第56回「uncle-jam」特集 放送後記 from 土橋一夫
「POP FILE RETURNS」第56回放送、お楽しみ頂けましたか?
今回も引き続き『GOLDEN☆BEST』にボーナス・トラックとして収録されましたuncle-jamについてのお話をお送り致しました。
前回は結成前後のエピソードを中心にお送りしましたが、まず今回はuncle-jamのキーワードであるパブ・ロックの代表的ナンバー、ニック・ロウの「Cruel To Be Kind」の銀次さんによるスタジオ・ライヴからスタート!これは嬉しい!というファンの方も多いと思います。
まさにこの番組ならではですね。
ちなみに番組の中で触れたニック・ロウが作った「Bay City Rollers We Love You(憧れのベイ・シティ・ローラーズ)」という曲は1975年にタータン・ホードという変名でリリースされたシングルで、当時大人気だったベイ・シティ・ローラーズのサウンド・エッセンスを散りばめたある種のパロディ的ナンバーでした。
この辺りを聴くと、ニック・ロウと銀次さんのポップな共通点を見い出せると思います。
そして今回の放送で遂にuncle-jamが4人編成のバンドになったという正式発表が!これまでサポートとして加わっていた杉真理さんの息子である杉未来さん(Ds)、そして杉さんのバンド、ザ・ドリーマーズのベーシストでもある藤田哲也さんを加えたバンドとして、これからは活動していくことになりました。
杉未来さんや藤田哲也さんとのエピソードも、まさにお二人の人柄が出ていて楽しいものでした。
さらに昨年10月、東京・青梅のライヴ・ハウスW-Pointでのuncle-jamのライヴに大瀧詠一さんが訪ねて来られたときのエピソードも…。年齢を超えて楽しめる音楽の素晴らしさを、今回も実感することが出来た楽しい放送でした。
さてこの番組は『GOLDEN☆BEST』の収録曲に則ってお話を進めて参りましたが、これからは皆さんのアイディアを元にしての特集も考えて行きます。
「POP FILE RETURNS」は、リスナーの皆様からのリクエストやお便りで成り立っております。
皆様からのご意見やご要望、採り上げて欲しい内容、ゲストのアイディアなどをお待ちしておりますので、是非番組ホームページの「投稿フォーム」からお寄せ下さい。
どうぞメールでご参加下さい!また過去の放送の再配信も期間限定ですがスタートしておりますので、是非チェックしてみて下さい(スマートフォンにも対応しております)。
それでは第57回の放送をどうぞお楽しみに。