovin'』を創刊、また"Surf's Up Design"を設立しアート・ディレクターとしてジャケットや書籍等を多数手掛ける。ディレクターとしては杉真理、村田和人、玉城ちはる等の新作、細野晴臣、伊藤銀次、杉真理、須藤薫、村田和人、フィル・スペクター関連やA&M等の再発を担当。著書に『ジャケガイノススメ』、編・監修書に『ザ・ビーチ・ボーイズ・ダイアリー』等がある。K-MIX「ようこそ夢街名曲堂へ!」のパーソナリティ/構成を担当中。FLY HIGH RECORDS主宰。
能地祐子(のうじ ゆうこ)
東京生まれ。大学時代から音楽ライターの仕事を始め、現在に至る。音楽誌を中心に、ロックからJ-POP、アイドル歌謡までジャンル問わず評論、紹介記事を執筆中。音楽以外の趣味は、野球観戦。

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